Top > エルフ女王(デルタ)
*エルフ女王(エルフの女王) [#c69c271d] &ref(エルフ女王/Queen-Elf.jpg,nolink); #contents **【概要】 [#ae9c9e81] -属する欲:色欲 -色欲の理由:女性とたんぽぽの子供が欲しいという強い意思 -元の姿(同行者) 元々は崖から落ちた誘拐犯である女性・アンラカとそこに生えていたタンポポ。 -概要 背中からたんぽぽの綿毛付きの翼が生えたエンジェルみたいな見た目ではある四本腕の女。 タンポポの綿毛を思わせるエルフを従えている。 -ストーリー 何もない谷底があった。 そんな谷底に、一つのたんぽぽの綿毛が落ち、たんぽぽを咲かせた。 いつしか、谷底は沢山のたんぽぽで溢れ埋め尽くされていった。 たが、たんぽぽの綿毛が谷底から出ることはできなかった。 綿毛が風などで舞い上がっても、高い崖に跳ね返されてしまうのだ。 土地が限られ、一定数以上増えないたんぽぽは子孫を残したいという生物の本能を満たせずにいた。 そんな時、ある女が谷底に落ちてきた。 普通なら助からない高さだが、たんぽぽのお陰か、一命を取りとどめた。 目覚めた女は愕然とした。 それはそうだろう、女の力では這い上がるなど到底不可能な谷底だったのだから。 女は谷底を散策したが、すぐに行き止まりにぶち当たる。 女は思う、閉じ込められたと。助かった命も気休めでしかないと。 だが、その一方でこれで良かったのかもしれないとも思った。仮に崖を登れたとしても、自分の人生は終わっているのだから。 女は振り返る。これまでの自分の人生を。 女は子供が欲しかった。心から望んでいたのに、機会を得られぬまま歳をとろうとしていた。そして別の形で思いを叶えようとした。 だからこそ、今の自分の状態は天罰なのだろう、と。 次第に女は衰弱していった。 そして、次に生まれるときは子供を授かりますように…そう願って目を閉じた。 すると妙な音がはっきりと聞こえた。 女は目を開けると、そこには「聖杯」が浮いていた。そして「対価を払えば欲望は叶う」と女に言った。 失いかけた意識の中、女は願った。 女の体にたんぽぽが根付き、皮膚の中に根を巡らせ血液を養分に瞬く間に成長していった。 女の体で成長したたんぽぽは色や形状が他のものと明らかに違った。 女は異なるものと交わり進化していた。谷底という閉鎖された環境ではありえなかった生命の論理だ。 それは女とたんぽぽの「子孫を増やしたい」という欲望が一致した結果だ。 女の体が花だらけになり、そして綿毛に覆われた。しばらくすると綿毛は茎から抜けた。 すると、羽のような突起が生まれ、羽の様に動かせた。 たんぽぽの高い壁面を超えたいという願いの反映による変化か。 抜けた綿毛たちは意志を持ち動き回り、女に甘えてすり寄ってきた。 女の心は奥底から温まり、満たされていった。ついに母親になれた。「これは私の子供だ」と。 女は自分の子供である綿毛たちに「エルフ」と名前を付けた。 そして、たくさんのエルフと共に谷底に住まいを作った。それは「たんぽぽの王国」といった具合だった。 女は人間時代のころを忘れるほどに幸せで、充足感に満たされていた。 ある時、エルフ達の一匹が、崖を超えようとした。 母親で女王である彼女は怒りをあらわにし、その先に行ってはいけないと叱った。 だがエルフ達の好奇心を止めることは出来ず、女の目を盗んだ一匹が崖子を超え、それにつられて大量のエルフ達が谷を抜け出した。 女は動揺した。出て行ってそのまま帰って来ないエルフもいたからだ。 女は子供に何かあったのかも、助けに行かなければと思った。 だが、同時に自分が谷から出ればどうなるかわからいと思い、ひどく迷った。 だが、同時に自分が谷から出ればどうなるかわからないと思い、ひどく迷った。 だが、母性が勝ち女は残っているエルフを背中に集め、それは大きな翼の様に動き女を引き上げた。 女は人間時代を思い出した。自分の生まれ育った町に足を踏み入れ、血が騒ぐのを抑えられなかった。 やはり、人間の子供は別格だと。新たな子供を前にして、女は決めた。 この子を谷に持ち帰り、体にたんぽぽを植え付けようと。そうすれば、今までにないエルフが生まれるに違いないと。 そうして、女は人間時代の様に子供を攫うようになった。そして、今も子供を攫い続けている。 この子を谷に持ち帰り、体にたんぽぽを植え付けようと。 そうすれば、今までにないエルフが生まれるに違いないと。 そうして、女は人間時代の様に子供を攫うようになった。 そして、今もなお、子供を攫い続けている。 -余談 文献によると彼女の正体は「凶悪な誘拐魔」。「彼女は血まみれだったが本人の血ではなかった」「女は他の女性に嫉妬と羨望を抱き、制御できなくなって別の形で思いを叶えた」と書かれており、孤独な彼女は子供を得ようとし、子を奪われた母親か母親を殺して子を得ようとしたかで返り血を浴び、逃げている途中で追い詰められて足を滑らせ崖から落ちた模様。 