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モンスター名の元ネタ Edit

ここでは、敵モンスターがどこから出典されたかを自由に記載するコーナーです。
データの肥大化防止や読みやすさ向上の為、3〜5行程度でお願いします。
Wikipediaなどの丸写しはご遠慮ください。

悪魔系 Edit

モンスター名元ネタ解説
使い魔ヨーロッパの伝承悪魔そのものと言うより、魔法使いや魔女が従えている小動物(猫やカラス)を指す。
デモンロード英語『demon(デモン、デーモン)』=『悪魔、鬼神、悪霊』。
『lord(ロード)』=『主人、支配者』、もしくは西洋などで爵位・称号を持つ人への敬称『Lord(ロード)』=『卿(きょう、けい)』。
アスタロート悪魔メソポタミア神話における豊穣の女神・イシュタルがキリスト教で悪魔とされたもの。
悪魔達の中でも地位、実力ともに高いといわれる。
FF2ラストダンジョンのパンデモニウムでリボン(アクセサリーの一つ)を守っているモンスター。
最終ボスに次ぐ高さのHPを持つ。
ブラックデビル不明元ネタとの関連性は不明だが、同名のものに、アーモンドやチョコレートなど様々な味があるオランダ製のタバコがある。

アメーバ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
白血球細胞成分血液の成分の一つ。
体内に侵入した細菌や異物などを消化してくれる。
英名の略称はWBC(White Blood Cell)。
マクロファージ細胞成分大食細胞(だいしょくさいぼう)とも。
白血球の一種で、細菌や細胞の残骸などを取り込んで消化する大型の細胞。
キャンサーセル英語『Cancer Cell』=『がん細胞』。
人食いアメーバ映画1958年のSF映画『マックイーンの絶対の危機』のTV版タイトル『人食いアメーバの恐怖』からだと思われる。

岩系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ペブル英語『pebble』=手のひらにいくつか乗る程度の丸い小石。
ストーン英語『stone』=こぶし大程度までの石。
ロック英語『rock』=両手で抱える大きさの岩。
ボールダー英語『boulder』=手では持ち上げられない大きい丸石、巨礫(きょれき)。
アース英語『Earth』=地球。自然を守ろう。

ウイルス系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ホンコンB型インフルエンザウイルス同病原体名の『ホンコン《A型》』と『《B型》』をかけたもの。
巨大ウイルス生物学巨大核質DNAウイルスという、ウイルスにおける分類の一つ。
サイバーウイルスIT用語いわゆるコンピューターウイルスのこと。
コンピューターウイルスとは、コンピューターシステムに侵入してデータやプログラムなどを破壊するソフトウェアのことをいう。

馬系 Edit

モンスター名元ネタ解説
シルバードラマ米国製ドラマ『ローン・レンジャー』に登場する、主人公の愛馬シルバーから。
アハイシュケアイルランドの伝承水辺を跳ね回る馬。GB版では『アハ␣イシュケ』のようにスペース入りだった。
ナイトメアFF1同名のモンスターがFF1に登場する(FF3にも登場する)。
ちなみに『nightmare』=『悪夢』。
これに『mare(メア)』=『霊、悪魔(古い英語)、雌馬、雌ロバ(現在の英語)』をかけたもの。
スレイプニル北欧神話8本の足を持つオーディンの愛馬。非常に速く走ることができ、空を飛ぶこともできる。
悪戯好きなロキ神が雌馬に化け、とある巨人が所有していた雄の良馬と交わって生まれた。
ユニコーン神話獰猛な一角獣。処女(独身の女性のこと)大好きのエロ馬。
角には清めの効果があると言われる。
ダークホース-未知数もしくは予想外の実力を持った者を指す言葉。
転じて、馬系モンスターとして登場。
ペガサスギリシア神話天馬。英雄ペルセウスがメドゥーサを退治したときに生まれた。
ただし、本作でのペガサスはスレイプニルのグラフィックを流用しただけのものであるため、翼は無いし、ユニコーンみたいな角も生えている。

