11/12開戦 第1回戦(体験版配信開始)
体験版開始時にはすでに終わったことになっていた第一回戦
だがスコアボードを利用して開発からの「表向きは仲よく戦争してください」の粋なメッセージが残されていた
11/12開戦 第2回戦
大陸に集いし戦士は、傭兵団ギルドへの加入試験を受けその刻を待つ
そして迎える戌の刻
時は来たれり――
多くの傭兵団は戦場へと降り立つ
やはり人数が多いおっぱい緑青が優勢かと思われた
しかし突如として各国の兵舎封鎖
戦場から閉め出させる傭兵団が相次ぎ、阿鼻叫喚と化す
かくして、第2回大戦は幻へと消えた――
――かに思われた。
第3回戦として、突如戦争は再開される
参加回数制限が解放され歓喜の狼煙が沸き立つ
戦場へと流れ込む傭兵たち
戦いの火蓋は、今度こそ落とされたのだ
11/12開戦 第3回戦
赤青緑三国鼎立し、残りは黄巾党と成る
――これは一つの未来想像図であった
それほど実力違わぬ者が寄せ集まった戦争は人数比が何より物を言う
現実はおっぱい緑青のキャットファイト、漁夫の利を狙う黄、そして早くも領土を失った赤の版図が出来上がりつつあった
11/13開戦 第4回戦
傭兵は篝火に群れる羽虫の如く、今日も戦火に身を投じる
権利無き探求と勝機なき派遣に身を焦がし
開戦告げる号令と戦線布告に恋い焦がれる
力蓄え刃研ぐはランドアース
緑の女王国へ向ける青い刃は厚く鋭い
領地守り続けるはマギオン
牙剥く時に備え戦場の趨勢を睥睨する
戦禍の篝火灯すはフィール
三方戦火に囲まれど王女の親衛隊数多し
戦うが為に勇み進軍するはバルクール
槍持つ味噌と隊伍を組みて死地へと行進する
青は若さへの嫉妬からか、緑へと集中的に攻め入る
対する緑は早々に青の戦場に見切りを付け、赤緑黄の三つ巴が展開される
赤、糞味噌にされながらも奮戦むなしく領土の奪還叶わず
一方、緑は黄赤二面を押さえ優位に立つ
母よおっぱいは偉大だった
11/14開戦 第5回戦
ランドアース領土7(+1)
バルクール領土2(+1)
フィール領土1(-3)
マギオン領土6(+1)
三日天下は儚く終わる
緑青の二面キャットファイトに赤黄が便乗
絶望的な四面戦を強いられる緑
民衆の不満が致命傷となったのだ
かくして、大陸は北方の青と黄巾が二分することとなる
南東赤にて、突如として豪傑現る
すしたろう――
人は彼等をそう呼んだ
11/15開戦 第6回戦
ランドアース領土6(-1)
バルクール領土3(+1)
フィール領土2(+1)
マギオン領土5(-1)
全傭兵人口の3割を占める青大国、対するは
なぜか大国へと成長していた黄巾党
戦争参加制限が解除され、青と黄巾による
東西大合戦が始まったのである
青黄共に南の赤緑の戦場を捨て、北へと兵力を集中させる
青が早々にブルゴラースの全拠点を制し、防衛に成功
両国ピオールへと戦力を集中、日を跨ぎ激戦が繰り広げられた
緒戦は青が優勢かと思われた
しかし黄巾は怒濤の追い上げを見せる
結果、赤緑が領土をひとつ奪回、青黄の国境は変わらずとなった
11/16開戦 第7回戦
北方の大国青と黄はそれぞれ緑と赤を包囲し、本来であれば緑赤の国境でもあるラドラド、ニゲルまでもを押さえ睨み合う
二大国は来るべき決戦に備え、互いに背後の脅威を先に押さえるべく南伐を開始
フィール対ランドアース、バルクール対マギオンの各国正面からの攻防戦が繰り広げられることとなった
大陸東部では赤黄どちらも防衛成功、引き分けに終わる
西部では早々にフィールがネーデを占拠
そのままフォルストンの防衛に向かうべきだが、やはり報酬は傭兵にとって魅力的であり、兵力の集中はいまいちであった
しかし、結束した国は強くフォルストンの要所を落としていく
大陸各所でファイター複数人によるダチョウ倶楽部が流行の兆しを見せていた
最終的に、フィールがネーデの奪還に成功し、フォルストンを守りきり大勝で終わる
かくして、ランドアースの栄華は陰りを見せ始めたのである
11/17開戦 第8回戦
ランドアース領土5(±0)
バルクール領土4(+1)
フィール領土4(+1)
マギオン領土3(-2)
すしたろうの是非について、会議は昼夜踊る
