メーカー | シェルビー | 総排気量 | 4,272cc | PP | 454 |
国籍 | アメリカ | 最高出力 | 310PS/6,000rpm | 全長 | 4,613mm |
カテゴリ | ノーマルカー/ホモロゲーションモデル | 最大トルク | 45.4kgfm/4,200rpm | 全幅 | 1,732mm |
ギャラリー | 対応 | 吸気形式 | NA | 車両重量 | 1,270kg/54:46 |
ディーラー | Cr.5,000,000 | カスタム | ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可 ノーストライプモデルにペイントを施すとRacing Stripesが出現する |
メーカー/国籍 | シェルビー/アメリカ | 総排気量 | 4,272cc | 全長 | 4,613mm |
カテゴリー1 | N300 | 最高出力 | 309PS/6,000rpm | 全幅 | 1,732mm |
カテゴリー2 | ノーマルカー/ホモロゲーションモデル | 最大トルク | 45.4kgfm/4,000rpm | 全高 | 1,326mm |
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White | White/Bodyside Stripes | ☆White/Racing Stripes | --- | --- |
Wimbledon White | Wimbledon White / Bodyside Stripes | ☆Wimbledon White / Racing Stripes | --- | --- |
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- レース参戦を目的とするユーザー向けに少数生産された、ホモロゲモデルである。
ベース車両の初代マスタングをレース適用のため、ボンネットはFRP、レース用LSD、サスペンションもレース用に強化されたものを、さらにエンジンは289キュービックインチ(=約4.7L)のフォードウィンザーエンジンのハイパフォーマンスバージョンを装備。このユニットはマスタングのオプション用エンジンをベースにシェルビーアメリカンがさらにチューニング。通常の289ciエンジンよりも高回転で、最高出力は309馬力/6000rpmまでチューニングされた。
- シェルビー・アメリカンの手によって1965年から1969年まで製造された、フォード マスタングのチューニングカー。
マスタングのホモロゲーションモデルであると共に、フォードの最上位・フラッグシップモデルという位置付けでもある。
- さらに細かいところでは、遮音材、制振材、ヒーター、パワーステアリングなど快適性を求めるものは一切排除し、軽量化のためアルミケースのトランスミッションや、重量配分などを考慮してバッテリーがトランクに、スペアタイアが車内に移動した。またホモロゲーションが2座席車であったことなどから、リアシートは取り除かれていた。
- エンジンは289キュービックインチの、フォードウィンザーエンジンのハイパフォーマンスバージョンを搭載した。
このユニットはマスタングのオプション用エンジンをベースに、シェルビー・アメリカンが更なるチューンを施したもの。
通常エンジンよりも高回転で、その最高出力は300馬力を超えるまでにチューニングされている。
- 外見的なマスタング・ファストバックとの差は、フロントグリルおよびサイドのバッジとボンネット中央のフードシェイカー。リアの中央にある給油口もコブラのエンブレムがある。色は白地のみで、オプションで青ストライプを入れることが可能。
- 本車は非常にスパルタンな設計で知られており、遮音材・制振材・ヒーター・パワステ等の快適装備は全て排除されている。
ディファレンシャルギアやサスペンションはレース用に変更されており、当時のレギュレーションの関係でリアシートも撤去。
重量配分等を考慮してバッテリーやスペアタイアの位置も変更し、更にはボンネットもFRPに素材転換する徹底ぶりであった。
- ここまで徹底したモディファイがなされていただけあってレースシーンでは華々しい結果を残したが、必要以上にレース志向に傾いていた市販モデルは評判が悪くなってしまい、1966年式では一般ユーザーにも受け入れられるよう、快適性の向上が図られた。
エクステリアの違いはボディカラーの選択が可能になっていたり、サイドクォーターがウインドウ化されたりした程度だが、中身の面では足回りやドライブトレインのスパルタンなパーツをオプションに変更したり、オプションでエアコンやラジオ、オートマチックトランスミッションが用意されたり、折りたたみ式リアシートが設置されるなど、快適性をアピールしたものになっていた。
- ここまで徹底したモディファイがなされていただけあって、マスタング GT350はレースシーンでは華々しい結果を残した。
しかし限界までレース志向に傾けた本車は極めて評判が悪く、66年式では一般ニーズにも答えられるよう快適性の向上が図られた。
足回りをデチューンして各レース用パーツをオプションに変更した他、エアコン・ラジオ・3速AT等もオプション装備として用意。
これらの変更・改良によって高い評価を得る事となり、68年よりカタログモデルに昇華するまでに至っている。
- しかし末期になるにつれて、シェルビー GT350/GT500の評価は徐々に低迷していく事になる。
フォード・モーターの主力が新モデルのMach 1とBOSSに移っていた他、レースシーンもTras-Amへと舵を切りつつあった。
不安定な社会情勢やエネルギー問題の浮上、マッスルカー市場の縮小等も加わり、本モデルは69年を最後に幕を閉じた。
シェルビー マスタングは、モダンマッスルカー路線が始まる2005年前後まで、長い眠りにつく事となる。
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| | 派生モデルの解説
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- レース参戦を目的とするユーザー向けに、ドラッグレース仕様であるGT350R?が少数生産された。
- GT350とGT350Rの間に安全装備以外のスペック的な差はなく、エクステリアでフロントバンパーがFRP化されていたことと、フロント以外の窓がアクリル化していただけである。
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| | 余談
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- グランツーリスモ2ではマイナーチェンジ後の'66年式が収録されていた。
それをレーシングモディファイを施すとGT350R仕様の外観にすることができた。
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