分類性能
メーカー/国籍トヨタ/日本総排気量2954cc全長4,620mm
カテゴリー1N300最高出力270PS/6,000rpm全幅1,745mm
カテゴリー2ノーマルカー/ホモロゲーションモデル最大トルク36.4kgfm/3,000rpm全高1,300mm
内装あり駆動形式FR車両重量1,530kg
年式1988吸気形式TBTM5速
入手方法セッティング他
ディーラーCr.4,050,000制限---
その他---特記---
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  • 国内で初めてスープラを正式に名乗った、2代目セリカXXの後継モデル。スープラ(SUPRA)とはラテン語で「超えて」「上に」の意である。
    発売当時のキャッチコピーが「TOYOTA 3000GT」だったように、本車はかつての名車2000GTを意識した車両であり、例えば2000GT以来となる4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションの採用等からもそれが伺える。
  • 開発主査は「侍中の侍」と呼ばれた和田明広氏。彼はスープラをグランドツアラーではなく、本格的なスポーツカーとすべく開発を行った。
    50偏平の専用タイヤの採用やセリカXXと比べて50%以上強化されたボディとシャシー、54:46という重量配分等、細部に渡ってそのコンセプトは徹底された。
    特にボディやシャシー、足回りについてはヨーロッパレベルを意識した開発が行われ、アウトバーンでの高速走行試験等も行われた。
  • この70スープラにはモデルライフ全体を通して見れば6種類ものエンジンが搭載されており、多種多様なグレードが存在していた。
    大きく分けて1G-GTE型(2L)と7M-GTE型(3L)、加えて7M-GTE型と入れ替わる形で登場した1JZ-GTE型(2.5L)が存在する。
  • 本車はグループAのホモロゲ取得用モデルで、その名の通りターボAタービンと呼ばれる専用ターボを搭載したモデルである。
    最高出力は一般モデル(3.0GTターボ)と比較して30ps増しの270psを誇り、当時の国産車では最高レベルであった。
    外見上の特徴としては、「ターボAダクト」と呼ばれたフロントバンパーセンター部の3連ダクト等が挙げられる。ボディカラーはブラックのみが用意された。
  • 1990年8月のマイナーチェンジによる3Lターボモデル消滅を機に、新開発の2.5Lツインターボモデルを投入し、最高出力280psを達成した。
    なお、本エンジン(1JZ-GTE型)はその後長きに渡り、トヨタのスポーティーモデルに幅広く搭載されることとなる。
    そして1993年にフルモデルチェンジし生産終了。本車のイメージとはガラリと変わったJZA80型が誕生したのだった。



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