[戦闘時]
[勝利時]
[戦闘時] なにやら 地上が騒がしいと聞いて 様子を見に やってきたのだが…
鬼と人と神が 同じ場所に集まって、 まるで 昔の祭りのような熱気だな
くくく… 血が騒ぐぜ。 こっちも 喧嘩祭りといこうかいッ!
[勝利時] おっと、そうだ!
なにやら言いたいことがあるみてえだし、 次は、獅子丸の旦那も読んでやるか
じゃあ、またな。今日は楽しかったぜ
[戦闘時] 実はオレさまは、地上に降りた神たちを 天界に連れ帰るという 密命をうけている
陸は、海よりはるかに狭い。地上の神々は、 すぐに見つかると、ふんでいたのだが…
どこへ隠れたのか、さっぱり見つからん。 途方に暮れたとき、名案が浮かんだ
名案の中身を 聞きたいであろう? だが、タダというわけにはゆかぬぞ!
喝ーーーーーーッ!
[勝利時] ふむ!よかろう。心して聞け!
おまえらに 栄誉を与えよう。 オレさまの名代になるのだ
地上で神を見かけたら、天界にもどるよう 説得しろ。言うことをきかない場合は…
どうせ死なんのだ。手荒な方法でかわまん。 では、任せたぞ
[戦闘時] 下界が 荒れておると聞いたぞ。 ワシも混ぜてもらおうかのぉ!
[勝利時] 人間は、弱いのか強いのか ふふ、ワシには、ようわからぬよ
[戦闘時] いろいろ教えてあげようと思って、 ここまで来たの
でもね、正直まだ踏ん切りが つかないわ。 ただの噂話だし、ひどい話なんだもの
だから、何を聞いても動じない度量を 私に みせてちょうだいッ!
[勝利時] ふ~ん、さすが昼子ちゃんが 肩入れするだけのことは あるわね
今度会うときまでに 私も気持ちを 整理しておくわ。じゃあ、またね
[戦闘時] おまえが見たい夢は、なんだ? 私に見せてくれまいか?
[勝利時] 地上で目にするのは、悪夢ばかりか…
だが、目を閉じていては、 何ごとも 始まるまいよ…
[戦闘時] ウッシシシ! ここで俺に出会うとは、運がねえなあ!! [勝利時] 牛とカエルが鳴くから、モォ~帰る! なんちゃってな・・・
[戦闘時] な、なんでまた来たッスか!? ――ハッ!?
まさかまさか、おいらも 式神にするつもりッスか!?
うわあああああああああん!!
[勝利時] 想像してみるッスよ・・・
夜鳥子の額に浮かぶ 橙が乗った 大きなモチの刺青を!!
こんな恐ろしいもの、ないッスよ!! おいらのことは、あきらめてくだせえ!!
昼子様、助けてえ~!!
[戦闘時] ニャッははは! 今日は、忍者ごっこなのニャ
くノ一美也は、すでに 極秘情報を 手に入れているのニャ
実は、天界もてんやわんやで ぜんぜん一枚岩じゃないのニャ
○○一族に肩入れする 昼子派の神と 反対派の神の割合は、だいたい四対三
どう転ぶかわからない様子見の神が、三。 勢力図は、今のところこんな感じニャ
そして~! あたしが 味方するかどうかは これから始まる勝負で 決まるのニャ~!
[勝利時] い、い、今のは、ただの小手調べ。 明日から本気だす~のニャ
約束しよう! 次の勝負であたしに勝ったら そのときは仲間になってやるニャ
ニャッは、ニャッははははは! 次の勝負が 楽しみなのニャ
[戦闘時] ちょうどいい。腕試しさせてもらうぞ! いざ、たのもう!
[勝利時] 手も足も 出ないとは…無念!
[戦闘時] 脇目もふらず 思いっきり、 猪突猛進、ぶつかりあおう!
[勝利時] 腕試しに付き合ってくれて、ありがとう。 天に戻って、いちから鍛えてくるよ
では、また会おう!
[戦闘時] ぱぱぱぱぱおーん! 天の番人、歓喜ノ舞見参ッ!
悪のニオイを たどって来れば、 やはり、おまえたち一族かッ!
この鼻からは、逃れられぬゾウッ!
[勝利時] 俺から逃れられると 思うなよッ!
[戦闘時] 短命の呪いに、種絶の呪いかい。 昔もあったねえ、そんなのが…
あン時は、ろくに力になれなかったが、 今度は、あたしも一肌脱ごうじゃないか
奉納点、たっぷり稼がせてやるよ! コーーーーーン!