狼男系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ねずみ親父ゲゲゲの鬼太郎GB版での名称はねずみおとこ。
著作権の問題により、このような名前になった。
ウェアウルフFF同名のモンスターが初代FF1やサガシリーズの元になったFF2等数作に登場する。
ちなみに『ware(ウェア)』=『人間の男性(古い英語)』。
要するに狼男。
ネコ女ゲゲゲの鬼太郎GB版での名称はねこむすめ。
ねずみ親父同様、著作権により名前を変える。
ラクシャーサヒンドゥー教鬼神ラクシャーサ。滅びと破壊を司る。
男は醜く、女は美しいとされる。
仏教では『羅刹天』として、人の煩悩を断ち切るという。
アヌビスエジプト神話ジャッカル頭の冥界神。
叔父セトに殺された、父親オシリスの復活を行った。
本来は男性の神なのだが、この作品のアヌビスは女性口調。

鬼系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ゴブリンヨーロッパの伝承(日本でいうところの)妖怪・ゴブリン。外見はFFシリーズがベース。
ゴブリンキングに関しては、スクウェア社が製作したゲーム『ロマンシング サ・ガ2』のボスキャラである『キング』も元ネタの一つに入っていると思われる。
ダークゴブリン
ゴブリンキング
オーガヨーロッパの伝承人型の怪物。日本では「鬼」「悪鬼」などと訳される事が多い。
スサノオ日本神話漢字では『素戔嗚』などと表記される。三姉弟の末っ子で、姉は太陽神アマテラス、兄は月神ツクヨミ。
八岐大蛇(やまたのおろち)を倒してクシナダヒメを妻に迎えた話は有名。
顔が牛なのは、神仏習合による牛頭天王から来ていると思われる。
トロール北欧の伝承妖精。一般的なイメージは『毛むくじゃらな巨人』だが、地域によってその姿形は様々である。
例えば、スカンジナビア半島(ノルウェーやスウェーデンのある半島)では小人とされており、気に入った人間には幸福を、嫌いな人間には災いを与える。

骸骨系 Edit

モンスター名元ネタ解説
デスナイトD&D世界初のRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場する、キャラの役職の一つ。魔王によってアンデッドになった聖騎士、という設定。
FF1敵キャラとして登場。終盤あたりに登場し、強力な魔法を駆使する。
リッチFF1作中の主要キャラである4体のカオスの一角。属性は土。外見はローブを着た骸骨、といったような感じ。
リッチは『金持ち』という意味ではなく、古い英語で『死体』という意味。(スペルは『lich』)。

カエル系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ガマ実在の生物ガマガエル(ニホンヒキガエル)。
四六のガマ-茨城県の筑波山に住むとされる、前足が4本指、後足が6本指のヒキガエル…なのだが、
実際は前足が5本指、後足が5本指の普通のヒキガエルである。
ガマの油売りの口上に出てくるのはこのカエル。
チンワセン中国の妖怪蝦蟇(がま)仙人が従えている三本足のカエル。
漢字で書くと「青蛙神」。
ヘカトエジプト神話カエルの姿をした女神。カエル系の中ではこの個体のみメスとして扱われている

カニ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
やしガニ実在の生物日本では主に、沖縄の宮古・八重山諸島などに生息するヤドカリの一種。はさむ力が非常に強い。
ちなみに、ヤシの実は背負っていない。
やどかりん特撮『帰ってきたウルトラマン』に登場したやどかり怪獣ヤドカリンだと思われる。
ダゴン神話古代パレスチナの神。及びそれをモチーフにしたクトゥルフ神話の神。
ちなみに次回作では海人間系になってるが、ちゃんとカニ系の頃の名残がある。
わだつみ日本神話海の神。漢字では『海神・綿津見』などと表記される。なお、この神は1柱だけではなく、別にもいる。

亀系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ランドタートルFFFFシリーズの作品に複数回登場。カラーリング・デザインはFF3から。
アダマンタイマイ-『アダマント(adamant)』=強固、無敵。(ギリシア語)
『タイマイ』=現存する亀の一種。ちなみにウミガメの仲間。
FFシリーズ内にのみ登場する金属『アダマンタイト』と『タイマイ』を合わせたモンスター。カラーリングはFF5のものと似ている。
玄武中国の伝承北方を守護する四神の一柱。五行思想では「水行」。
↓以下は、文字を伏せてある。
ちなみにGB版のモンスターグラフィックは、その玄武のものを反転させただけというのはナイショ。
ついでに、GB版の亀系モンスターのイメージイラストは、その流用なのもナイショ。
闇の玄武
(伝八)-外見は、GB版の同系モンスターのアイコンがモデル。

