コース攻略まずはコースを憶えることが何よりも大事。全長20kmにもおよぶ広大なコースだが、決して憶えきれないことはないので、何度も走り込んでいこう。 ニュルは難易度が高く、平均速度も高いので、いきなり速いクルマを持ってきても無事走りきることさえ難しい。 2〜3周ほど走ったら、次はコンパクトカー辺りに乗り換えて、再び2〜3周ほど走ってみよう。 同様に、次は280ps級のスポーツカー、次は400ps級のハイパフォーマンスカー、次はレースカー、というように順にクルマのクラスを上げていく。 2〜3周ほどコースアウトせずに走りきったら、次はコンパクトカー辺りに乗り換えて、再び2〜3周ほど(コースアウトせずに)走ってみよう。 同様に、次は280ps級のスポーツカー、次は400ps級のハイパフォーマンスカー、次はレースカー、というように順にクルマのクラスを上げていく。ハイパフォーマンスカーとレーシングカーの間に500~800ps級の比較的扱いやすい車と一般に扱いにくいといわれる車で練習しておくと、殆どの市販車で走れるようになる。 当然だが、いずれのラップでも漠然と走るのではなく、次のコーナーは、次のコーナーは、というように思い出しながら走って行くように。 面倒に感じるかもしれないが、そうやって順に走っていくと、コースも徐々に憶えられ、ライン取りやBP・CPもだんだん理解できてくるはずだ。 以下、スペシャルイベントのAMGドライビングアカデミーを元に、四区間に分けて解説する。 第1区間 (START〜セクター2)
タイトなので、しっかり減速し、できるだけインに沿うようにコーナリングする。アクセルオンを焦ると脱出でもコースアウトしやすいので注意。 車幅1700mm程度の車ならある程度余裕をもって2台並ぶことができるためオーバーテイクもしやすい。 オーバーテイクする場合は、レイトブレーキングは使わず脱出で勝負しよう。アウト側から被せると効果的。 第2区間 (セクター2〜5)
第3区間 (セクター5〜7途中)
第4区間(前半) (セクター7途中〜10)
第4区間(後半) (セクター10〜FINISH)
この直線区間でトップを走っていて、すぐ後ろに後続車がいる場合は少しだけブレーキをかけたりして後続車を前に出させるのがよい。 それは後続車がこの区間でスリップストリームを使い、前に出られるからであり、 もう一度オーバーテイクすることは困難であるので、一度前に出させ、またスリップストリームを使って前に出るのがおすすめ。
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