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-総排気量:1998cc
-最高出力:299ps(314ps)/8500rpm(8500rpm)
-最大トルク:25.50kgfm(26kgfm)/7000rpm(7000rpm)
-駆動形式:FF
-全長:4167mm
-全幅:1855mm
-全高:1305mm
-車両重量:960kg
-重量バランス:51対49
-価格:Cr.14,469,400(走行距離7075km)
-Lv:11
-PP:488(497)
-備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
-備考:トランスミッションは6速
-備考:ナイトステージを走行すると、ヘッドライトは点灯するがテールランプは点灯しない
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-↓ゼッケン上部の広告がポリフォニーデジタルのものに変更されている。

#ref(クサーラリー前.jpg,nolink)
#ref(クサーラリー後ろ.jpg,nolink)
#ref(CITROEN-99-1.jpg,nolink)
#ref(CITROEN-99-2.jpg,nolink)

-1999年のWRC Rd.5カタルニアとRd.6ツール・ド・コルスで優勝したマシン。ドライバーはフィリップ・ブガルスキーだった。
-下位クラスのF2キットカーでありながら、ハイパワーな上位クラスの4WD勢を打ち破って総合優勝を果たしたシトロエンの名車。これはグループA規定開始の1988年以来初の快挙であった。
-その速さは、FIAが恐れをなしてレギュレーション規制を大幅に見直したほどであった。
-最上位ではないカテゴリーのマシンが最上位カテゴリーのマシンを食って優勝することは、世界的に見てもかなり珍しいケース。近年で似たようなケースをあげるならば、スーパー耐久にてランサーエボリューション(ST2)が荒天のなかBMWZ4やZ33フェアレディZ(ST1)を破り総合優勝した(ちなみに1-2フィニッシュ。2位はなんとエボワゴン!)例や、ALMSでのLMP2クラス所属のポルシェ・RSスパイダー(ペンスキーレーシング)がシーズン中に8連勝するなどし格上のアウディR10を下して、シリーズ総合優勝を飾った例など。
-1999年の世界ラリー選手権第5戦カタルニア、第6戦ツール・ド・コルスにおいて、下位クラスのF2キットカーでありながら、一日雨天をはさみながら3位以下に1分以上の差をつけての1・2フィニッシュで総合優勝を果たしたマシン。
ドライバーはフィリップ・ブガルスキー。
…のはずだが、カーナンバー#17は'98年カタルーニャ出場時(5位)のもので、続くコルシカでは#9を、翌'99年のカタルーニャ/コルシカの優勝時は共に#16を着けていた。プレートも正しくは20BJM92、17BJM92、22BJM92である。


-当時のF2キットカーはWRカーやGr.Aに比べて車体やエンジンの改造範囲が広く、さらにTCSなどの電子デバイスも搭載しており、ターマックラリーでは上位クラスを上回る速さを見せつけた。
この状況を危惧したFIAは、翌年のF2キットカーのレギュレーションを大幅に見直したほどであった。
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