11/13第3回戦終戦
赤青緑三国鼎立し、残りは黄巾党と成る
――これは一つの未来想像図であった
それほど実力違わぬ者が寄せ集まった戦争は人数比が何より物を言う
現実はおっぱい緑青のキャットファイト、漁夫の利を狙う黄、そして早くも領土を失った赤の版図が出来上がりつつあった


第4回大戦 (13日開戦 14日終戦)

傭兵は篝火に群れる羽虫の如く、今日も戦火に身を投じる
権利無き探求と勝機なき派遣に身を焦がし
開戦告げる号令と戦線布告に恋い焦がれる

力蓄え刃研ぐはランドアース
緑の女王国へ向ける青い刃は厚く鋭い

領地守り続けるはマギオン
牙剥く時に備え戦場の趨勢を睥睨する

戦禍の篝火灯すはフィール
三方戦火に囲まれど王女の親衛隊数多し

戦うが為に勇み進軍するはバルクール
槍持つ味噌と隊伍を組みて死地へと行進する


11/14第4回戦終戦
青は若さへの嫉妬からか、緑へと集中的に攻め入る
対する緑は早々に青の戦場に見切りを付け、赤緑黄の三つ巴が展開される
赤、糞味噌にされながらも奮戦むなしく領土の奪還叶わず
一方、緑は黄赤二面を押さえ優位に立つ
母よおっぱいは偉大だった


11/15第5回戦終戦
三日天下は儚く終わる
緑青の二面キャットファイトに赤黄が便乗
絶望的な四面戦を強いられる緑
民衆の不満が致命傷となったのだ
かくして、大陸は北方の青と黄巾が二分することとなる
南東赤にて、突如として豪傑現る
すしたろう――
人は彼等をそう呼んだ


11/17第7回戦終戦
北方の大国青と黄はそれぞれ緑と赤を包囲し、本来であれば緑赤の国境でもあるラドラド、ニゲルまでもを押さえ睨み合う
二大国は来るべき決戦に備え、互いに背後の脅威を先に押さえるべく南伐を開始
フィール対ランドアース、バルクール対マギオンの各国正面からの攻防戦が繰り広げられることとなった
大陸東部では赤黄どちらも防衛成功、引き分けに終わる
西部では早々にフィールがネーデを占拠
そのままフォルストンの防衛に向かうべきだが、やはり報酬は傭兵にとって魅力的であり、兵力の集中はいまいちであった
しかし、結束した国は強くフォルストンの要所を落としていく
大陸各所でファイター複数人によるダチョウ倶楽部が流行の兆しを見せていた
最終的に、フィールがネーデの奪還に成功し、フォルストンを守りきり大勝で終わる
かくして、ランドアースの栄華は陰りを見せ始めたのである


11/18第8回戦終戦
すしたろうの是非について、会議は昼夜踊る
各国活発に戦略会議が行われる中、テレパシーで会話しているのか人がいないだけなのかマギオンは不気味な雰囲気を漂わせていた
そして迎える午後8時、第8回戦争は開始される
フィール・バルクール共に、本来の国境ラドラド・ニゲルは青黄に取らせておく方が良いと判断し、北進を開始する
フィールは総出でティオレへと雪崩れ込み即座に制圧
前回南伐に失敗し、手痛い敗北を喫したランドアースは緑の相手はせず、矛先を東に向けピオールを狙う
マギオンは交通の要所コレハの奪回を目指し南進、対するバルクールはヴェールへの足掛かりであるリンデルグに攻め込む
大陸の傭兵人口比15%以下のマギオンに対し、総傭兵人口の約半数が襲いかかることとなった
結果マギオンが三面全敗、赤青二国より喉元に刃を突きつけられる形となる
現時点で、どの国も一度ずつは大敗の味を知る事となった




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