侍男
守護の志と誇りを持ち、己の武士道を貫く侍。
ただ日ノ本では、武士道を貫き切れない者も少なくない……。
侍は女の方が出場が多いため、男の侍は実は3以来かなり久方ぶりの登場。
本作は舞台が日ノ本であるため、まさにホームグラウンドとあってか、チュートリアルの最初の敵としても登場する優遇(?)っぷり。
解放条件
3話開始と同時に受注可能となる「侍解放クエスト」をクリアすると侍女と同時にスカウト可能になる。
条件は戦士☆2とアーチャー☆2が仲間にいることである。
戦士については初期にいる戦士女を育てておけばいいが、アーチャーは「アーチャー解放クエスト」を先に終わらせておく必要がある。
なお、性別条件はないため、男女どちらの戦士、アーチャーであっても構わない。
特徴
男女とも剣を得意とするのは同様。パラメータも大きな違いはない。
本作では主人公のフジが剣使いである上、稼ぎなどで利用する剣技「飛天無双斬」についてはヒガンを仲間にすれば初期から覚えており、特殊技教導隊で他のキャラに覚えさせることが可能なので剣技を覚えるためにウェポンマスタリーのレベルを上げるメリットも薄いといった具合に汎用キャラとしての侍のポジションはなんとも微妙なところ。
とはいえ、クセがなく使いやすい攻撃力アップ系の魔ビリティーなどを覚えることから、せめてサブクラスとして早い段階で習得すると有利になりやすい。
侍女と共通の固有技である「天翔九連斬」は単体攻撃であるものの、威力がかなり高く対単体における主力技にできる。
侍男の固有技である「切り捨て御免」はHPが一定以下の相手を即死させるものであり、HPが減っているキャラクターにとっては脅威となるため、HPが減っているキャラは迂闊に近づかないように注意が必要である。
適性・耐性
パラメータ・装備適性
魔ビリティー
種類 | 名称 | カテゴリ | 効果 | コスト | 習得条件 |
---|
固有 | 真っ向勝負 | 攻撃 | 正面から攻撃時、与ダメージ+50% | 1 | - |
汎用 | 先手必勝 | 攻撃 | 1ターン目に攻撃を行う時、攻撃力+50% | 2 | ランク2 |
鎧通し | 攻撃 | 通常攻撃時、自身のATKの25%分、固定ダメージを与える | 2 | ランク3 |
白羽取り | 防御 | 正面から攻撃を受ける時、20%の確率で被ダメージを0にする | 3 | ランク4 |
天中殺 | 攻撃 | 人型ユニットに攻撃時、与ダメージ+25% | 2 | ランク5 |
神風 | クリティカル | 残りHPが25%以下の時、クリティカルダメージ+100% | 4 | ランク6 |
固有魔ビリティー「真っ向勝負」は正面からの攻撃のダメージを増やす魔ビリティー。
条件が緩めな割に与ダメージ50%アップの効果を得られるため比較的使い勝手が良い固有魔ビリティーとなる。
基本的に本作は側面や背面から攻撃することで有利になるが、侍男の場合はこの魔ビリティーがあるため、基本的には正面から攻撃することが有利になる。
元々命中率は悪くはないが、命中率が不安な場合は命中率を高める魔ビリティーやヒットアップなどで対応するといいだろう。
汎用魔ビリティー「先手必勝」は1ターン目限定で攻撃力が上がる効果。
コスト2に対し、攻撃力+50%とかなり強力だが、1ターン目しか効果が出ないため長期戦では無駄になりやすい。
稼ぎなどで1ターンで終わらせることを前提とする火力を得たい場合にはコスパが良いため上手く活用したいところ。
「鎧通し」は通常攻撃時に固定ダメージを追加する効果。
効果量はATKの25%であるため、固定ダメージの追加量はお世辞にも多いとは言えない。
正直、通常攻撃でATKの25%分のダメージを加算するくらいなら素直に特殊技を使えばいいだけの話であるため使いどころはあまりない……と思われがちなのだが、この魔ビリティーが真価を発揮するポイントは「電磁バリア」や「強者の余裕」などのダメージ無効化を持たない相手に対して確実にダメージを与えられる点にある。
というのも、固定ダメージは攻撃力や与えるダメージと異なり、全てのダメージ計算が終了した後に固定で上乗せされる仕様であるため、ダメージ無効化を持たない限り必ず固定ダメージ分は与えることができる。
つまり、極端な話相手のDEFが99999999あり、味方のATKが10であったとしても命中さえさせれば必ず2のダメージを与えることができるというわけである。
「で、それができて何が嬉しいの?」というと弱いキャラクターでも敵が倒せる可能性があるということである。
敵のHPを1にする方法として「手加減」がある。おおよそ、他のキャラクターで敵を倒させるために用いるわけだが、敵のHPを1にしたとしても、攻撃力が低すぎてはそもそもダメージを与えられないケースももちろんあり得る。
そういった場面で命中さえさせれば必ずダメージを与えられるこの魔ビリティーであれば弱すぎてお膳立てしても結局敵を倒せないという事態に陥りがたい。
通常の稼ぎではあまり使えないと思われるが、初代絶勝斎や、超魔王バールを倒すことで固有魔ビリティー枠を増やすことができるため、キャラが育っていない段階で恩恵を受けたい場合はこの魔ビリティーを活用するといいだろう。
「白羽取り」は正面から攻撃を受けた際に20%の確率でダメージを0にするもの。
期待値としては受けるダメージ-20%であり、コスト3に見合うかはなんともいえない。
どちらかというと敵に使われた際に想定外で倒し損ねることの方が怖い。
戦闘前の画面では命中率やダメージとして上がってこないので侍男がいる場合はこの魔ビリティーを警戒したい。
「天中殺」は人間型キャラに与えるダメージが増える魔ビリティー。
本作では十三奉行などのボスは人間型が多いためボス相手で役立つことも多い他、雑魚敵についても数は人間型の方が多いため活用できる場面は多い。
ただ、ラスボスや初代絶勝斎、超魔王バールには効かないのが残念なところ。
「神風」はHPが25%以下の時にクリティカルダメージを大きく増やす魔ビリティー。
まさに起死回生を狙える魔ビリティーと言えるが、クリティカルが出ないと効果が発動しないためクリティカル率を高めておかないと折角HPを減らしても無駄になってしまう可能性がある。
弩ビリティー
名称 | 効果 |
---|
正面以外ダメージ半減 | 正面以外からのダメージ-50% |
正面以外からのダメージを50%減らす効果。
侍男としては、自身の有利なフィールドに持ち込めるといったところである。
背後や側面を狙うメリットが減ってしまうわけだが、向きを細かく調整出来るプレイヤー側としては、ターン終了時に敵に対し横向くようにしておけばダメージを減らせるためどちらかというとプレイヤーに有利な弩ビリティーといえる。
弩デカ魔ックスした本人は基本的に正面から攻撃を食らうことになるため、自身は弩ビリティーの恩恵を受けがたい。
対策
正面から攻撃されると不利になるため、フジよろしく悪どく背面から攻撃するのが間違いない。
「切り捨て御免」はHPが減っていると一撃死を食らう恐れがあるため、HPが減ってきたら急いで回復するか、攻撃範囲から出るように努めたいところ。
とにかく正面から攻撃されないように立ち回ることが重要な相手といえる。