分類性能
メーカー/国籍三菱/日本総排気量1997cc全長4,330mm
カテゴリー1N300最高出力277PS/6,500rpm全幅1,690mm
カテゴリー2ノーマルカー/ホモロゲーションモデル最大トルク35.9kgfm/3,000rpm全高1,415mm
内装あり駆動形式4WD車両重量1,350kg
年式1996吸気形式TBTM5速
入手方法セッティング他
ディーラーCr.3,000,000制限---
その他---特記アクティブ・ヨー・コントロール・システム搭載
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  • 1995年にフルモデルチェンジした5代目ランサーをベースに開発された最初のランエボ。
    それまでのランエボはあくまで「ホモロゲーション獲得のための限定生産」という形だったが、このエボIVから本格的に生産・販売が開始された。

    もともとエボI~エボIIIが人気だった事も手伝って爆発的な人気を獲得し、歴代ランエボの中でも最も生産台数が多い。
  • WRCのグループAのホモロゲーション取得の為、1992年にデビューした「ランサーエボリューション」、通称「ランエボ」。
    この「エボIV」は、1995年にフルモデルチェンジした5代目ランサーをベースに1996年に発売された第2世代初のランエボ。

    第1世代のエボI~エボIIIが人気を博した事も手伝って爆発的な人気を獲得し、歴代ランエボの中で2番目に生産台数が多い。
  • 搭載エンジンは4G63のままだが、第一世代に対し搭載方向を反転させる等内部構造を変えた結果、ランエボ初となる最高出力280psを達成した。
  • 街乗りの「GSR」・競技用の「RS」の2グレード構成、エンジンの4G63型を第1世代から引き継ぎつつ、各所で改良が行われた。
    エンジンは第1世代に対し搭載方向の反転等の構造変更でパワーロスを軽減した結果、ランエボ初の最高出力280PSを達成した。
  • 機構的なトピックとして、アクティブ・ヨー・コントロール・システム(AYC)を初めて採用したことが挙げられる。
    これは、ハンドル角、速度、ブレーキ、旋回Gなどのセンサーを基に後輪左右の駆動移動をコントロールするもので、言ってしまえばデフを電子制御化したものである。
  • 機構的なトピックとして、「GSR」に新技術の『アクティブ・ヨー・コントロール・システム(AYC)』を採用した事が挙げられる。
    これはハンドル角・速度・ブレーキ・旋回G等のセンサーを基に後輪左右の駆動移動をコントロールする、電子制御デフの一種である。

    本車のAYCは初物故に制御にクセがあり異音や故障も起きやすいと評価されたが、これによる旋回性能の向上は確かなものであった。

    ここからAYCは制御等の改良をランエボと共に続け、後のランエボはAYCによる4WDらしからぬ高い旋回性が特徴の1つとなっていく。
  • 1998年に登場したエボVでは、幅広タイヤを履くためにオーバーフェンダーを装着したため、エボIVはランエボとして最後の5ナンバー車となった。
  • このような大きな進化を行い、WRCでも活躍したエボIVだったが、タイヤのサイズ不足やエンジン・ブレーキの排熱に悩まされた。
    結果的にエボIVはランエボとして最後の5ナンバー車となり、1998年に登場したエボVは弱点改善の為にボディを拡大する事となる。



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