[勝利時] その調子で、がんばるんだよ
[戦闘時] おまえらの 稽古の相手をしてくれと 昼子に頼まれてな
そういうわけだ。 恨みはねえが、本気でいくぜッ!
[戦闘時] わしは、強ええぜ。 やばくなったら、とっとと逃げな!
[勝利時] ほぉ、さすがに血は争えないもんだな
[戦闘時] 帝の寵愛を欲しいままにした 美貌の青年陰陽士――安部晴明
百年ほど前になるかねえ 昔、どこかの墓の中で 会ったよ
冷めた目で あたしを見てたんだ。 思い出すだけで 今もゾクゾクするよ
ああ、そういえば…
ちょうどその頃だ。あんたらに似た侍にも ひどい目にあわされたっけねえ!!
[勝利後] あたしら 土蜘蛛は朝廷に刃向い、 呪われて、そして、滅ぼされたんだ
だから、帝お気に入りの陰陽士なんて 食い殺してやろうと 思ってさ
でも 晴明を見て気が変わったねぇ。 あいつの目は、闇を見つめる死者の目だ…
ふふふ、すぐにわかったよ、 あいつは、あたしらのお仲間だってね
[戦闘時] あの男の目が気に入ったから、ひとつくらい 望みをかなえてやろうと 思ったんだよ
だけど、晴明の冷めた目に浮かぶのは、 深い絶望だけ。何も求めちゃいなかった
あいつ、不死身の身体を持てあまして、 この世のすべてに 飽きちまってたんだね…
だから、あの目に火を灯してやったのさ。 「あんたの母親は生きてる」ってねえ!
[勝利後] 見ものだったね。母親の話を聞いた途端、 晴明の目の色が 変わったんだよ
だから、あたしゃ言ったのさ
「あんたは、母親に会わなきゃならない。 真実を知らなきゃならない」ってね
晴明は、長いこと考えこんでたよ…。 苦悩するその横顔に またゾクゾクしたねえ
[戦闘時] ずいぶん昔の話さ、鬼と人の血を引く娘が 神の子を 身ごもったそうだ
その娘を腹の赤子ごと 闇から闇に 葬ろうとした神々も いたはずだ
でも、どういうわけか、生きていたんだよ。 たぶん、そのときの赤子が晴明さ
身勝手な神々に、殺されかけた赤子を あんたらは また殺そうとするのかい?
させやしないよ! あたしゃ見たいんだ、 あいつが望む 未来ってやつをさ!
[勝利後] あーぁ…。天に戻ったら、今度は あたしが 封じられる番かもしれないねえ
ふふふ、あんたらも せいぜい気をつけな。 神様ってのは、そういう連中さ
[戦闘時] 夜鳥子が 天に囚われる前の話だ。 夜鳥子は、ある男神と特別な関係にあった
純粋な恋なら、救いはあった。 だが、そうではなかった
奪われた 記憶がある。 知りたくば、この身、滅ぼしてみせよ! [勝利時] 神になる前の 夜鳥子は よからぬことを 企んでいたのだ
鬼の地位の向上か、神の堕落か――。 まあ、そんなところだ
夜鳥子は 手段を選ばなかった。 口にするのも おぞましいが…
あの女、腹に、 神と鬼の子を 身ごもったのだよ
[戦闘時] どんな手を使ったのか、夜鳥子の腹には 神と鬼の血をひく子が 宿っていた
男神との交神の儀と 同時期に、 鬼たちに その身を許したという噂もあった
だが、それらは たいした罪ではない。 夜鳥子 最大の罪は、子を手放したこと――
どんな理由があれ、 母が子を捨てて 許されるわけがない!
[勝利時] 腹の子を 捨てるくらいなら、 天に 渡せばよかったのだ
吠丸か伏丸あたりなら、喜んで喰ったか 飼いならしたことだろう
これで、おひとよしの おまえたちも、理解したな?
自称 夜鳥子の息子こと、阿部晴明に つきまとわれるのは、誰のせいなのか?
わかったなら 夜鳥子のこと、こき使え。 言いたいことはそれだけだ。ではな
[戦闘時] 暴れてよい、との許しが出た
おまえたち一族を 鍛えるためか、 活性化した鬼を 牽制するためかは知らぬ
だが、許されたからには、 目に映るすべて、焼きはらう!
[勝利後] ああ…ここまでか…
[戦闘時] 私は、深い海に落ちた 石ころなの。 誰かに見つけて欲しくて転がってるの
ねえ、あなた…、。 私の お兄ちゃんになってよ!