木系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ライブオーク実在の樹木英語で"live oak"は常緑の樫のことを指す。
セコイア実在の樹木アメリカに現存する高さ100m近くになる巨木。
その名はインディアンのチェロキー族の賢者の名前から。
トレント指輪物語指輪物語に登場する「エント」もしくは派生の「トレント」。
縄文杉実在の樹木世界遺産屋久島に自生する屋久杉。
ユグドラシル北欧神話世界そのものを内包すると言う巨大な樹。世界樹、宇宙樹とも。
ダークトネリコ実在の樹木日本原産の落葉樹「(トネリコ)」。ユグドラシルと同グラフィックなのは、ユグドラシルがトネリコの木であるため。

キメラ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
グリフォン西洋伝承鷲の上半身とライオンの下半身を持つ怪物。
語源はギリシア語のグリュプス(曲がった嘴の意)。
マンティコアアジアの伝承インド、マレーシア、インドネシアの森林に住む、人間を喰う怪物。
キメラギリシャ神話獅子の頭・ヤギの胴体・蛇の尻尾を有する生物。
アルテマキメラ
スフィンクスギリシア神話上半身は女性、下半身はライオンの怪物。道行く旅人に『朝は4本、昼は2本、夜は3本、これは何か』と問いかけては答えられない間に喰い殺していたが、賢者オイディプスに『それは人間である』と答えられて自殺した。今作におけるスフィンクスの中身。
古代エジプト上半身男性、下半身ライオンの石像。今作におけるスフィンクスの外見。
麒麟中国伝承鳳凰と並ぶ、伝説上の生物。
鳥類の長である鳳凰と並んで、獣類の長とされる。

恐竜系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ライノサウルス-「rhinoceros」:サイ。
これに恐竜(トカゲ)を意味する『サウルス』と引っ掛けていると思われる。
トリケラトプス古代の生物白亜紀に実在していた草食恐竜。「3本の角を持つ顔」の意。
ステゴザウルス古代の生物ジュラ紀に実在していた草食恐竜。「屋根トカゲ」の意。
魔界塔士Sa・Gaでは恐竜ではなくとかげ系モンスターであった。
チラノサウルス古代の生物白亜紀に実在していた肉食恐竜(ティラノサウルス)。日本語では「暴君竜」と訳される。
ベヒーモス旧約聖書巨大なバケモノ。FFをはじめとしたスクウェア系列におけるRPG常連モンスター。
ちなみにイスラム教では、バハムート(本来はFFのようなドラゴン姿ではなく、なんと魚の姿)と同一視される。
モデルはFF11からだと思われる。
キングベヒーモス

蜘蛛系 Edit

モンスター名元ネタ解説
アシナガグモ実在の生物細長い足と体を持つ蜘蛛。網を張るタイプの蜘蛛であり、
外見のイメージはどちらかというと似た名前の「アシダカグモ」に近い。
タランチュラ欧米の伝承イタリアの港町、タラントが語源と言われる毒蜘蛛伝承。
実在するタランチュラの方は実は毒性はあまり強くない。
実在の生物
牛鬼日本民間伝承西日本の伝承に伝わる妖怪。
人を襲う妖怪として恐れられる一方で、
神様として祭りの主役になるところもある。
アラクニギリシャ神話同神話に登場する機織り娘。アラクネー。
機織りを司るアテナの怒りを買い、蜘蛛の姿に変えられた。

軍人系 Edit

モンスター名元ネタ解説
コマンドー軍隊用語軍における特殊部隊を指す言葉、及びA・シュワルツェネッガー主演の同名映画からか。
越後屋実在の商店
時代劇
三越デパートの前身。時代劇では悪徳商人の代名詞。
外見は、GB版のイメージイラストより。
淀屋実在の商店大阪を飛躍的に発展させた江戸時代の豪商。
大阪・中之島に掛かる淀屋橋と常安橋(常安は初代当主の名)は淀屋から取られた。

