- 総排気量:2164cc
- 最高出力:460ps(506ps)/---rpm(6000rpm)
- 最大トルク:56.00kgfm(68kgfm)/---rpm(4000rpm)
- 駆動形式:FR
- 全長:---mm
- 全幅:---mm
- 全高:---mm
- 車両重量:1130kg
- 重量バランス:55対45
- 価格:Cr.19,954,400(走行距離456km)
- 価格:Cr.20,000,000(走行距離0km)
- Lv:17
- PP:574(582)
- 備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
- 備考:トランスミッションは5速
- 備考:ホイール交換可
- 備考:デフォルトでダウンフォースの調整が可能
- S15型シルビアがベースのD1GP用車両。"RS2"が示す通りHKSのシルビアとしては二代目となる。デビューは2003年の第5戦。2004年D1シリーズの第5戦まで投入され、ランキング2位を獲得した。
世界最速の痛車乗り、谷口信輝がステアリングを握った。
- 今でこそよく見られるが、ボディをぶった切ってホイールハウスを作り直す、軽量化と重量配分調整のため、ノーマルの燃料タンクを廃し、数周走れればいいとばかりの極小安全タンクで作り直すなど、ストリートの延長にあったはずのD1GPを完全にぶっ壊し、よくも悪くもD1を象徴する一台となっている。
この車が作られてしまったせいで、今後を狂わされたドライバーは多く、特にナンバーを取得できるような車で参戦していたプライベーターは勝ち目が完全になくなってしまった。逆にこの車が出来たからこそ、スピード以上に距離やアングル、白煙を重視するスタイルへと変化していった。
- 登場時の白煙出しっぱなしや速度でインパクトは強かったが、実はこの車での勝ち星は2004年オートポリスでの1勝しかない。2003年最終ラウンドでも勝ったように思えるが、追走ラウンドに入ったときにエンジンブローさせてしまい、最後に乗っていたのはスペアカーとして持ち込んでいた、前年モデルのRS1である。
- トランスミッションが6速から5速になっているのは、2003年シリーズで使っていたRS1に搭載されていた、HKSオリジナルのHパターン6速ミッションの6速部分にシーケンシャル機構を組み込んだためである。その後6速のシーケンシャルミッションも発売されたが、RS2はすでに引退したため組み込まれなかった。
もともと5速直結、6速オーバードライブと日常でも使えた6速を廃し、サーキット以外での使い勝手を完全に無視してでもシーケンシャルミッションを組み込みたかった理由は、2002年シーズンに3回シフトミスで敗退があったため。他のチームがホリンジャーのシーケンシャル6速等を導入する中、HKSは自社製品にこだわったためにこうなった。
- 余談だが2013年にこのシーケンシャルミッション(シルビア用の他にFD3SRX-7用もあった)が販売終了した。時代の流れを感じる。
- ドリフト仕様の車ではあるがサーキット走行でも筑波サーキットで58秒台をマークしている。
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