また、少なくとも12人の子供が攫われて彼女の家族ごっこの犠牲になっている模様。 -人の子を攫う元ネタは妖怪の姑獲鳥と思われる。 **【攻略】 [#f936ce19] |>|>|>|>|>|>|CENTER:耐性|h |部位|BGCOLOR(#ffffff):無|BGCOLOR(#fff0f5):&color(#c42){熱};|BGCOLOR(#f0ffff):&color(#39c){冷};|BGCOLOR(#fffff0):&color(#cb2){雷};|BGCOLOR(#faf0e6):&color(#977){石};|BGCOLOR(#e6e6fa):&color(#749){毒};| |?|25%|-|-|-|-|-| |翼|40%|20%|50%|50%|50%|80%| |その他|50%|30%|50%|50%|50%|80%| -?は部位を特定できませんでした(腕の可能性有) -減衰率なので''数値が低い方が弱点''。 -例:元ダメージ100で耐性20%部位へ攻撃すると80ダメージを与えられる。 |弱点属性|呪部|凶呪部|主な状態付与攻撃|h |BGCOLOR(#fff0f5):&color(#c42){熱};|頭・脚|翼×2|なし| -攻略 --特に特筆すべき攻撃はない。強いて挙げれば怒り時の連続引っかき攻撃であろう。 羽と足を破壊できるが、破壊しても別に飛ばなくなったりはしない。 --綿毛をまとった後の攻撃がやや強いので、まとっている最中に爆破弾魔法(弱点属性:炎竜の卵)や機雷変生魔法(弱点属性:炎の綿毛)、特殊弾魔法「貴女の肉羽」などで消してしまおう。 怒り状態時のひっかき攻撃は盾魔法や「古代の地層」で受け止めることが出来る。 魔法連携「巨塊衝撃波」だとそのまま頭の呪部へ攻撃できるので便利。 --通常時はとにかく離れる、怒り状態時はとにかく近づくと正反対の行動を取る。 そのため、ゴーレムを召喚する場合は怒り状態にしないと、逃げ回られてろくに殴れないので注意。 また、殴らせる場合は、障害物を回り込ませるようにして引っかきを防止するとよい。近接溜めを喰らわす場合も同様。 -呪部解体 --翼(凶呪部) ---ひっかき突進をガードするか、脚の破壊でダウンをとり地面近くに降りてきたところが狙い目。 ---通常時でも土竜系の攻撃が届く。 剛腕、槍などであれば側面から普通にコンボ攻撃するだけでもコンボの一部が当たる。 --脚 ---地面すれすれにあるので、真正面から普通に攻撃すれば大体当たる。 --頭 ---ガードするか他の呪部解体でダウンをとれば地面近くに降りてくる。 脚を近接攻撃コンボで解体したら、その場でコンボを続けていれば頭がちょうど目の前にやってくる。 **【攻撃方法】 [#mae7c636] ''通常状態'' -バックステップ --後方にふわりと移動する。攻撃判定はない。 --通常状態中は多用する。 -竜巻とばし --その場で回転し出し、四方に竜巻を発生させる。追尾能力が高いので油断は禁物。 離れてやりすごすのが無難だが、近くで使われた場合は、思い切って回避で竜巻に突っ込むとよい。 盾装備魔法では防ぐことが出来ない。 -回転 --至近距離に張り付くプレイヤーがいると一回転し風を起こす。 -綿毛弾 --中距離で使用。綿毛の高速弾を最大4回撃ってくる。どの距離でも走っていればほぼ当たらない。(歩いていると当たる。) --石属性鎧魔法使用時は特に注意。スーパーアーマーによりこの攻撃では怯まなくなっている為、通常ならば無敵時間でヒットしない部分も全てヒットし即死級のダメージとなる。 -綿毛まとい --4本の腕に力を溜めるようにして、綿毛(エルフ)を自身にまとう。 --綿毛はエルフ女王の周囲至近距離を回転する。当たるとダメージ。 --まとった綿毛は炎竜の卵や炎の綿毛などで取っ払うことができる。 --まとっている最中は隙だらけなので、近接溜めのチャンス。ただし、まとった綿毛に攻撃判定があるので注意 ''以下の2つは通常状態・綿毛まとい中限定の攻撃'' -綿毛爆撃 --花粉を噴出しそれを風起こしで散らした後、爆発性のタンポポが空から降ってくる。 --プレイヤーのいる地点の周囲に綿毛が降ってくる×5セット(?)。 --基本的には走るだけで回避できるが、この攻撃中エルフ女王本体も攻撃してくるので注意。 -綿毛追尾弾 --ゆっくりとプレイヤーを追尾してくる綿毛弾(エルフ)を数匹生成する。 --速度こそ遅いものの、非常に追尾性が高く、またそこそこのダメージもあるため回避(追尾弾へ向け当たるように回避する)に専念するのが無難か。 --盾魔法で受け止めることが出来る。 --この技を使うと、纏っている綿毛の数が減る。 ''怒り状態'' -怒り状態(凶暴化) --一定のダメージを与えると、頭をかきむしるようにして怒り状態となり攻撃方法が変化する。 --怒り状態中は肌が赤色っぽく染まる。 --怒り状態中は、以下の2つの攻撃を繰り返す。 --時間経過で通常状態に戻る。戻る時にも少し隙が生じる。 --難度11以上では、赤いオーラにつつまれ近接溜め攻撃を当ててもひるまなくなる。 -引っかき突進 --腹ばい状態になり、プレイヤーに向かって連続で引っかきながら追いかけてくる。 --非常にしつこく、横に回避してもそのまま回りこんで来たりするので注意。 --当たり判定は意外に小さいのか、エルフに向かって前転をすると簡単によけることができる。 --盾魔法、「古代の地層」でひるませることが出来る。頭の呪部が狙いやすい。 ---マンドラゴラがある場合、それに向けさせ盾で止めてやるとうまく誘爆を誘える -回転攻撃 --少し体をひねってから、自身が竜巻となりプレイヤーを追いかける。 --追尾性はよいものの速度がそれほど速くないので、行き止まりに追い詰められたりしなければ容易に逃げきれるだろう。 **【出現する追体験】 [#xbd24705] |>|要請|追体験名|要請目標|難易度|追加条件|備考|h |||||CENTER:|||c |マーリン篇|[[あれから数年後>あれから数年後(デルタ)]]|第五章|エルフ女王|★2|-|-| |グリム篇|[[失われた歌声]]|第二章|エルフ女王|★9|-|-| |要請録|[[II.無欲の時代]]|聖堂で祈る女王(不完全)|医療修道女の記憶5個|★2|-|不完全な追体験(記憶の欠片集め)| |~|~|聖堂で祈る女王|エルフ女王|★2|-|「聖堂で祈る女王(不完全)」クリアで解放| |~|[[IV.掌握の時代]]|麗しの都を嗜む女王|エルフ女王|★4|-|-| |~|[[VII.欺瞞の時代]]|氷原でまみえる女王|エルフ女王|★7|-|「灼熱地獄に現る傀儡狼」救済ルート| |~|[[VIII.逃避の時代]]|海底宿屋で興じる女王たち|[[セイレーン>セイレーン(デルタ)]]&br;エルフ女王|★8|-|-| |要請録[黒紙]|[[XI.新生の時代]]|水の都を嗜む女王|エルフ女王|★11|-|-| |~|~|孤島で怒れる異形のモノたち|エルフ女王&br;[[スライム(食欲)>スライム(デルタ)]]|★11|-|-| |忘れられた要請|[[草色の刻]]|麗都の中心に浮かぶ女王たち|[[ゴースト>ゴースト(デルタ)]]&br;エルフ女王|★4|16分以内に達成|-| |>|[[借金返済要請]]|第三章|エルフ女王|★2|-|-| **【呪部解体報酬】 [#dfd26c6e] |供物名|分類|h |[[綿毛淑女の羽(小~大)>特殊系供物(デルタ)#md1d1688]]|特殊系 回避変化魔法| |[[綿毛淑女の種(小~大)>補助系供物(デルタ)#u614f7ed]]|補助系 盾魔法| **【セリフ】 [#c75c8c06] これが私の子供なの。 タンポポから生まれたエルフたち。 ずっと子供が欲しかった それが叶ったのに…… ……何度言えば分かるの? その先に行ってはだめ…… あぁ、私の子どもが行ってしまう。 私の子供たちはどこ……? どぉこに行ったのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉお 子供たちを捜して谷を出た…… それが間違いだった 街に戻ってはいけなかった いやでも思いだしてしまう 私は嫉妬に駆られた人さらい…… ただ子供が欲しかった 人間の子供が…… *コメント [#a01ef2c2] #pcomment(コメント/エルフ女王(デルタ),5,above,reply) コメントが流れてしまうのを防ぐために、''%%%&color(red){前述コメントへの返信の際はラジオボタン(返信したいコメントの左にあるボタン)を押してから送信をお願いします};''%%% IP:150.147.207.85 TIME:"2024-06-17 (月) 16:56:14" REFERER:"http://wikinavi.net/soulsacrifice/index.php?cmd=edit&page=%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%95%E5%A5%B3%E7%8E%8B%28%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF%29&id=ae9c9e81" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/126.0.0.0 Safari/537.36 Edg/126.0.0.0" |