剣系 Edit

モンスター名元ネタ解説
デュランダール叙事詩フランスの叙事詩「ローランの歌」に登場する聖剣。「不滅の刃」の意。
カラドボルグ神話ケルト神話に登場する剣。エクスカリバーの原型とも言われる。
「硬い稲光」、「硬い鞘(袋)」の意。
ウェールズの伝説に登場する「カレドヴールフ(Caledfwlch、硬い溝の意)」と同一視される。
アンサラー神話ケルト神話に登場する剣。別名フラガラッハ。「回答者」「報復者」という意味を持つ。
そのためか、「応答丸」「応酬丸」と訳されたことも。
モーンブレイド小説出典元は外国の小説「エルリックサーガ」。
「うめく剣」の意。
ストームブリング小説上記と同様(原典での名称は「ストームブリンガー」)。「嵐をもたらす者」の意?
元ネタではモーンブレイドと姉妹剣の関係にある。
名称が微妙に原典と異なるのは、文字数制限の都合上である。
デビルズソード不明関連性は微妙だが、1987年に「デビルズ・ソード ワニ人間の襲撃」がある。

甲虫系 Edit

モンスター名元ネタ解説
コガネムシ実在の生物実在する昆虫『コガネムシ』から。
アリじごく実在の生物実在する昆虫『ウスバカゲロウ』の幼虫『アリジゴク』から。
ウスバカゲロウ科全ての種の幼虫がアリジゴクを経ているわけではないらしい。
スカラベ実在の生物実在する昆虫『スカラベ (scarab)』から。日本では『フンコロガシ』の和名で有名。
古代エジプトでは太陽神ケプリと同一視されていた。
ケプリについてはリンク先を参照。

ゴーレム系 Edit

モンスター名元ネタ解説
木人-木で作った人の像や人形を意味する。
粘土人-粘土で出来た土人形。『ゴーレム』自体がユダヤ教の伝承に登場する、
自分で動く泥人形の事を意味する。作った主人の命令だけを忠実に実行する、
召し使い・ロボットのような存在。
ストーンゴーレム-「ストーン(stone)」:石。石で出来たゴーレム。
一般的なゴーレムは土(粘土)で作られるが、
神話や伝説には石や金属で作られたものも登場するらしい。
鉄巨人FFシリーズシリーズにおいて、終盤の強敵に分類されるモンスター。
大魔神日本映画1966年の日本映画「大魔神」。

昆虫人間系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ハエ男映画1986年の「ザ・フライ」。または1958年の「ハエ男の恐怖」。
ハチ女仮面ライダー仮面ライダーの第8話に登場した怪人。
モスキート英単語「mosquito」:蚊。
セミ人間ウルトラQ?同名の宇宙怪人が登場している。
マンティスキングFF2「mantis」:かまきり。
マンティスキングの場合、その王様。FF2に同名の雑魚モンスターがいる。
ダークマンティス

魚系 Edit

モンスター名元ネタ解説
バラクーダ実在の生物カマスの英名。恐らく肉食であるオニカマスのこと。
ピラニア実在の生物もはや説明不要。
鋭い牙を持ち、人を襲うこともある。
ハンマーヘッド実在の生物シュモクザメの英名。T字型の頭部が特徴。
ガンフィッシュ-テッポウウオを英語化(直訳)したもの?
テッポウウオ本来の英名は"Archerfish"。
リヴァイアサン旧約聖書ベヒーモスと対を成す、海中に住む巨大な怪物。レヴィアタン。
DS版での外見は、FFシリーズの同名召喚獣より。
他にも、嫉妬を司る悪魔として登場することもある。
なお、上記の怪物を名前の元とした、イギリスの哲学者ホッブズが著した『リヴァイアサン』もある。
悪魔
ポセイドンギリシャ神話同神話に登場する海神。
冥界神ハデスの弟、全知全能の神ゼウスの兄でもある。

侍系 Edit

モンスター名元ネタ解説
日本史外見はほぼ、「魔界塔士Sa・Ga」の同系モンスター。
ムサシ歴史上の人物二刀流や五輪の書で知られる剣豪、宮本武蔵。
天誅組日本史幕末の尊皇攘夷派の武装集団、天忠組。
ちなみにこちらは、公家出身者が中心。
旗本江戸時代では将軍直属の家臣を指す。
御目見(将軍に謁見する資格がある者)以上なら旗本、そうでなければ御家人。
御家人