各国活発に戦略会議が行われる中、テレパシーで会話しているのか人がいないだけなのかマギオンは不気味な雰囲気を漂わせていた
そして迎える午後8時、第8回戦争は開始される
フィール・バルクール共に、本来の国境ラドラド・ニゲルは青黄に取らせておく方が良いと判断し、北進を開始する
フィールは総出でティオレへと雪崩れ込み即座に制圧
前回南伐に失敗し、手痛い敗北を喫したランドアースは緑の相手はせず、矛先を東に向けピオールを狙う
マギオンは交通の要所コレハの奪回を目指し南進、対するバルクールはヴェールへの足掛かりであるリンデルグに攻め込む
大陸の傭兵人口比15%以下のマギオンに対し、総傭兵人口の約半数が襲いかかることとなった
結果マギオンが三面全敗、赤青二国より喉元に刃を突きつけられる形となる
現時点で、どの国も一度ずつは大敗の味を知る事となった
11/18開戦 第9回戦
今回は午後8時より3時間のみという取り決めで戦争が開始される
先行部隊が多数出現、悪夢は現実となる
バルクールではあまり美味くない味噌汁が振る舞われ、早くも戦場は混沌としていた
ランドアースは前回戦で取り上げたピオールをマギオン・バルクールへの盾とし、フィールとの真剣キャットファイト勃発
しかし僅差でエクリスを失いティオレ奪回に失敗、二面敗けを喫しフィールの大陸縦断を許す事となった
北進開始以来勢いに乗るバルクールは大陸北東を目指しヴェールへ進攻、対するマギオンは防衛に戦力を集中、接戦が繰り広げられる
最終的にヴェールの戦いはマギオンへと軍配が上がった
これは蛇足であるが、本格的な戦争の開始を前にし第9回戦終了時の各国の評価を記す
立ち回りの上手さでは、ランドアースを他国への緩衝材としつつ内側を確実に喰らっていくフィールが頭一つ抜きでていると言える
確実に北伐を進めるバルクールもコレハ・リンデルグの二重壁を手中に収め磐石である
参加するなら活気があるバルクールだって父ちゃんが言っていたよ!とは商売人の幼女談
西のランドアースと南東のバルクールに挟まれ、おまけに人口不足に悩まされる背水の陣営マギオンは、統率力に優れそれが強みとなっている
ランドアースとの飛び地の国境ラドラド・ニゲルが動かない限り、ヴェールを執拗に狙うバルクールのみに集中できる状態であると言える
ランドアースは人口こそいるものの、フィールを抱えたままバルクール・マギオンと戦う事になり最も厳しい状態にある
自国を守る防壁が皮肉にも宿敵をも守り、ラドラドを手放せず裏目に出ている
11/19開戦 第10回戦(製品版発売開始)
11/20第10回戦終戦
新米傭兵団長の質問は常に堂々巡り
一部では領土が白紙に戻されるとの噂がまことしやかに囁かれていたが、幸か不幸か杞憂に終わる
第10回戦争は19日の早朝4時、日が昇らぬうちに開戦
今回の戦争からは二日をかけ、本格的に争うこととなる
前回と同じく、西部ではランドアース対フィール、東部ではバルクール対マギオンの南北の国争いとなっていた
脳筋の朝は早い
東部の戦場、バルクールは開戦直後より活動を開始
リンデルグの防衛を固めヴェールの先制攻撃、日が上る頃には既に両面ともかなりのポイント差がついていた
開始早々劣勢のマギオンは隙を突きヴェール防衛に兵力を集中、地道に巻き返しを図る
戦乙女は正午より遅れて参戦、戦場に華を添える
西部ではフィールとランドアースがお互い堅実に守りを固め合い膠着、このまま終戦まで持ち込まれるかと思われた
しかし後半フィールが怒濤の追い上げ、ブルゴラースを逆転
同時刻頃東ではバルクールが容赦なくヴェールに攻め込み占拠、圧倒的な力差を見せ付ける
日が暮れた頃ブルゴラースではランドアースの主力が集まり逆襲が始まる
両者一歩も引かぬ激戦、互いに37勝37敗という大接戦
そしてついに長い戦いに決着が着く
僅差でランドアースが防衛成功、勝利の女神は微笑んだ
今回の戦争によりフィール・ランドアース間の領土は変わらず、マギオンの領土は飛び地のニゲルと本国首都を置くケイントニスのみとなった
世に不条理の矢を放つべく、バルクールの地に新たな英雄が降り立った
ファウゼル――彼はそう名乗る
かつての杉田帝国の王本人か否か、神のみぞ知る