#contents
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*袁術(エンジュツ) [#ka7eedc9]
|~|CENTER:100|CENTER:197|c
|&ref(enjyutsu.jpg,nolink,70%);|~使用武器|[[細剣]]|
|~|~出現条件||
|~|~所属勢力|&color(Olive){''他''};|
|~|~CV(声優)|平井 啓二|
|~|~字|公路(コウロ)|
|~|~キーワード|跋扈する名士|

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**紹介 [#ce2092e9]
>''「天下は万事、袁公路が手中よ」''&br;
後漢の後将軍。袁紹の従弟。
四世三公の名門の出で、権力と富を愛する。
その欲深さから、玉璽を手にして皇帝を自称するも、悪政で民心を失った。

**初期ステータス [#k678b347]
|~体力|~無双|~気力|
|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|275|252|220|
|~力|~守備|~移動速度|~弓術|
|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|319|297|100|281|
**レベル100ステータス [#s6b2828d]
|~体力|~無双|~気力|
|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|675|752|360|
|~力|~守備|~移動速度|~弓術|
|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|679|657|100|641|

**固有アクション [#vfa8a1c0]
|~アクション|~解説|h
|~地上乱舞|''「世の定めを教えてやろう!」''&br;''ループ部分:''突きを繰り返し前進する。前進距離・Hit間隔とも普通。&br;''フィニッシュ:''&br;帯電した[[細剣]]を地面に突き立て雷を招いた後、高く跳躍、柄尻に右足で降り立ち迸る威光で敵を大きく吹き飛ばしダウンさせる。雷属性。&br;突き立てた際と降り立った際の2ヒット技。%%やはり名族はこのポーズである。%%体力は回復しない。&br;柄尻から飛び降りて着地し[[細剣]]を引き抜き構え直すと行動可能になるのだが、''剣を引き抜くあたりで無敵が終わる''危険な技。&br;タイミングが悪いと走りこんできた敵に何も出来ずに斬られるということも……。&br;当たり判定も後ろには大きくないので極力敵を前に集めて使う方が良い。&br;実は跳躍中に見事な前方宙返りを披露しているのだが画面外である。例え画面外であっても手を抜かない、さすが名族である。|
|~空中乱舞|''「控えよ、袁公路の前であるぞ」''&br;掲げた[[細剣]]より幾筋もの眩き光線を放ち真の名族の威光で敵を気絶させる。ビーム状のエフェクトからは分かり辛いが炎属性。&br;この技の面白さはヒットした敵を他の技では見られない特殊な気絶状態にすること。気絶からの回復は通常気絶と変わらない。&br;威光の前に武将は両手で顔を隠し、それ以外の人型の敵は平伏する。炎上しながらするあたりなかなかシュール。&br;全方位広範囲攻撃で上下方向への判定が物凄い。威力も悪くないうえ、硬直も短いのでゲージは若干不安のある地上乱舞よりこちらに回した方がいい。|
|~特殊技|''「頭が高いわ!」''&br;[[細剣]]を頭上に掲げ雷を迸らせた後、前方へ向け構え光線として放ち敵を気絶させる。雷属性付与。&br;光線全体の九割ほどまで攻撃判定があり攻撃範囲は左右それぞれに光線2本分ほど広い。正面以外は無防備なので注意。&br;また、エフェクトの持続時間の割に単発ヒットしかせず攻撃判定持続時間も短め。&br;硬直も長めだが途中でキャンセル可能なので必ずやっておくこと。&br;光線を放つまでに少し間があり、溜め始めた瞬間にコロリン回避されがち。コンボに組み込んでも避けられることも……。&br;ロックオン状態では敵の転がった先に合わせ発射直前に方向転換をしてくれるのだがそれでも……。|
|~ユニーク攻撃&br;([[細剣]])|''気絶トリガー:''&br;[[細剣]]を正面斜め下に構え地面を抉りながら突進、最後に掬うように斬り上げ敵を気絶させる。6ヒット技。&br;気絶効果は最後の斬り上げのみ。最大溜め時は攻撃範囲が左右へ拡がる。|
|~|''空中フロー:''四段目が変化。&br;左足で宙を踏み、右足で踏み切りさらに跳躍、見事な着地を決め衝撃で敵を吹き飛ばしダウンさせる。&br;左足、右足、着地の3ヒット技。1、2ヒット目は地上の敵にも届く。2ヒット目は踏み切り時の衝撃で空中の敵を地面に叩きつける。&br;空中にいながら特殊技が発動可能。ただし、発動すると特殊技ゲージだけ消費して技が出ないので絶対に出してはいけない。|