スライム系 Edit

モンスター名元ネタ解説
グリーンスライムD&D近づくものは石を除けば悉く溶かされる恐ろしいモンスター。
イエローゼリーFFシリーズいずれも同名のモンスターが存在。
ちなみに、イエロー…はFF2とFF4のみの登場、ブラック…は第1作からFF4まで皆勤賞。
ブラックプリン
先生-外見は「魔界塔士Sa・Ga」の同系モンスターのアイコン。
スーパースライム
闇に染まりしもの

戦闘メカ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ビートルウルトラマン科学特捜隊の戦闘機ジェットビートルから。
シュピーゲルキャプテンウルトラ作中に登場する宇宙戦闘機の名前。
ホークウルトラセブンウルトラ警備隊の戦闘機ウルトラホークから。
インターセプター謎の円盤UFO作中に登場する迎撃戦闘機の名前。

ゾンビ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
系統説明「BIO HAZARD」(ゲーム)「特殊ウイルスでよみがえった···」の件が、
同ゲームのゾンビの設定と同じ。
ゾンビ映画見た目のイメージは映画。さらに元を辿るとブードゥー教の奴隷。
グールアラブの伝承死体や子供を食べる悪魔。
ガスト古英語ゴースト(Ghost)の語源Gast(魂、精神)から。
クトゥルフ神話にガストという名の種族が居る。
ワイト指輪物語作中のバロウ・ワイトから。
レブナントFF2同名のモンスターがサガシリーズの元になったFF2やFF3等数作に登場する。
ちなみにフランス語で「戻る」の名詞形・レブナント。転じて「黄泉帰り」。
エビルレブナント

タコ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
踊りダコ不明前作(魔界塔士Sa・Ga)で竜宮城を守っていたところから?
それをさらに遡れば、浦島太郎が元ネタか。
あめふらし実在の生物外敵から身を守るため煙幕を出す水棲生物。本当に雨を降らすわけではない。主に天草地域(熊本県)で食用にされている。
アンモナイツ古代の生物古生代(シルル紀)〜中生代(白亜紀)に生息していた軟体動物(アンモナイト)。
軟体部分はタコ説があるためこちらに分類されている。
大王イカ実在の生物現存する巨大イカ。最大で20mにもなる。
クラーケン北欧伝承巨大なタコやイカのような姿で描かれる海の怪物。
FF1では4体のカオスの一角、水のカオスとして登場した。
デビルフィッシュ実在の生物西洋におけるタコやイカの別名。名前どおり忌み嫌われていた。

蝶系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ファイアモス英単語モスとは蛾(moth)の事。ちなみに蝶と蛾を明確に区別する定義はない。
マダムバタフライオペラプッチーニ作のオペラ、「蝶々夫人」の英名。

とかげ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
サンショウウオ実在の生物形はとかげだが有歯両生類である。
ちなみに英名はサラマンダー。
カメレオンカムフラージュが得意なとかげ。舌で虫を捕食することでも有名。
コモドドラゴンインドネシア・コモド島に生息する、世界最大のトカゲ。コモドオオトカゲ。
サラマンダーヨーロッパに生息するファイアサラマンダーが元ネタ。
古代ヨーロッパでは火の中で生きることができる生物だと考えられていた。
パラケルススが火の精霊をサラマンダーとしたのもここから。
バジリスクヨーロッパ伝承当初は蛇の王であったが、コカトリスと同一視されるようになった。
両者共に石化の魔力があるとされる。
クロスバジリスク