[勝利時] あなたみたいに、強くなりたいな
[戦闘時] 本当は、わかってるの…。 どんなに待っても、誰も来ないって!
[勝利時] 痛いのは、いや! きらいよ!
[戦闘時] あの方は、本気だったから。 本気で、天界って殻を壊す気だったから
だから、偉い神様に目をつけられないよう 自重してねって、お願いしてたのに…
なのに よりによって、 なんで、鬼を彼女にしちゃったのよ!!
[勝利後] こんなに探しても、見つからないってことは あの方はもう神の姿じゃないのかもしれない
神の姿を捨てて、鬼の彼女のところに 行ったのかもしれない
私は、もう どこにも行けそうにないな。 意気地なしは、殻の中に帰るね
あ~ぁ、私も あの方みたいな 命がけの恋がしたいな…
[戦闘時] 忘れられぬ一戦が あるのだ!
記憶も心も、魂をも焼き尽くすような、 熱い、熱い戦いだった!
ああ、血がたぎる! いま一度、あの戦いを!
燃え尽きよッ!
[勝利後] うおおお! 懐かしい! この痛み! この痛みだ!!
戦いの礼に、次は、 おもしろい話を 聞かせるとしよう!
俺の魂を焼き尽くした、熱き戦いーー あの女との、出会いについてな!
さらばだ!!
[戦闘時] 約束だ! 俺の魂を焼き尽くした あの戦いについて、聞かせてやろう!
はじめて地上に降りたのは、 惨殺された人々の屍を 焼くためだった
とある鬼の仕業という噂だった。 陰陽士に身をやつした、美しい娘だと
ああ、あの女を思い出すと血がたぎる!
いま一度、熱き戦いを! 燃え尽きよッ!
[勝利後] うおおおお! 懐かしい痛みだ。 思い出した! 思い出したぞ!!
戦いの礼に、次こそは、 すべてを聞かせてやろう!
我が宿敵、美しき女陰陽士との戦いと 俺が見つけた真実をな
[戦闘時] 約束だ! 我が宿敵、女陰陽士との戦い、 そのすべてを話そう!
あの女を、はじめて見たのは、 折り重なる おびただしい屍の前…
あの女が、村人を皆殺しにした その直後だったのだ!
俺の血はたぎり、怒りは業火となって 女もろとも、村を包んだ!
だが、焼け落ちる村を見たとき、 俺は、俺は気づいたのだ!
うおおおお! 血がたぎる! 思い出そうとすると、抑えが効かぬ!!
[勝利後]
俺の放った炎が 女陰陽士もとろも 村を焼き尽くそうとした、そのとき――
俺は、気づいたのだ!
女の背後で燃え上がる、おびただしい屍。 そのすべてが、人の皮をかぶった鬼だとな
ああ…、鬼の汚名をすすげぬまま、今も あの女の魂は、地上をさまよっているのか
ああ…、もう一度あの女と戦うまで、 俺は、燃え尽きることができぬ…
また会おう!!
[戦闘時] 燃え尽きよ!!
[昇天時?] 天が、俺を呼んでいる! さらばだ!!
[戦闘時] 夜鳥子の裸は、神々しかったぜ。 生白い素肌を、式神の刺青が覆ってた
あいつ、痩せっぽちの体に、 何匹もの鬼を 飼っていたのさ
俺には、その異形の姿が夜鳥子の思い描く 理想の縮図に見えたのさ
ククク…、惚れたねぇ。 あの裸身を思うと、今も血がたぎるぜ!
[勝利後] もっと強ければ、俺も夜鳥子の式神に なれたかもしれねえなあ
まあ、しょうがねえ。 じゃあ、人間。夜鳥子をよろしくな!
短命と種絶の呪い、辛いよね? 確かに二年は、短いかもしれない
だけど、気づいてほしいんだ
限りがあるから、人は命を燃やせるの、 だから、尊いんだってことを
さあ、その命の輝きを あたしに見せて! ボヨヨ~ン!
[勝利時] たった二年の命だから、 あんたたちは、燃えつきようとする
だから、あんたたちの命は、 いつもまぶしいんだ
…うらやましいよ
[戦闘時] ある方の遣いで来た。 一族の力になるようにと…
だが、なぜだ? おまえたちを見ていると、血がたぎる…!
ああ!! この狂おしい気持ちは、なんなのだッ!?
[勝利時] 取り乱してすまなかった
おまえたちを見ていたら、 ふいに昔のことが思い出されてな…
俺が ここに来た目的は、 おまえたちの力になるためだ
他の神々に気取られず、また会えるか? 話したいことがある