-総排気量:1587cc -最高出力:130ps(135ps)/6600rpm(6500rpm) -最大トルク:15.20kgfm(15kgfm)/5200rpm(5000rpm) -駆動形式:FR -全長:4180mm -全幅:1625mm -全高:1335mm -車両重量:940kg -価格:Cr.1,447,100(走行距離11578km) -Lv:0 -PP:355(366) -備考:トランスミッションは5速 -備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの -備考:ツートンカラーのためペイントアイテム入手不可 -備考:ペイントしてもツートンは維持される ---- #ref(86l-f-縮小済み.jpg,nolink) #ref(86l-r-縮小済み.jpg,nolink) //-(注意)しげの氏の著作に関してはGT5に直接関係しないので記載しない事。 -1983年から生産が開始された4代目カローラレビンであり、カローラ/スプリンターとして最後の後輪駆動(FR)車である。 4代目カローラ/スプリンターはセダンなどがFF化されたが、レビン/トレノ(以下AE86型)のみFRを採用し続けたことで知られている。 AE86型はGT5収録モデルである3ドアハッチバック以外に2ドアクーペもラインナップに加わっていた。 --よって、[[スプリンタートレノ>トヨタ スプリンタートレノ GT-APEX (AE86) '83]]は基本骨格を共有する姉妹車にあたる。 ちなみにアメリカ仕様のレビンはフロント廻りがトレノと同じリトラクタブルヘッドライトだった。 -FF化された他モデルと異なりFRを堅持したことから、プラットフォームを含めた主要なパーツは先代モデル(つまり3代目レビン)から流用され、当時の目で見てもシンプルなメカニズムは先代のノウハウが流用可能であることも相まってユーザーによるチューンが容易であった。 これについて当時のジャーナリストたちには「悪く言えば時代遅れ」と酷評されたこともあった。 しかし、それでもAE86型を人気車種へと押し上げたのは多くのカーマニア達だった。 加えて、次世代となる5代目(AE92型・GTシリーズ未収録)がFF化されたことからAE86型は希少となった若者に手が届くライトウェイトFRスポーツとして存在が再認識され、モデルチェンジ後も高い人気を保った。 --これは同時期の[[日産 S13型シルビア>日産 シルビア K's (S13) '88]]がFRながら高い人気を誇っていたことも影響していた。 -搭載エンジンは名機として謳われる4A-GEU型1600ccDOHCエンジン(一般的には4A-Gと呼ばれている)である。当時の4A-Gは吹け上がりが良くて高回転まで気持ちよく回るものの、決してパワーがあるエンジンでは無かった。 しかし、1tを切る軽量な車体にとって必要充分なパワーは持っており、ライトウェイトスポーツとして軽快な走りを見せた。 --ちなみに収録グレード「GT-APEX」はパワーウィンドウ、パワーステアリングなどが装備されていた豪華版であるが、走りを求める人には更にスパルタンな「GT-V」グレード(GTシリーズ未収録)の方が人気があった。 --GTシリーズ以外のレースゲームでは、この「GT-V」グレードが収録されているものもある。 -尚、廉価版グレードとしてSOHCエンジン搭載車(AE85型・GTシリーズ未収録)も用意されていた。こちらは「ハチゴー」のあだ名がつけられていた。 --現在の視点で見れば、「ハチゴー」は「ハチロク」に比べて程度の良い個体が比較的多く残っており、カスタマイズベース車として人気がある。 -トレノも含め、このクルマは「ハチロク」の愛称で現在でも多くの人から愛されている。その人気は、後にトヨタが[[同名のスポーツカー>トヨタ 86 GT '12]]を出すほどにまで及んでいる。 #hr -以下、余談 --ハチロクと言えばトレノという人も多いが、販売当時は(販売チャンネルの影響もあって)ハチロクと言えばこのレビンであり、トレノが有名になったのは「土屋圭市の活躍や、某漫画が有名になってから」と、最近のことである。 ---また、当時は収録の3ドアハッチバックより2ドアクーペの方が人気があった(主に剛性面で)。 --2代目[[ロータス・エスプリ>ロータス エスプリ V8 GT '98]]のテールランプに本車の物が流用されている。これは2002年のエスプリのマイナーチェンジまで使われていた。 ---- -カラーバリエーション:High-Tech Two-Tone (白黒),High Metal Two-Tone (銀黒),High Flash Two-Tone (赤黒) |