|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c |>|~分類|>|>|>|~性能| |メーカー|レクサス|総排気量|4,805cc|PP|541| |国籍|日本|最高出力|560PS/8,700rpm|全長|4,505mm| |カテゴリ|ノーマルカー/スーパーカー|最大トルク|48.9kgfm/6,800rpm|全幅|1,895mm| |モデル|''高品質''|駆動形式|FR|全高|1,220mm| |ギャラリー|''対応''|吸気形式|NA|車両重量|1,480kg/48:52| |内装|再現|PWR|2.64kg/PS|TM|6速| |>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限| |ディーラー|Cr.37,500,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:不可| |プレゼント|---|チューン|>|>|ダート走行不可&br;ボンネットのみ不可| -備考:[[アクティブエアロシステム>車両の特徴#f4c129b5]]搭載 //-備考: #region(←カラーバリエーションを表示) |>|>|>|>|~カラーバリエーション| |☆''Whitest White''|''Pearl White''|''Ivory White''|''Metallic Silver''|''Steel Gray''| |''Pearl Gray''|''Slate Blue''|''Pearl Blue''|''Steel Blue''|''Lapis Lazuli''| |''Black Amethyst''|''Matte Black''|''Starlight Black''|''Black''|''Brown Stone''| |''Pearl Brown''|''Crystal Gold''|''Pearl Yellow''|''Orange''|''Sunset Orange''| |''Red''|''Pearl Red''|''Passionate Pink''|''Lavender''|''Aqua''| |''Mist Green''|''Lime Green''|''Fresh Green''|''Sky Blue''|''Moss Green''| #endregion ---- #ref(.jpg,nolink) #ref(.jpg,nolink) -↓アクティブエアロシステム:高速走行時に作動する #ref(.jpg,nolink) ---- -トヨタのプレミアムブランドであるレクサスのフラッグシップに位置するスーパーカー。 LFAとは「Lexus Future Advance」の頭文字から名づけられたコンセプトカー「LF-A」に由来し、LF-Aが実質的なプロトタイプ。 -その開発は2000年頃から始まっていた。 トヨタ自動車の社内で「究極の国産スーパーカーを作る」計画でLFAの開発がスタート。 -2005年に初めてプロトタイプである「LF-A」が発表されたが、正式にトヨタが発売を決定したのは2007年。 LF-Aの時点で基本的な部分は完成しており、基本的な物は早い段階で決定していた。 -初期のプロトタイプではオールアルミ製となっていたが、将来技術を睨んでカーボンを多用することとなった。ドライカーボンとウェットカーボンを使い分け、アルミを使用した場合より100kg以上の軽量化に成功。 サスペンションは前輪ダブルウィッシュボーン、後輪5リンク式マルチリンクを採用。リアにはアクティブリアウィングが搭載された。 20インチのBBS製鍛造アルミホイールが採用され、フロント6ポッド、リア4ポッドのアルミモノブロックキャリパーが採用された。 -搭載されたエンジンはヤマハとの共同開発で専用設計された1LR-GUE型V10エンジンの最高出力は560ps。0-100km加速を3.7秒でこなし、最高速度は325kmに達する。 LFAがV10エンジンを採用した理由は、トヨタが参戦していた当時のF1がV10エンジン(現在はV8エンジン)だったからであるとされている。 開発にあたってはヤマハ発動機は当然のこと、ヤマハ楽器も参加しており、エンジン単体だけでなくインパネの形状や材質に至るまでチューニングがほどこされ、機械的な性能だけでなくサウンドまでも拘りを持っている。[[参考リンク>http://www.yamaha.co.jp/news/2009/09102102.html]] -組み合わせられるミッションはシングルクラッチの6速セミAT「ASG」。 変速に要する時間は標準モデルで最短0.2秒、特別仕様のニュルブルクリンクパッケージでは0.15秒となっている。シフト時間は0.2秒から1.0秒までの7段階で切り替え可能。 -通常、限定生産のスーパーカーなどは一部の安全装備や安全基準をクリアしなくてもよいという規定がある。((例えばFMVSS(アメリカ連邦自動車安全基準)では年間生産1万台以下の自動車メーカーには適用されないという抜け穴がある。)) トヨタは敢えてその規定を使わず、NHTSAフルラップ56km/hリジッドバリア前面衝突試験やIIHSおよびEuroNCAPの64km/hオフセット衝突試験などをクリアさせることを選択。エンジンルームにあるアルミやカーボンの構造体によって衝撃を吸収しキャビンを一切損傷させない構造とした。 また性能を追求していくとルーフやドアに内蔵するカーテンエアバッグ、サイドエアバッグは性能向上の妨げとなることが多く、実際ほとんどのスーパーカーには搭載されていない。しかしLFAでは「スーパーカーであるなら安全についても世界トップクラスでなくてはならない」とし、シートベルトにエアバッグを内蔵したシートベルトエアバッグを開発。カーテンエアバッグよりも高い安全を確保することに成功。FMVSSの安全基準値もクリアした。 -LFAは約2年間かけ500台のみ生産、2012年12月17日に最後のLFAが完成し、生産終了となった。その生産は元町工場LFA工房で熟練工のハンドメイドによる生産となり、1日1台の生産ペースとなっていた。 その価格は3750万円と非常に高価であるが、同じくカーボンモノコックを採用している[[SLRマクラーレン>SLR マクラーレン '09]]の価格を考慮に入れれば破格ともいえる。なお、LFAの中古車の中には新車の価格を超える物まである。その後、LFAで採用された「可動式リング構造フルグラフィックメーター」は新型ISの一部グレードに採用されているなど、LFAで培われた技術は他のレクサス車に反映されている。 -2012年にはスパルタン仕様の[[ニュルパッケージ>LFA ニュルブルクリンクパッケージ '12]]が限定50台で販売。飯田章のドライブによりニュルブルクリンク北コースにおいて7分14秒64というタイムを記録した。 ---- #region(余談) -英国人気自動車番組「TopGear」の司会であるジェレミー・クラークソンが「今まで乗った車の中で一番良い」とコメントしている。 自動車という機械としていかにすごいのか興味を持たれた方は『クルマはかくして作られる4 レクサスLFAの設計と生産(著・福野礼一郎)』を一読してみる事をおすすめする。この車の凄さと、日本の物作りの素晴らしさを一部でも垣間見る事が出来るだろう。 -2013年の大晦日に日本テレビ系列で放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」の罰ゲーム内でLFAが登場し、脇阪寿一がドライブした。だが当初はLEXUS側からLFAの露出NGが出ていたが、交友関係が深いトヨタ自動車社長の豊田章男氏に全国の人達へ日本のモータースポーツを知る機会と直接交渉し今回の撮影許可を得た。因みに脇阪と普段から親交のある浜田雅功から「誰が運転してんねん!」と運転席を覗き込み脇阪の肩をパンチすると「脇阪寿一やないか」とツッコミを受ける一幕もあった。 #endregion ---- #region(レース仕様車について) -開発の一環として市販前の車両(プロトタイプのLF-Aも含む)がレース参戦したことも珍しく、2008年のニュルブルクリンク24時間レースでは、当時トヨタ自動車副社長であった豊田章男氏も「モリゾウ」名義でステアリングを握っている。 その後も毎年参戦し、10年・[[12年>GAZOO Racing トヨタ 86 #166 '12]]にはクラス優勝を獲得。2013年もトヨタ 86と共に引き続き参戦し、総合37位・クラス2位でゴールしている。 --あまり馴染みがないがLM-GTEの規定に合わせた「LFA GTE」も存在する。2014年にWECやル・マンなどに出場する予定。 #endregion ---- |