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|>|~分類|>|>|>|~性能|
|メーカー|フェラーリ|総排気量|2,855cc|PP|520|
|国籍|イタリア|最高出力|400PS/7,000rpm|全長|4,290mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|51.0kgfm/3,800rpm|全幅|1,910mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/ホモロゲーションモデル|最大トルク|51.0kgfm/3,800rpm|全幅|1,910mm|
|モデル|''高品質''|駆動形式|MR|全高|1,120mm|
|ギャラリー|''対応''|吸気形式|TB|車両重量|1,160kg/47:53|
|内装|再現|PWR|2.90kg/PS|TM|5速|
|>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限|
|ディーラー|Cr.125,000,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可|
|プレゼント|---|チューン|>|>|ダート走行不可&br;ボンネットのみ不可|
|プレゼント|シエラ タイムラリー チャレンジ3 ゴールド|チューン|>|>|ダート走行不可&br;ボンネットのみ不可|
//-備考:

#region(←カラーバリエーションを表示)
|>|>|>|>|~カラーバリエーション|
|☆''Rosso Corsa''|---|---|---|---|

#endregion
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#ref(GTO.jpg,nolink)
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-1984年にジュネーブ・モーターショーで発表された。
フェラーリ公式名称は単に"GTO"であるが、[[250GTO>250 GTO CN.3729GT '62]]と区別するために"288GTO"と呼ばれることが多い。本項でも288GTOとして扱う。
"288"の由来は"''28''00ccの''8''気筒エンジン"を搭載していることからである。
-1984年のジュネーブショーで発表され、1986年まで製造・販売されたスポーツカー。
フェラーリ公式名称は単に「GTO」であるが、[[250GTO>250 GTO CN.3729GT '62]]と区別するために「288GTO」と呼ばれる事が多い、本項でも288GTOと表記する。
通名の288は''28''00ccの''8''気筒エンジンを搭載している事に、GTOは伊語の「''G''ran ''T''urismo ''O''mologato」に由来する。

-ボディ形状は一見すると同時期のスモールフェラーリである308GTB(未収録)に似た形状であるが、ホイールベースを筆頭にボディーのスリーサイズやエンジンのマウント方法、果ては材質に至るまで全て変更されており、308との互換性はほぼない。
こうなった理由は明確にあり、フェラーリは288GTOを独立した車種と扱わずに308GTBのエヴォリューションモデルと位置付けグループB規定下における生産台数を少数生産で確保する狙いがあった。
-ボディ形状は一見すると同時期のスモールフェラーリである308GTB(未収録)に酷似している。
しかし実際はホイールベース・ボディサイズ・エンジンのマウント方式、果ては材質に至るまで全て変更されており、308との互換性はほぼない。
こうなった理由は明確にあり、フェラーリは本車を独立した車種と扱わずに308GTBのエボリューションモデルと位置付け、グループBの参戦条項『連続する12ヶ月以内に200台以上生産』を少数生産で確保する狙いがあったといわれるが、2年間の生産期間中に272台を生産している。

-その搭載されたエンジンはグループCに参戦していたランチアLC2(未収録)にフェラーリが開発して搭載されたV8ツインターボを公道仕様にデチューンされたもので、一見中途半端に思える2,855ccの排気量はターボ係数1.4をかけてグループBの4.0L以下のクラス(最低車重1,100kg)に収まるように設計されたものである。
…と、競技参加を前提として生まれ、競技用コンペティションモデルも製作(後述)された288GTOではあるが、時のグループBがAWD車主流の中2WDであったことや、そのグループBが[[大事故>デルタ S4 ラリーカー '85]]をきっかけに終焉を迎えたこともあり288GTOが実戦に参加することはなかった。
-エンジンはグループCカー・ランチアLC2(未収録)に搭載されていたフェラーリ製V8ツインターボを、公道仕様にデチューンしたものである。
一見中途半端に思える排気量2.8Lは、ターボ係数1.4を掛けてグループBの4.0L以下のクラス(最低車重1100kg)に収まるよう設計されたため。

-総生産台数は272台という希少車。日本への正規輸入車は1台のみと言われている。
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#region(派生モデルの解説)
-1986年に288GTOをベースにミケロッティが製作した"288GTO Evoluzione"というコンペティションモデルが存在している。
レース参戦を前提に各地でテストが重ねられたが、結局実戦参加の機会は訪れなかった。
288GTO Evoluzioneで培われた経験は後に[[F40>F40 '92]]に生かされることになるので"F40のプロトタイプ"と呼ばれることがある。
-競技参加を前提として生まれ、グループBの参戦条項も満たせていた本車だが、実際に参戦・投入される事はなかった。
--WRCのグループBがミッドシップAWDが跋扈するモンスターバトルになり、[[悲劇的事故>デルタ S4 ラリーカー '85]]が多発し終焉したこともあるが、WRCに出たとしてもRWDと最低重量の重さで勝負にならなかっただろうという意見も多く、フェラーリもWRCに出る気で製作した車両ではないとコメントしていた。なお、プロトタイプクラス(ほぼワンオフに近い車両が参戦するクラス)に車両を持ち込んだチームも存在したが、大きな実績は残していない。
旧WECにもグループCの下位カテゴリーとしてグループBの参戦が認められていたのだが、下記のEvoも含めレースに参戦することはなかった。

-総生産台数は288GTO改造車を含めてわずか6台。このうち2台がF40開発のためにフェラーリに残され、残り4台は外部に放出されておりそのうち1台が日本に上陸した模様。
#endregion
-その後はコンペティションモデルの"288GTO Evoluzione"がミケロッティによって製作され、レース参戦を前提に各地でテストが重ねられた。
しかしその288GTO Evoも実戦投入はされず、培われたノウハウは[[F40>F40 '92]]に継承された。
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//#region(派生モデルの解説)
//-書く場合はスラッシュを外してください
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