分類 | 性能 |
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メーカー/国籍 | マクラーレン/イギリス | 総排気量 | ---cc | 全長 | 4,509mm |
カテゴリー1 | N600 | 最高出力 | 609PS/7,500rpm | 全幅 | 1,908mm |
カテゴリー2 | ノーマルカー/スーパーカー | 最大トルク | 64.3kgfm/3,000rpm | 全高 | 1,199mm |
内装 | あり | 駆動形式 | MR | 車両重量 | 1,350kg |
年式 | 2010 | 吸気形式 | TB | TM | 7速 |
入手方法 | セッティング他 |
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ディーラー | Cr.22,500,000 | 制限 | ダート走行不可 |
その他 | --- | 特記 | デフォルトでダウンフォースが存在(0:80固定) 空力ブレーキシステム搭載 |
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カラーバリエーション |
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White | Pearl White | Supernova Silver | Ice Silver | Silver | Titanium Silver | Graphite Grey | Carbon Black | Mclaren Orange | ☆Volcano Orange | Volcano Red | Mercury Red | Fire Black | Racing Green | Azure Blue | Blue | Sapphire Black | --- | --- | --- |
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- ↓空力ブレーキシステム:高速走行からのブレーキング時に作動する
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- F1以来およそ15年ぶりのオリジナルロードカーである本車は、2010年に発表され2011年から生産開始されたスーパーカーである。
- 車名の由来は、V型12気筒エンジン並みの性能を備えた、カーボンファイバー(Carbon Fiber)を使用した事から来ている。
MP4とは、1981年以来マクラーレンのF1マシンで使用されている呼称で、現在は車名から"MP4"の表記が外れ、"12C"と呼称されている模様。
- 最大の特徴は、市販車としては世界初となる1ピース構造のカーボンファイバーコンポジットシャシーを採用している事である。
「モノ・セル」と呼ばれるこのシャシーは、コックピットを囲む構造体が一体成形のカーボンコンポジットでできている。
単体重量は僅か80kgに抑えられており、更に金属疲労が発生しにくいとされている。
- 搭載エンジンは日産製VH型エンジンをベースに、リカルド社と共同開発されたM838T型3.8リッターV8ツインターボで、最高出力は600psとなる。
ドライサンプ化とフラットプレーンクランクシャフトの採用により、車体中央の低位置へのマウントを可能にした。
これに組み合わされるトランスミッションはゲトラグ製7速DCTで、「プリ・コグ」と呼ばれるシフト時間を短縮する機構が備わっている。
- サスペンションは前後ダブルウィッシュボーンで、電子制御サスペンションを導入してハンドリングと乗り心地の両立が図られた。
インパネの「アクティブダイナミクスパネル」のスイッチ操作により、ノーマル・スポーツ・ハイパフォーマンスの3モードが切り替えられる。
- 更にコーナーリング時に内側のリアタイヤにブレーキをかける事でアンダーステアを防ぐ「ブレーキステア」を備える。
ブレーキはアルミ製とされオプションでカーボンブレーキも用意されている。
- 現在のハイパフォーマンスカーではトレンドとなったエアブレーキ等のハイテクデバイスも装備され、強力なダウンフォースを発揮する。
- 0-100km/h加速3.1秒、最高速度330km/hと発表されている。非公式ではあるが、ニュルブルクリンクで7分28秒というタイムを記録している。
- 2012年にはマイナーチェンジがなされる。最高出力が625psにアップする他、ヘッドライト等に改良が加えられる。
なお、マイナーチェンジ前に購入したオーナーには、改修を無償で行うアフターケアがされるという。
- 2014年4月4日に生産終了が発表、 MP4-12Cは僅か3年そこそこで姿を消す事となった。
2014年3月のジュネーブモーターショー14で初公開された650Sが事実上の後継車と言われている。
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| | 派生モデルの解説
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- McLaren 50 12C Coupe、McLaren 50 12C Spider
創業50周年を記念した特別限定モデル。それぞれ50台ずつ製造されている。
ダウンフォースを向上させるカーボンファイバー製のスポイラー付フロントバンパーや足回りを特別仕様に変更し、F1と同じボンネットのバッジが付けられている。
クーペモデルが約3000万、スパイダーモデルが約3300万であった。
- MP4-12C GT3
開発ドライバーに現役F1パイロット(J.バトン/L.ハミルトン)が携わったことでも話題となったレース用モデル。
世界的に人気が高まっているFIA-GT3仕様のレース向けモデルで、約500PSへとデチューンされている。
GT3のレギュレーションには、ほぼこの車専用のルールで「シャーシをカーボンへ置換することは禁止、だがノーマルがカーボンならそのまま使用可能」という一文が記載されている。
2012年から市販されており、2013年からは販売エリアを拡大している。
価格はGT3仕様のマシンとしては高額な部類に入る約4200万となっている。
ちなみにGT3車両の標準的な価格は3000万~3500万円程度、日産 GT-R NISMO GT3は3360万(2013年モデルは3750万)と言われている。
- MP4-12C GT Can-Am Edition
サーキット専用モデルで30台限定で製造される。
630psを発揮しエンジンコンピューターや冷却システムなどを改良、MP4-12C GT3よりも650万円高い4850万円で販売される。
また購入したオーナーに対してはマクラーレンの講習プログラムを無償で受けられる。
- MP4-12C GT Sprint
Can-Am Editionと同じくサーキット専用モデル。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2013でデビュー、2013年末に20台限定で販売され価格は3100万円。
外装はMP4-12C GT3譲りの空力パーツが装着される。
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