虎系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ジャガー実在の生物大型のネコ科の動物。ヒョウと似ているが別種。
サーベルタイガー古代の生物日本語では「剣歯虎」という、大型のネコ類の祖先と考えられる生物。
近年では小型のネコ類に近いと考えられ、「剣歯猫」とする動きも見られる。
クロネコ欧米の伝承中世の欧米では黒猫は不吉(死)の象徴とされていた。
ブラックタイガー実在の生物本来は虎ではなくクルマエビの一種。
本作の製作会社であるスクウェア・エニックスの前身であるスクウェア社が手掛けたコメディーゲーム・半熟英雄(はんじゅくひーろー)だとそのままの形で登場するが、転じて虎系としての登場。
白虎中国の伝承西方を守護する四神の一柱。五行思想では「金行」。
外見イメージは、「魔界塔士Sa・Ga」からと思われる。
闇の白虎
フェンリスウルフ北欧神話同神話に登場する狼の怪物"Fenrisúlfr"。英語ではないのがミソ。
「魔界塔士Sa・Ga」では、虎系の味方専用モンスター(フェンリルウルフ)。

鳥系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ダイブイーグルFFシリーズ?FFシリーズに同名のモンスターが登場する。
サンダーバードネイティブアメリカンの伝承大きなワシの姿をしている雷の精霊。
コカトリスヨーロッパ伝承雄の鶏をとかげ(または蛇)とかけあわせた生き物。
バシリスク(本作ではとかげ系モンスター)と雌雄関係であるとされる。
ロック鳥アラビアンナイトシンドバッドの話に登場する怪鳥。
朱雀中国の伝承南方を守護する四神の一柱。五行思想では「火行」。
闇の朱雀
オーディン烏北欧神話主神オーディンが従えている2匹のカラス。
名はそれぞれフギン(思考)とムニン(記憶)という。
やたがらす世界各地漢字で『八咫烏』と表記する。日本では『古事記』や『日本書紀』に登場し、(後の神武天皇である)カムヤマトイワレビコノミコトを大和国(現・奈良県)まで導く。
現代においては、サッカー日本代表のエンブレムのモチーフとして知られている。
古代朝鮮や古代中国では『三足烏』とよばれていたり、古代エジプトの壁画にも登場していたりする。

鳥人間系 Edit

モンスター名元ネタ解説
レイヴン英読み『raven』=『ワタリガラス』。
ハーピーギリシア神話翼以外の上半身は女性の身体、残りが鳥の身体で構成される魔物。
カラス天狗妖怪山伏の姿をした、伝説の生物。
牛若丸(うしわかまる。源 義経の幼名。)を鍛えた天狗の正体といわれる。
ガルーダインド神話同神話における聖鳥。軍神インドラですらも恐れさせた程の強大なパワーを持つ。
仏教迦楼羅天(かるらてん)として登場。人々の煩悩を消すと信じられてきた。
ニケギリシア神話勝利の女神。戦いと知恵の女神アテナの化身とされる。
ナイキ社の名前の元ネタでもある。
堕天使キリスト教何らかの理由で神から離別された天使のこと。
キリスト教において、悪魔=堕天使とされる。

ナイト系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ガード英読み『guard』=『護衛』。
ナイト英読み『knight』=『騎士』。
パラディン騎士中世ヨーロッパにおける高位の騎士。20世紀初頭まで存在した。
ジークフリート物語悲劇の物語『ニーベルンゲンの歌』の主人公。退治した竜の返り血を浴びて不死身となったが、唯一血がつかなかった背中が弱点となり、あるいざこざから背中を狙われて殺されてしまう。

花系 Edit

モンスター名元ネタ解説
サンフラワー英名『sunflower』=『ヒマワリ』。

はにわ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
はにわ日本史漢字では『埴輪』と書く。古代に造られた墳墓『古墳』から出土した、様々なモノをかたどった焼き物。
全てを破壊するものロマサガ3ロマンシング サ・ガ3のラストボス『破壊するもの』から。
ロマサガ2ロマンシング サ・ガ2に登場する武器『デストロイヤー』から。(デストロイヤーを直訳すると、『破壊するもの』になる。)

人型メカ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
28号ロボット横山光輝原作『鉄人28号』から。
ゼット永井豪原作『マジンガーZ』から。
ライデン1970年代に放映されたアニメ『勇者ライディーン』をもじったもの。
G71980年に放映されたアニメ『無敵ロボトライダーG7』から。
キリングドール-『killing』=『人を殺すこと』。つまり『殺人人形』となる。

