非常階段
最終防衛システム戦前
女神:
とうとう来たわ!
あれが最終防衛システム!
主人公(男):
2体もいるのか…
主人公(女):
2体もいるのね…
女神:
あれを倒さないことには
世界は救えないわ!
わたしとあなたたちとで
最終防衛システムを止めるのよ!
主人公(男):
この手に世界の運命が
かかっているのか…
ここまで来たらやるしかないな!
主人公(女):
この手に世界の運命が
かかっているのね…
ここまで来たらやるしかないわね!
女神:
準備はいい?
はい
女神:
わたしが1体引き受けます。
あなたたちは、もう1体を!
主人公(男):
しょうしんしょうめい、最後の戦いだ!
みんな、やるぞ!
主人公(女):
しょうしんしょうめい、最後の戦いよ!
みんな、やるわよ!
最終防衛システム戦中
女神:
気をつけて!
そっちに行ったわ!
主人公(男):
やったか!
………!?
主人公(女):
やったのね!
………!?
女神:
いけない!
間に合わなかったわ…!
この光りは…しまった…!
わたしにかまわず攻撃しなさい!
力をためて攻撃するつもりよ!
ダメージをあたえて止めて!
最終防衛システム戦後
主人公(男):
よっしゃー!
主人公(女):
やったわ!
女神:
なんとか無事に終わったようね。
どうもありがとう。
取りあえず揺れは止めたわ。
主人公:
これで一安心ですね。
あのー、
これからどうしたらいいでしょう?
女神:
わたしは、ここに残って
あちこち修理しなくてはいけないの。
あなたたちは元の世界に帰りなさい。
主人公:
ハイ……
女神様、
あなたはいったい何なんですか?
女神:
わたしがつくったこの世界も、
いつかは壊れるわ。
それを修理するためにわたしがいるの。
誰かが呼んでくれるのを、
秘宝の姿で何千年も待っているの。
そして、修理が終わると、
また秘宝の姿に戻って
待ち続けるのよ。
主人公:
…では、もう会えませんね。
女神:
そうね。
でも、次に呼んでくれるのは、
あなたたちの子孫かもしれないわ。
主人公:
そうですね。
それじゃ子どもたちに語りつぎましょう。
この秘宝の伝説を!
……さようなら!
女神:
さようなら!
エレベーターが動きます。
それで帰りなさい!
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