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* ドリフトとは [#f3578878]
団体によって解釈は異なりますがタイヤを滑らせる技術全般をドリフトと呼びます。
大事なのは意図的に滑らせ常に車をコントロール下に置いているということです。
車のコントロールを失った瞬間、呼び名がドリフトからスピンに変わることを覚えておきましょう。
GT5の場合、グリップが限界付近だと後輪、もしくは四輪のタイヤが赤くなるためドリフトしているかどうか判りやすくなっています。

詳しく知りたい人は[[こちら>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%88%E8%B5%B0%E8%A1%8C]]を御覧ください。

以下はいくつかある方法の中でも基本的な方法になります。
** パワードリフト [#o9da2bab]
パワースライドとも呼ぶ。
コーナー中にアクセルを全開にし、タイヤグリップの限界を意図的に超えてテールスライドさせる方法。
厳密に言えばドリフトでは無い、というのは厳密には誤り。(ドリフトの定義参照)
ハイパワー車が得意とされる。
** ブレーキングドリフト [#g3cd9983]
コーナーの入り口でコーナーに少しアプローチしながらブレーキを踏み、リアが滑り出したところでアクセルを開けテールスライドさせる方法。
ブレーキによる加重移動でリア荷重が少なくなり後輪がスライドするという仕組み。
一般的なドリフトといえばこの方法
** サイドブレーキドリフト [#y740d3ad]
コーナー中にサイドブレーキをかけ、リアを滑らせる方法。
全ての駆動形式で用いられる。特にFF車はこれを使わないとドリフトがかなり難しい。

*ドリフトトライアルでの採点基準 [#f8737423]
-ドライビングラインにどれだけ近づいているか。

(以下要検証)
-ドリフト中の角度がどれだけ鋭いか。
-速度は問わないが、アクセルがどれだけ開いているか。
-ドリフト状態の継続時間。

*ドリフトに適した車選び[#r6177f47]

新車ディーラーで購入可能なFR車の一例
【マツダ】 ロードスター(NA,NC)
【マツダ】 RX-7(FC,FD)
【マツダ】 RX-8
【ホンダ】 S2000
【スズキ】 カプチーノ(11R,21R)
【日産】 フェアレディZ(Z33,Z34)
【日産】 シルビア(S13,S15)
【トヨタ】 FT-86 コンセプト '09
【トヨタ】 FT-86 Gスポーツコンセプト '10

・初心者の内は比較的安価で小パワーなFR車から始めると良いでしょう。
・馬力 ある程度多いほうがよい。 チューニングでの伸び幅も考慮すること。
・ホイールベース 長いほうが安定します。GT5では記載がないので全長と見た目で判断しましょう。
・トレッド 広いほうが安定します。GT5では記載がないので全幅で判断しましょう。
・年式 馬力と車重ばかりが重要視されますがサスペンションの形式、車重の重量配分、ボディ剛性など必要不可欠な要素が確認困難なため専門の知識がなければ年式の新しい車を優先するようにしましょう。
・重量バランス グリップ走行の場合は前後が50:50に近いほうが有利ですがドリフト中はフロントが軽すぎると安定しません。 FC、FD、S2000、カプチーノ等は上級者向けと言えるでしょう。

**ドライビングオプション [#laaefdd0]
-トランスミッション
グリップ走行以上にMT優位 
ATだと、レブっても車速が上がらないとシフトアップしないのとエンジンブレーキを使いにくいのがつらい。

-タイヤ
セッティング参照

-ドライビングライン
任意
グリップ走行とはラインとブレーキングポイントが違うので過信は禁物。

-トラクション・コントロール
必ずOFF
スライド中にアクセルがコントロールされてしまいロクに滑れません。

-スキッドリカバリーフォース
必ずOFF

-アクティブステアリング
任意

-スタビリティ・マネジメント
OFF

-ABS
任意

** チューニング[#z76350e3]
-ボディ/シャシー
軽量化
初心者はノーマルのままででもよい。運転技術にあわせて軽量化する。
ボディ剛性アップ
推奨

-パワーアップ
技術にあわせて徐々に上げていくとよい。パワーカーブの特性にも注目する。
車種によっては高回転のタービンを付けるとパワーバンドが狭くなり扱いづらくなる。

-トランスミッション
フルカスタマイズトランスミッション推奨

-ドライブトレイン
クラッチツインプレート、フライホイールセミレーシング、カーボン製プロペラシャフト、駆動力分配式センターデフ、フルカスタマイズLSD推奨

-サスペンション
フルカスタマイズキット推奨

-タイヤ
高次元のドリフトを目指すならばコンフォートタイヤ、スポーツタイヤを一通り揃えたい。
ダートタイヤ、スノータイヤもお好みでどうぞ。

** セッティング [#z76350e3]
-ダウンフォース
ダウンフォースは前を増やすとオーバーステア、後ろを増やすとアンダーステアになります。
足周り設定後の微調整に利用すると操作性が上がります。


-トランスミッション
ラップタイムを気にしないのなら最高速は200〜250km/hにするとギアのつながりが丁度良い。

-LSD
LSDの設定はイニシャルトルク8〜15kg、
変な挙動変化を避ける為にカム角を同一数値にした2wayタイプがお勧め。(例)加速55°減速55°等
アンダー気味な場合は減速側を半分前後の1.5wayか、最低値まで下げた1wayにすると簡単です。(例)加速45°減速20°、加速60°減速5°等
加速側を上げるとトラクションがよくなりオーバーステアに持ち込みやすくなる。

