呪術師
不幸を振りまく呪術の使い手。
悔恨の邪神『ドゥルヴァルキー』を信仰している。
言動が独特なのは、咄嗟の言葉で相手を呪わないための配慮。
いわゆるデバフの使い手。3が初出であり、5ではDLC限定、6ではデバフ魔法が尽くオミットされたので不参戦だった。そういう意味で言えば3作品振りの通常出演。
解放条件
4話開始と同時に受注可能となる「呪術師解放クエスト」をクリアするとスカウト可能になる。
条件は攻撃を100回受けることであり、ある程度時間を掛ければ普通にクリアできる。
少しでも早く条件を達成したければ味方同士で殴り合うのが良いだろうが、ある程度稼ぎを行いつつ何度もマップをクリアするのが楽でいいか。
特徴
全ての状態異常魔法とステータスダウン魔法を覚えることができるほか、固有技についても状態異常に絡んだ技が多い。
魔ビリティーも含めて、攻撃面での直接的な脅威にはあまりならないが、放っておくと厄介、そんなタイプである。
基本的には魔法タイプのキャラクターなのでそのまま魔法を覚えると便利である。
特殊技は使いどころを上手く考えるとかなり強いが、ボスなどにはあまり効かないのが難点といえる。
とはいえ、魔ビリティーの効果は一部の強力なボス以外であれば普通に効くのでただ出撃させておくだけでも戦況が有利になる。
固有技の「カースミアズマ」は命中率こそ低いが、敵に複数の状態異常を付与する。信頼性はあまり高くないが、敵に使われた場合は注意したい。
「デスウィッシュ」は状態異常に掛かっている相手を一撃死させる危険な技。予めポイズン等を使っておけばダメージさえ与えられる状況なら一撃で倒せるため、強敵であっても状態異常が効く相手であればかなりの切り札になり得る。
「ペイングラッジ」は割合ダメージを与えるものであり、相手のHPが高ければ多くのダメージが見込める。
さりげなく本作においてレアな割合ダメージ系であり、一気に殺されることはないが、防御力が高いキャラが思った以上のダメージを受けてしまうこともある。
ボス系についても小細工無用持ちでなければ効くため覚えておくと良いだろう。
適性・耐性
パラメータ・装備適性
魔ビリティー
種類 | 名称 | カテゴリ | 効果 | コスト | 習得条件 |
---|
固有 | カーズドダンス | 状態異常・変化 | マップ上の敵ユニットの被ダメージ+5% | 1 | - |
汎用 | 断末魔 | 状態異常・変化 | 死亡時、マップ上の敵ユニットのATK-30% | 4 | ランク2 |
呪詛伝染 | 状態異常・変化 | ターン終了時、自身が状態異常の場合、隣接敵ユニットに同じ状態異常を付与する | 3 | ランク3 |
グルームダンス | 状態異常・変化 | マップ上の敵ユニットのクリティカル率-20% | 5 | ランク4 |
ダルネスダンス | 状態異常・変化 | マップ上の敵ユニットの移動力-2(重複しない) | 5 | ランク5 |
死に際の嘆き | 状態異常・変化 | 死亡時、マップ上のランダムな敵ユニットをマヒ状態にする | 3 | ランク6 |
どの魔ビリティーも自身がマップにいるだけ(一部死亡時)で効果が発動する。
「カーズドダンス」は敵の被ダメージを5%増やす効果。
効果量こそ低いが、呪術師がマップにいるだけで効果があるため、取り敢えず持っていると戦闘が有利になる。
効果は重複するため、10人で持てば、敵全体の被ダメージを50%増やすことも出来る。
取り敢えず出撃さえしていれば無条件で効果が発動するため、何を持っておけば良いか分からないならセットしておいて損になることはない。
「断末魔」は死亡時に敵全てのATKを30%減少させる効果。
敵がATK主体であれば便利だが、自身が死ななければ効果が発動しないことや、INTやHIT主体の相手には全く意味がない。
単純に死ぬだけで効果が出るため、プリニーなどを爆発させて効果を発動させて有利に戦いを進めることも可能である。
「呪詛伝染」はターン終了時に自身と隣接している相手に同じ状態異常を付与する効果。
自身が状態異常であることと、敵と隣接していることが条件であるものの、状態異常を無効化されない限りは状態異常を付与出来るため、効果は大きい。
……が、自身が状態異常であることが前提となるため、使える場面が多いとは言い難いか。
ボスなど状態異常が効きにくい相手に状態異常を掛けるために使う……という考え方はあるが、ボスはそもそも状態異常の効果を軽減するためその点は注意が必要。
「グルームダンス」は敵のクリティカル率を下げる効果。
効果は重複可能であるため、数名でセットしておけばクリティカルは基本的に気にしなくて済む。
事故防止のために使えるが、どうしてもクリティカルを食らいたくなければ「セーフティ」の方が便利ではある。
「ダルネスダンス」は敵の移動力を下げる効果。
効果は重複しないため、誰か1人にセットしておけばいいが、移動力を2減らすことが出来るため、敵の進軍をかなり阻害出来る。
敵の場合、大幅に移動力が高い相手はあまりいないため、移動力2減少だけでもかなり強い。
「死に際の嘆き」は死亡時にランダムな敵を麻痺にする効果。
「断末魔」と異なり効果対象は1人だけであるため、相手が強敵など1体でなければ狙った相手に効果を発揮するのは難しい。
弩ビリティー
全ての属性耐性が下がるということは、受けるダメージが増えるということでもあり、与えるダメージが増えると言うことでもあるため、注意。
対策
基本的に敵の中に呪術師がいるだけで、戦闘が不利になると考えて良い。
受けるダメージが多少増えても変わらないという場合であっても、魔ビリティー効果のリスクは高く、「断末魔」持ちを倒すと全員のATKが下がってしまうため、下手に倒すとその後の戦闘が不利になる厄介な相手。
戦闘力でいえば攻撃面が強いとは言い難いが、状態異常魔法を使ってきたり、即死効果のある「デスウィッシュ」による事故が危険だったりとなるべく早く倒したい相手でもある。
「断末魔」については、ブレイブハートなどでATKを上げて打ち消すか、ATK依存ではない攻撃を使うかが対策になる。「死に際の嘆き」はエスポワールがあればいいが、誰に当たるかが分からないのでエスポワール持ちが近くにいない時には食らいたくない。
とはいえ、「死に際の嘆き」持ちに遭遇するくらいならエスポワールを覚えさせることは難しくないと思われるので覚えさせておきたい。
アイテム界などで呪術師の「デスウィッシュ」を警戒するならば妖花族の「プレベンション」やフロンの「愛の守り」で状態異常を無効化したり、天使兵の「天使の保護」やウサリアの「死への抵抗」で一撃死そのものを無効化したりと対策しておきたいところ。
こういった対策が難しいようなら少なくとも呪術師がいる場合には十分警戒を怠らないようにしたい。