-本作に収録されている車両の特筆すべき特徴・仕様を解説するページです。 あくまで''ゲームシステム''としての特徴を載せるだけであり、自動車用語全般について解説する訳ではありません。 ''編集する場合、用語の解説をし過ぎてシステムの説明が御座なりにならないよう注意してください。'' 自動車用語については[[GT6 用語集]]を参考にしてください。なお、紹介されている車両はあくまでも一部です。 //数が多いので「プレムアムカー相当の車を5〜6台ほどピックアップして載せるにとどめよう」との意見あり ---- #contents ---- *リトラクタブル・ヘッドライト [#o894ac88] #ref(リトラクタブル・ヘッドライト2.jpg,nolink) 写真はトヨタ [[2000GT>2000GT '67]] -解説 --一言で言えば「可動式ヘッドライト」である。消灯時はボンネット内部に格納され、点灯時のみ外部に展開される構造を持っている。 他に似たような可動式ヘッドライトの例として、ランボルギーニ・ミウラの「ポップアップ式ヘッドランプ」がある。 かつては現在より厳しいヘッドライトの位置に関する規制をクリアしつつ、車体前部の高さを下げる目的で、スポーツカーやスーパーカーに採用例が多かった。 --現在リトラクタブル・ヘッドライトは、部品点数の増加によるコストや重量の増加などの理由により、新車市場より消滅している。 日本国内では2002年に生産終了したRX-7(FD型)が、世界的に見れば2005年にフルモデルチェンジしたコルベット(C5型)が最後である。 --以上の理由から新規開発・販売は困難だが、現在でもスタイリング面の魅力等から、本機構を装着した車両は根強い人気を持っている。 *オープンカー [#xfb59319] #ref(Z8.jpg,nolink) 写真はBMW [[Z8>Z8 '01]] -解説 --屋根が存在しない、あるいは屋根の開放が可能な車両を指す。乗用車・スポーツカー問わず数多い。ただし、F1などのフォーミュラカーは当てはまらない。 その殆どは屋根の取り外し、もしくは格納が可能な構造を持ち、布製の幌以外にもハードトップが用意されているものも数多い。 「オープンカー」は和製英語で、海外ではドロップヘッド、カブリオレ、コンバーチブル、スパイダー等と呼ばれる。 --主に趣味性が高い車に採用例が多く、また、パレードや式典等でも積極的に用いられている。 --式典などにおいては、オープン仕様の設定されていない高級セダンなどを特別に改造してオープン化する時もある。 *アクティブエアロシステム [#f4c129b5] #ref(th_富士スピードウェイ F_3.jpg,nolink) 写真はランボルギーニ [[アヴェンタドール LP 700-4>アヴェンタドール LP 700-4 '11]] -解説 --走行状態によって自動で可変するスポイラー全般の事を指す。 --ウイングの角度が、直線で高速度に達した際はダウンフォース低め、コーナリング時はダウンフォース高めの角度に自動調節される。 --詳細は[[用語集>GT6 用語集#c685c06a]]の項を参照。 **空力ブレーキシステム [#ue7fefa4] #ref(th_ハイスピードリンク _1.jpg,nolink) 写真はマクラーレン [[MP4-12C>MP4-12C '10]] -解説 --前述のアクティブエアロシステムの一種。アクティブリアウイングはグリップ力や安定性の向上を図るのが目的なのに対し、こちらは写真のように空力付加物による減速力の向上を図るのが目的である。 マクラーレン・F1のように、可変式のリアウイングをイメージする人が多いが、NASCARのルーフフラップや、ドラッグレースカーがゴールライン通過後に展開するパラシュート等もこれに含まれる。 *プラーク [#ec22982c] #ref(th_トスカーナ.jpg,nolink) 写真はフォード [[フォーカス WRC>フォーカス RS WRC 07 '08]] -解説 --プラークとは、簡単に言えば各国のラリーイベント別の標識のようなものである。主に車両のボンネット・リア・両サイド等に貼られている。 WRCは、日本なら「ラリー・ジャパン」、フィンランドなら「1000湖ラリー」、ニュージーランドなら「プロペシア・ラリー・ニュージーランド」と、名称も内容も異なる。それらのイベント別に随時プラークを変更するのである。 *ファン・システム [#b8c3474b] #ref(th_ロンダ_2.jpg,nolink) 写真はレッドブル [[X2011 プロトタイプ>レッドブル X2011 プロトタイプ]] -解説 --ファン・カーとは、車体後部に設置されたファンを用い車体底面を流れる空気を穴から『吸い上げる』事で、常時強力なダウンフォースを発生させる機能を搭載したレーシングカーの事である。 --強力なダウンフォースが得られることにより、とんでもなくコーナリングが速くなるなどの理由から、今日のレースにおいてはファンシステムの搭載は禁じられている。 詳細は[[用語集を参照。>GT6 用語集#z779bba1]] --マクラーレン F1も車体下部にファンシステムを搭載しているが、整流補助程度で本格的なファンシステムの機能は持っていない。 *ハイブリッドカー [#m71c4fd1] #ref(th_ロンダ_7.jpg,nolink) 写真はトヨタ [[プリウス>プリウス G '09]] -解説 --ハイブリッドカーとは、簡単に言えば「異なる2つ以上の動力源を持つ自動車」の事である。 GT6では「ガソリンエンジンと電動モーター双方を搭載したクルマ」という狭義の意味で用いられている。 詳しくは[[用語集を参照>GT6 用語集#jc34ee87]]のこと。 *電気自動車 [#fde0034e] #ref(太陽光発電2.jpg,nolink) 写真はテスラ[[モデルS>モデル S シグネイチャーパフォーマンス '12]] -解説 --ガソリンではなく電気をエネルギー源とし、エンジンではなくモーターを動力として走行する車両。 近年エコカーとして注目を浴びてはいるが、未だ発展途上の段階であり、幅広い普及にはまだまだ時間を要する。 充電時間・充電環境・バッテリーの寿命・短い航続距離。解決・改善すべき問題は数多い。 --[[用語集>GT6 用語集#m2b33e66]]の項も参照。 *レーシングカート [#ed8f49a6] #ref(カート.jpg,nolink) 写真はGT6オリジナルの「[[レーシングカート 125 シフター]]」 -解説 --モーターレーシング界の登竜門、レーシングドライバーの入門クラスとして位置付けられており、有名なドライバーの大半はカートの出身・経験者である。 フロントシャフトに直結したステアリング・一般的にはリアブレーキのみ・サスペンションが存在しない等、入門用らしく非常にシンプルな車体構造にされている。 競技のみならず、遊園地等で遊技・娯楽用としても親しまれており、そちらはレーシングカートと区別するために「ゴーカート」と呼ばれる。 構造上、右足がアクセルペダル、左足がブレーキペダルとハッキリ分かれているため常に左足ブレーキの状態。そのためカート出身者は左足ブレーキングに慣れているとされる。 |