武闘家系 Edit

モンスター名元ネタ解説
殺人鬼映画攻撃手段から、映画『13日の金曜日』のジェイソンが元ネタであろう。ただし「斧」(厳密には鉈)は使ったが「チェーンソー」は使っていない。
つくも漫画川原正敏原作『修羅の門』の主人公『陸奥 九十九(むつ つくも)』と思われる。

蛇系 Edit

モンスター名元ネタ解説
青大将実在の生物無毒の蛇。好物は鳥類・その卵・ほ乳類など。
サイドワインダー英読み『Sidewinder』=『ヨコバイガラガラヘビ』。毒性の弱いヘビ。
大蛇-読みは『おろち』で、『とても大きい蛇』の意味。
この単語がつくものとして、『八岐大蛇(やまたのおろち)』が有名。
ヒドラギリシア神話レルネーという沼に棲んでいた多頭の蛇。英雄ヘラクレスに退治される。
ヨルムンガンドル北欧神話狡猾な神ロキを父に持つ巨大な蛇。世界の終末『ラグナロク』の際、魔物の軍の一員として戦い、神の軍の雷神トールと相打ちになるといわれる。

蛇女系 Edit

モンスター名元ネタ解説
メドューサギリシア神話メドゥーサとも。見た者を石に変える恐ろしい怪物だったが、英雄ペルセウスに退治される。
ラミアポセイドンの娘。その美貌をゼウスに褒められたばかりに、ゼウスの妻ヘラの呪いによって半人半蛇の姿に成り果ててしまった。
ダークラミア
ナーガインド神話蛇の神。天候を操る力を持つ。
この一族は聖鳥ガルーダの敵とされる。
スキュラギリシア神話上半身は女性、下半身は魚、腹部には6匹の犬という奇怪な姿の怪物。
マリリスD&D世界初のRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の登場キャラ。上半身は女性、腕は6本、下半身は蛇の尾という奇妙な姿である。
FF1作中における主要キャラである4体のカオスの一角。属性は火で、その姿はD&Dのものを彷彿とさせる。

魔法使い系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ガンダルフ指輪物語指輪物語に登場する魔法使い『ガンダルフ』。

ミミズ系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ラーバウォームFF1この3匹は皆共通してFF1に出演しているので、出典はその作品からである。
サンドウォーム
アビスウォーム

目玉系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ゲイザー英読み『gazer』=『観察者』。
ウォッチャー『watcher』=『監視人』。
イーブルアイ-『evil』=『邪悪な、不吉な』。
デスアイFF1『death』=『死』。
GB版での名称は「ビホールダー」で『Beholder』は英語で「見る人」。なおFFの「ビホルダー」も「デスアイ」に改名している。

幽霊系 Edit

モンスター名元ネタ解説
--この系統のモンスターは殆ど『幽霊』の意味を持つが、ニュアンスが微妙に異なるので載せておく。
ファントム英読み『phantom』=『幽霊、幻』。
レイス西洋の伝承スコットランド(イギリス北部の地区)に伝わる幽霊のこと。
スペクター英読み『specter』=『幽霊、妖怪』。
ゴースト『ghost』=『幽霊、亡霊』。

妖精系 Edit

モンスター名元ネタ解説
スプライトヨーロッパの伝承妖精の一種で、亡霊、または水の精霊や風の精霊ともされることもある。
フェアリー俗に言う『妖精』のこと。神話などでも度々登場する。
ニンフギリシア神話神々に付き従う精霊。人々に恵みを与える一方、人々に災いを与える妖精ともされる。
シルフヨーロッパの伝承空気のように見えない精霊。妖精としても位置づけられた。
タイタニア戯曲ティターニアとも。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『真夏の夜の夢』に登場し、妖精達の王オベロンの妻とされる。

翼竜系 Edit

モンスター名元ネタ解説
ラムフォリンクス古代の生物ジュラ紀に生息した翼竜の一種。
プテラノドン翼竜の代表格で、白亜紀に生息した。
ワイバーン紋章ヨーロッパにおいて、よく紋章や旗印などに描かれる竜。飛竜とも。
ウィルムヨーロッパの伝承脚を持たないドラゴンのような生き物。人間に害をなす存在とされ、毒や炎を吐く。

