*概要 [#n62894c6]
アメリカ・カリフォルニア州モントレーに実在するサーキット。ラグナ・セカとは『乾いた内海』の意。
4輪・2輪の国際レースがシーズンを通じて開催されており、ヒストリックカーイベントの拠点としても名高い。 

-高低差の大きい、中低速コーナーで構成されたアメリカ屈指のテクニカルサーキット。
15mもの高低差を一気にかけ降りるS字シケイン"コークスクリュー"が最大の難所であり名物でもある。

-[[Wikipedia ラグナ・セカ>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%AB]]

*コース攻略 [#Lagunaseca]
|&ref(Ragu.jpg,nolink);|&color(Red){1};.メインストレート&br;&color(Red){2};.Andretti Hairpin&br;&color(Red){3};.第3コーナー&br;&color(Red){4};.第4コーナー&br;&color(Red){5};.第5コーナー&br;&color(Red){6};.第6コーナー&br;&color(Red){7};.Cork Screw&br;&color(Red){8};.Rainey Curve&br;&color(Red){9};.第10コーナー&br;&color(Red){10};.最終コーナー|>|~コース情報|
|~|~|~分類|リアルサーキット|
|~|~|~所在国|アメリカ|
|~|~|~コース長|3602.0m|
|~|~|~ストレート長|265.0m|
|~|~|~高低差|55.0m|
|~|~|~コーナー数|15|
|~|~|~ピット|あり|
|~|~|~天候変化|なし|
|~|~|~|温度 --℃|
|~|~|~時間変化|なし|
|~|~|~|時刻 7:30~18:00|
|~|~|~備考|---|

-''全般''
全開区間があまり長くなく、中・低速コーナー中心のレイアウトとなっているため、
脱出速度は勿論のこと、コーナリング速度をいかに高めていくかがキモとなる。
ギアも若干クロス寄りにセッティングしておくと良いだろう。
乾燥した気候のためか、コース外のグラベルは落ちてもほとんど減速しない。
ただグリップは落ちるのでオーバーランに注意すべきであることに変わりはない。

-''Andretti Hairpin''(&color(Red){2};)
オーバースピードで進入すると確実にコースオフするので、しっかり減速すること。
二つの低速コーナーが連続する形状となっているので、クリップも二箇所にとってコーナリングする。
一つ目のインを少し空けて脱出を直線的にするラインもとれるが、タイム的にはあまり差はないのでお好みで。
タイトなコーナーなのでアクセルオンのタイミングに気をつけよう。

-''第3コーナー''(&color(Red){3};)
コーナー自体は緩やかだが90度以上曲がるため、CPは思った以上に奥になる。
イン側縁石にあるインカット防止用の赤い縁石を目安に。

-''第4コーナー''(&color(Red){4};)
オーバースピードで進入すると脱出でコースオフ、またグラベルにはまって大きなロスになる。
アクセルオフや軽いブレーキングで速度を落としてから、縁石の始まり辺りをかすめるようなライン取りで抜けていく。

-''第5コーナー''(&color(Red){5};)
コースサイドの距離標識を目安に減速、イン側の縁石を使いつつコース出口の縁石をかすめるようなライン取りで抜ける。
ブレーキガイド通りではかなり手前で減速してしまうため、ガイドより僅かにブレーキタイミングを遅らせる必要がある。

-''第6コーナー''(&color(Red){6};)
上り勾配の高速左コーナー。コースに架かる橋の下で軽く減速し、各サイドの縁石の上に片輪を載せるように抜ける。
イン側にあるインカット防止用の縁石はコーナー侵入直前まで見えない。インを攻めすぎて接触しないように要注意。

-''コークスクリュー''(&color(Red){7};)
上りきったら即下りの左コーナー。そのまま右、左と連続していく名物シケイン。
ブレーキ終了地点辺りまで上りなので、ターンインするポイントすら分かりにくい。
コースサイドの距離標識を目安にブレーキングポイントを決定していこう。

-''Rainey Curve''(&color(Red){8};)~''第10コーナー''(&color(Red){9};)
左コーナー「Rainey Curve」と右の第10コーナーは道路上に残っている黒いタイヤ痕がラインの目安。
Rainey Curveはコース左側のコンクリートの側壁が一瞬切れた辺りで減速、ミドルインアウトで抜ける。
続く第10コーナーはアウト側の縁石に片輪を載せつつ減速し、イン側縁石を目いっぱい使って立ち上がる。

-''最終コーナー''(&color(Red){10};)
コーナーの出入り口が確認しづらいほか、ブレーキングポイントとなる距離標識を見落とさないよう要注意。
イン側の縁石とコーナー出口の縁石を使ってスムーズに立ち上がり、ストレートでのオーバーテイクに繋げよう。

*開催される主なレース [#u77598dc]

**現実で開催される主なレース [#l8c06e9c]
-MotoGP アメリカGP
-アメリカン・ル・マン・シリーズ 
-Monterey Sports Car Championships
-アトランティック・チャンピオンシップ
-Monterey Festival of Speed

*小ネタ [#c8cc9ddb]
-2001年から2018年3月まではマツダがコースの命名権を保有しており、「マツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ」と呼称されていた。

-GTシリーズに収録されたリアルサーキットとしては最も古く、初登場は1999年のGT2まで遡る。
--だがシミュレーションエンジンの関係で、GT4以前は実物とはタイムがかけ離れており、コークスクリューはCPUも時折スピンするほどの難所になっていた。

-コークスクリューではかつてCART時代のアレックス・ザナルディが特異なライン取りで芸術的なオーバーテイクを達成したことでも有名(「アレックス・パス」と呼ばれる)。詳しくは"[[The Pass>http://www.youtube.com/watch?v=cBthxGThBkc]]"
--過去にThe Passを真似たことによる死亡事故が起きたため、現在ではコークスクリューでのオーバーテイクは禁止されている。
--1999年のCARTでは、予選にてコークスクリューでウルグアイ人ドライバーのゴンサロ・ロドリゲスが死亡する事故が発生している。
---だがmotoGPでは禁止されていないらしく、2度The Passが敢行されている。

----


リロード   新規 下位ページ作成 編集 凍結 差分 添付 コピー 名前変更   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ   ヘルプ   最終更新のRSS