-車高調節
車種毎に違いはありますが、車高は-10mmから-20mm程度。あまり下げすぎないこと。

-スプリングレート・ダンパー・スタビライザー
バネレートのセッティングは本来車高を下げ多分だけ強化したいところですが、
荷重移動の範囲を広げるためとタイヤのグリップが低いことを考慮してに柔らかく設定しましょう。

ここで誤解しやすいのはドリフトだから極端にリヤを強化してしまったり
またはフロントタイヤのグリップ力の無さでオーバーステア傾向にしてしまうことです。

すでにタイヤのグリップを落としていますのでこのような傾向なのは当たり前です。
ドリフト走行での減速からコーナーへのアプローチはブレーキングだけではないなく様々な方法があります。
また低グリップでの荷重コントロールも慣れてくれば容易に行えるようになるので基本グリップ走行と同じ考え方を持つようにしましょう。

-ネガティブキャンバー角
リヤのキャンバー角を付けることにより直進中からのスライドのしやすさと
ロールしたドリフト中のアウト側のタイヤの接地面積が増えリヤタイヤに粘りがでます。
つけすぎると前に進まなくなるので注意

-トー角
オーバー傾向な車体ならフロントのトーをアウト設定にしてカウンターの角度を増量。
リヤ側をトーインに設定することでグリップ力が増し、横にスライドするだけでなく前へ出るスライドへ変化します。
アンダー傾向または、パワーの低い車でスライドしずらい場合はリアのトーをアウト設定にしましょう。

-ブレーキバランス
リアを強くするとブレーキング時にオーバーステアに持ち込みやすい。

-タイヤ
継続したスライドと飛距離のあるドリフトをするために低グリップのタイヤを選びましょう。
ドリフトに慣れるまではグリップ力がフロント>リアの順になるような組み合わせがよいでしょう。グリップの高いフロントタイヤの動きにリアがついていけなくなるので簡単にテールスライドできます。
オススメは、フロント/スポーツハード リア/コンフォートミディアムです。
もしクルマが滑りすぎてスピンしてしまうのなら、リアをコンフォートソフトにしてみて下さい。
慣れてきたら、前後ろ同じタイヤにしたほうが練習になります。

*さあドリフトを始めよう! [#e159d029]

**初心者向け練習ステップ[#z76350e3]
-''ステップ1・テールスライドからの復帰''
グリップ走行でコーナーに進入。出口でアクセルを多めに開け後輪を滑らせ(パワースライド)、即座にカウンターを当ててスライドを止める。という練習をまずはしてみよう。どのみちレース等で走るにもこれができないといけないので練習して損はない。
初心者にとっては、カウンターを当てることそのものよりもカウンターを「戻す」タイミングが難しく感じるはず。何度も練習して感覚を身につけたい。
レーシングカーなどハイグリップ・ハイパワーなクルマほどタイミングがよりシビアになりいい練習になる。ステアリング操作だけでなんとかなる場合もあるが、アクセルワークやブレーキも使ってみよう。
慣れてきたらもっと手前の位置からスライドさせてスライドを維持する練習もしてみよう。
ちなみに900°ハンコンの場合パワーアシストがOFFだとカウンターの戻しが非常に重くなる。やりづらい場合はONにすべし。

-''ステップ2・コーナー入り口で滑らせる''
ターンインからテールスライドさせてみよう。初心者はフェイントモーションを使うとやりやすいはず。コーナーと逆の方向にハンドルを切ってから改めてコーナーの方向に切り込むテクニックのこと。
そこに荷重移動もミックスさせる。ブレーキを放した瞬間・もしくはアクセルオフした瞬間にハンドルを切り込むとクルマの向きがクイックに変わるので、これを利用する。
ここで大事になってくるのがライン取りと進入速度。これらが適切でないとドリフトを開始してもうまく維持することができない。
基本はグリップ走行と同じ。荷重移動も含めてあまり理解できていない場合はまずグリップで練習して感覚をつかむ必要がある。

-''ステップ3・2と1をつなげる''
進入で滑らせることができたら、そこからアクセルを踏んでステップ1の状態に持っていく。これでドリフトの完成!
しかしアクセルを入れるタイミングが少し難しい。クルマが内側に向きを変えていく途中でアクセルを入れてしまうとスピンしてしまう。
少し待って、クルマの向きの変化が落ち着いたらアクセルを入れよう。うまくできれば多少ラフな操作をしても挙動が乱れないほど安定した状態になる。
この状態を維持しつつラインや速度を調整しながらコーナーを抜けられるようにしよう。アクティブステアを「弱い」にするとやりやすいかもしれない。とくにパッドの場合はおすすめ。
あと上にも書いたがラインと進入速度がおかしいとドリフトがうまく続けられない。滑っている状態では修正量に限度があるので最初の振り出しが重要。



**中級・上級者向けドリフトテクニック[#z76350e3]
-直線ドリフト

-慣性ドリフト

-振り返し
ドリフト状態を維持したまま間髪入れずに逆方向へのドリフトを開始するのが振り返し(振りっ返し)。
しかし実際にはドリフトをうまく終了させるテクニックがないとこれはできない。
完全にグリップを回復させるのではなく、その手前、ドリフトが戻るぎりぎりの状態を作り出しそこからタイミングを合わせて逆向きのドリフトを開始する。
最初はできるだけ浅いアングルに持っていくようにすると振り返ししやすいが、慣れれば角度がついた状態からでもできる。

-フェイントモーション

-クラッチ蹴り

-シフトロック

-サイドブレーキ(ショート/ロング)

-くるりんぱ



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