BOSS系 Edit

モンスター名元ネタ解説
アシュラ
真・アシュラ
インド神話魔族の王。アスラとも。
ただし、魔族としてのイメージは時代が下ってからである。
仏教漢字で『阿修羅』と表記。
仏教における死後の世界『六道(ろくどう、りくどう)』の一つである修羅界を治める。
また、仏法の守護神ともされた。
レプシラギリシア神話9柱(はしら。神や霊を数える時に使う)の、学芸を司る下級女神の集まり『ミューズ(ギリシア語ではムーサイ)』の1柱。
レプシラは踊りを司る。
ビーナスローマ神話美と愛の女神。ギリシア神話におけるアフロディテである。
真・ビーナス
将軍役職原義では、軍隊を統一する武官のことを指す。
本作の将軍の場合、征夷大将軍(せいいたいしょうぐん。幕府のトップのこと)のことを指す。
(大将軍の読みは元ネタから考えて『たいしょうぐん』だと思われる)
大将軍
しゃちほこ装飾品漢字で『鯱』と表記する。
想像上の生物をかたどった金属製(または瓦製)の装飾品。魔除け、防火のお守り的存在として作られた。
鋼鉄魚・甲
鋼鉄魚・乙
-等級・成績における名称。『甲』は1位、『乙』は2位。
大御所役職隠居した征夷大将軍の呼称、または役所。
天帝-いわゆる『創造主』のこと。上帝とも。
オーディン北欧神話主神。戦い・死を司る。
魔術・知識に対しての好奇心は高く、片目を犠牲にしてまで知識を得たり、ルーンという文字の秘密を探るべく首を吊ったりした。
世界の終末『ラグナロク』の戦いに備えるべく、自らの宮殿バルハラに戦士の魂を呼び寄せる。
真・オーディン
フェニックス世界各地の伝承『不死鳥』の呼び名で知られ、その起源はエジプト神話の霊鳥ベンヌにあたる。
ギリシアでは、約500生き、死期を悟ると巣に火をつけて死ぬが、灰から新しい若鳥が生まれて親の遺骨をエジプトに届けるとされる。
アポロンギリシア神話音楽や医術などを司る善良な神である一方、病や死をもたらす死神でもある。太陽神としての属性は時代が下ってから付けられた。
彼が絡む神話の大半は悲劇に終わってしまう。
完全体アポロン
真・アポロン
真・完全体アポロン

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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 天誅組発祥の地の住人だけど、ちゃんと書いてあってちょっとうれしかったw -- 2010-05-07 (金) 00:06:35
  • デスマシーンの元ネタは映画では? -- 2010-09-26 (日) 08:22:05
    • 調べたけどFF1は87年、映画は94年ですね -- 2010-10-18 (月) 17:56:42
  • ブラックデビルと聞くと明石家さんまを連想してしまう・・・ -- 2010-11-23 (火) 22:07:46
  • 何故か甲虫系のモンスターが無かったので追加。いままで誰も気づかなかったのは甲虫系自体が見た目・性能共に微妙なためか?(誰かが間違って消してしまった可能性もあるが) -- 2013-05-11 (土) 22:43:23
  • ストームブリング 元ネタと変えてあるのは単純に「GB版が八文字制限」だったのであろうと思われます -- 2014-03-18 (火) 02:01:16
  • コメントごとページの大半が消えていたので修正&大幅改変。 -- 2016-10-17 (月) 07:58:48
  • デスアイに原作での名前を追加 -- 2018-08-04 (土) 09:58:36
  • ピラニアは獰猛なイメージがあるが、むしろ臆病な性質で、興奮状態以外では人は襲わない。草食性のピラニアもいる。らしい。 -- 2019-05-20 (月) 01:32:27
  • G7の元ネタは「無敵ロボトライダーG7」ですよー。 -- 2022-03-20 (日) 17:46:38
    • 反映しました。 -- 2022-03-20 (日) 22:54:42
  • スフィンクスギリシア神話の項目 朝は2本、昼は4本→朝は4本(四つん這い)、昼は2本(二足歩行)だと思います。多分。 -- 2022-11-27 (日) 07:56:03
    • 反映しました。 -- 2022-11-27 (日) 16:38:16
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Last-modified: Mon, 22 May 2023 22:01:11 JST (337d)