-総排気量:987cc -最高出力:52ps(54ps)/6000rpm(6000rpm) -最大トルク:7.60kgfm(7kgfm)/3600rpm(3500rpm) -駆動形式:FF -全長:3635mm -全幅:1580mm -全高:1395mm -車両重量:670kg -重量バランス:65対35 -価格:Cr.1,238,100(走行距離8490km) -Lv:0 -PP:307(315) -備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの -備考:トランスミッションは5速 ---- #ref(0004.jpg,nolink) #ref(0005.jpg,nolink) -Be-1は1987年に販売された、パイクカーの分野の先駆けとなった乗用車である。 -1980年代前半、日産は[[ホンダ・シティ>ホンダ シティ ターボ II '83]]に対抗すべく、2代目マーチの開発をするも、業績不振により開発が大幅に延期。 そんな中で「初代マーチをベースにしてどこまで個性的なクルマを作れるか」という実験的なプロジェクトが立ち上げられた。 -当時、服装デザイナーをしていた坂井直樹氏がコンセプトを決め、プロダクトデザイナーの古場田良郎氏がデザインを担当した。 いくつか出されたデザイン案の中で「B-1案」が採用され、車名の由来にもなった。 -1985年の第26回東京モーターショーに参考出品された際、あまりの好評を受けたため、1万台限定で販売される事となった。 限定販売ということで新車の予約は2ヵ月で埋まった。そして販売して間もなくオークションに出品された中古車には、300万円というプレミア価格がついた。 当時のBe-1の人気について、日刊自動車新聞は「天井知らずのBe-1人気」という見出しで紹介した。 -現代車にレトロなデザインを加えた「パイクカー」に分類される。 自動車は四角いデザインが主流であったが、Be-1の登場により丸みを帯びたデザインに流れを変えた。 フロントフェンダーや前後バンパーには、世界で初めてフレックス樹脂パネルが使用された。 -日産のパイクカーは、[[PAO>日産 PAO '89]]やフィガロ、エスカルゴが存在するが、残念ながらフィガロ、エスカルゴは本作未収録である。 ---- -カラーバリエーション:Pumpkin Yellow,Tomato Red,Hydrangea Blue,Onion White |