**武将考察 [#o83d0fe3]
-[[袁紹]]の従弟とも異母弟とも伝わる、名族・汝南袁家出身の群雄。
特に''袁氏は袁術がいる汝南が主家である''ため、名門度…というか家柄の濃厚度で言えば冀州袁紹より上であり、これが両者の確執につながっている。
-[[董卓]]死後(正確には董卓が洛陽を捨て長安に逃げ込み反董卓連合が空中分解に至って以降)、
大陸の覇権を諸侯を巻き込んで[[袁紹]]と激しく争った二大勢力の片割れである。
--皇帝僭称をして天下の英雄たちに潰されたという役回りが有名だが、それ以前では一敗地に塗れた状態から勢力を盛り返し、その後も屈指の行動力で謀略を巡らせ勢力を伸ばそうとするなど、''凡百の諸侯とは一線を画する群雄''であったことは間違いない


-袁紹の派閥には[[曹操]]・劉表・劉繇が属しており、袁術には配下である[[孫堅]]だけでなく公孫瓚や陶謙も彼の派閥についている。
公孫瓚の客将であった[[劉備]]が[[曹操]]の徐州侵攻に際して陶謙の援軍になったのは、この繋がりによるものである。
--が、孫堅・公孫瓚・陶謙がそれぞれ劉表・袁紹・曹操に倒され、袁術も袁紹・曹操軍に大敗した上7度の追撃をまともに食らい、ほうほうの体で揚州に落ち延びるなど、のっけから大ピンチに陥る。
--しかし、その状態から素早く軍を立て直して謀略で揚州を撹乱し寿春を占拠。揚州刺史の劉繇も撃退して、汝南東部で改めて勢力を盛り返すとともに、[[孫策]]ら孫家軍団を手勢として復活に導いている。
--だがそれも長くは続かない。徐州を狙って[[呂布]]と手を組み、自立した陶謙や劉備を攻撃したりしたが勢力は伸び悩み始め、さらに孫策たち孫家軍団もまた独立の機運を高めていく。
そして北では袁紹が覇権を握り、[[曹操]]は献帝を保護して名声を大きく高めた頃であり、つまりこの頃の袁術勢は本格的に崖っぷちに追い詰められ始めた瞬間であったのだ。
そんなときに、袁術は寿春を都として「仲」という国を作り皇帝を名乗っている。
---この国号はかつては「成」として知られていたが、近年になりこの部分は「(袁術の仲王朝は)公孫述が蜀王成家を自称したときと同じである」という文章から間違って引いたことであることが判っている。
---玉璽が手元に転がり込んだからいきなり誇大妄想に取り憑かれて名乗った…と、特にマンガではそうであるかのように描写されがちだが、
 1.「五徳終始説」や「陰陽論」などといった五行思想に基づく王朝交代の法則を、董卓と何進(連合軍)の闘いによって零落した後漢王朝に当てはめたこと
 2.讖緯占者に「漢に代わる者に相当するは塗高なり(代漢者當塗高也)((元となる公孫述の伝話では「姓は當塗、名は高」なる人物のことであるという。))」と予言されたこと
 3.当時の中国語の神秘的解釈によって塗は途とし、自身の名前のうち「術」「公路」はいずれも途(道)に関係していると解釈したこと%%(高はいない子にされました)%%
 4.孫堅から入手した伝国璽があること(この場合、「孫堅から伝国璽を譲り受けること」までが天命によって定められたとする)
といった点から後漢の滅亡とそれに代わる新勢力の台頭が起こると直感し、献帝が死ぬよりも一足先に自らが皇帝であると自称したのだ。
--しかし'''根拠が儒教ではなく五行思想、しかも占者の予言のこじつけ'''では、ほとんど張角の「蒼天已死黄天當立」と同じであた。

-そんなわけで、彼の%%空気読めない%%皇帝宣言には諸侯、それも漢王朝に対し一定の距離を置いていた孫策たちすら反発し、自身の悪政も相まって[[曹操]]を筆頭とした連合軍にあっさり包囲殲滅されて瞬く間に没落。
--[[袁紹]]を頼るべく寿春を捨て北へと逃亡の途中、蜜入りの水が飲みたいと言ったが、落ちぶれた袁術の周りには既にそんなものがあろうはずもなく、その状況に絶望し一斗余りの血を吐いて死んだという、哀れな末路が伝わっている。
---街中で出会うと蜜水について語ってくれる。フルボイスで。%%力入れるところ間違っている。%%
--ただし、袁術死後も彼にまつわる勢力や子孫が絶えたわけではない。
汝南の地は[[官渡の戦い]]時点では反曹操の気風をまだ残していたようでそれを袁紹が利用・扇動していた。
一方で、袁術子孫のほとんどは最終的に[[孫権]]の勢力に収まることとなる。
一方で曹操の勢力に収まった袁術の縁者もあり、それが楊彪や楊修の一族であったとされる。
---演義ではその辺はまるきりスルーされ、遺児達は皆殺しされたことになっている。
*コメント欄 [#rd98bf16]
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