分類性能
メーカーグランツーリスモ総排気量---ccPP880
国籍PDI最高出力---PS/---
(904PS/17,500rpm)
全長---mm
カテゴリフォーミュラカー/GT4-フォーミュラカー最大トルク---kgfm/---
(40.0kgfm/15,500rpm)
全幅---mm
モデル簡易駆動形式MR全高---mm
ギャラリー非対応吸気形式NA車両重量---kg(550kg)/48:52
内装再現PWR0.60kg/PSTM7速
入手方法カスタム/チューン制限
ディーラーCr.200,000,000カスタムペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可
プレゼント---チューン全項目チューン不可
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FGT.jpg

  • グランツーリスモシリーズの中のみで登場する架空のフォーミュラマシンで、略称はFGT。初登場はGT4発売の2004年になる。
    GT3では実車を参考にしたと思われる6車種のフォーミュラマシン(ある法則に従って名前を読むとモデル車が割り出せる)が登場していたが、版権の都合でそれ以後の作品では収録されていない。
  • 前作ではプレゼントカーとして入手できるイベントが無く、新車ディーラーにも並んでいなかったため、中古車ディーラーにこのクルマが出回るまでフォーミュラグランツーリスモ世界選手権に参加出来ないという事態が発生。
    ディーラーに並ぶまで長い受難の時を過ごす羽目になったり、十分金額を用意していない時に急に中古車ディーラーに出現し、FGTを購入するお金を作るために愛車を売り払ってしまうプレイヤーが相次ぐといった悲劇が世界中で起こった。
    • 今作では常にディーラーで販売しており、購入価格も前作の6割引きとなっている。
      よって前作の様な悲劇は起こらなくなったが、キャリアモードでは現在このクルマの出番は無く、今後のアップデートなどでのイベント追加が期待されるところ。パワーリミッター等を駆使した上でも参加可能レースは僅か10(実質8つ)しかない(ライク・ザ・ウィンド全3戦とGTワールドチャンピオンシップ全5戦のみ。スパ24minとルマン24minも参戦は可能だが、ライト未搭載のため夜間の走行が非常に難しい。だが、B-specなら問題なく走ってくれる)。
    • 今作では常にディーラーで販売しており、さらにアップデートによって購入価格も前作の6割引きとなった。
      よって前作の様な悲劇は起こらなくなったが、PP制限のキャリアモードで使う場合、パワーリミッター等を駆使した上でも参加可能レースは僅か10(実質8つ)しかない(ライク・ザ・ウィンド全3戦とGTワールドチャンピオンシップ全5戦のみ。スパ24minとルマン24minも参戦は可能だが、ライト未搭載のため夜間の走行が非常に難しい。だが、B-specなら問題なく走ってくれる)。PP750未満に下げた影響で馬力が通常よりかなり下がる上、尚且つバラストによる重りも積んでいるので最高速が足りなく、直線のストレートスピードでは各グループC・LMPに劣るので確実に優勝できるという訳ではないが、GTワールドチャンピオンシップは全5戦優勝を狙いやすい。今作はGT3から前作まであったフォーミュラマシン限定のイベントがキャリアモードに無いのでアーケードモードならフォーミュラグランツーリスモ限定のレースを楽しむ事ができる。
  • 外見は2003年〜04年のF1マシンと良く似た特徴をいくつか持っている。
    しかしさすがに「考えうる最速のフォーミュラマシン」を自負するだけあってF1マシンとはひと味違い、搭載しているエンジンの排気量は当時のF1が搭載していたもの(3,000cc)よりも500cc以上上回っている3,500cc(1994年までの排気量上限)である他、2004年当時において最先端のエアロパーツや、F1のレギュレーションで禁止されていたスリックタイヤ、ABSなどの電子制御装置、グラウンド・エフェクト構造のシャシーの採用などで2004年当時のF1に比べても大幅に強化されている。
    • …のはずなのだが、前後のダウンフォースの設定範囲が狭く、おそらくは90年代半ばのF1マシン(GT3収録のF094/SおよびF094/H)を元に開発された車両と思われ、近代のF1に比べていろいろと劣る部分があり当然ながらコーナリングレベルは劣る。最も、インディカー(2004年当時はIRLのインディカーとCARTシリーズのチャンプカーの2つに別れるが)を除いた主要フォーミュラカーの開発においてはサイドポーンツーンを用いたグランド・エフェクト技術の開発は1980年代前半に事故が多発し使用禁止にされて以降から、2000年代前半においても実戦投入例が皆無でその効果も未知数であり、本車両に用いられた技術ははたしてグランド・エフェクト技術と決別し別の方法で失われていたグリップ力を確保する手段を得ていたその時代の最先端のF1マシンに対抗できるレベルのものであったのかも疑問がある。V12エンジンもおそらくは90年代のホンダやフェラーリ(複数年に渡りフルシーズン投入されたヤマハ、ランボルギーニの他に、大きく重すぎて勝負争いすらできなかったためワンシーズン持たずに撤退したポルシェやスバル、意外な所ではレース参戦歴はないもののいすずもV12エンジンを開発していたこともある)などのエンジンのデータを元にした物と思われ、2004年当時の20,000rpm/900PSオーバーのレベルに達していた3.0L V10に劣るなど、2010年代においてどころか2000年代半ばにおいても最速を名乗るには疑問符も多い車ではある。
      2004年の日本グランプリ(鈴鹿)のファステストラップである1分32秒730(LAP30 ルーベンス・バリチェロ。決勝のタイムが予選のM・シューマッハのタイムを上回っている)も、かなり腕がありレーシングソフトタイヤを履いて記録できるかどうか。
    • …のはずなのだが、前後のダウンフォースの設定範囲が狭く、おそらくは90年代半ばのF1マシンを元に開発された車両と思われ、近代のF1に比べていろいろと劣る部分があり当然ながらコーナリングレベルは劣る。
      もっとも、インディカー(2004年当時はIRLのインディカーとCARTシリーズのチャンプカーの2つに別れるが)を除いた主要フォーミュラカーの開発においては、サイドポーンツーンを用いたグラウンド・エフェクト技術の開発は1980年代前半に事故が多発し使用禁止にされて以降から、2000年代前半においても実戦投入例が皆無でその効果も未知数であり、本車両に用いられた技術はグラウンド・エフェクト技術と決別して別の方法てグリップ力を確保していた2004年当時の最先端F1マシンに対抗できるレベルのものであったのかも疑問がある。

      V12エンジンもおそらくは90年代のホンダやフェラーリなどのエンジンのデータを元にした物と思われ、2004年当時の20,000rpm/900PSオーバーのレベルに達していた3.0L V10に劣るなど、2010年代においてどころか2000年代半ばにおいても最速を名乗るには疑問符も多い車ではある。

      2004年の日本グランプリ(鈴鹿)のファステストラップである1分32秒730(LAP30 ルーベンス・バリチェロ。決勝のタイムが予選のM・シューマッハのタイムを上回っている)も、かなり腕がありなおかつレーシングソフトタイヤを履いて記録できるかどうか。
  • なお、本車はスタンダードモデルの中でも、極めてクオリティが高い車両の内の1台である。
    モデリングが綺麗になったお陰か、カラーバリエーションが増やされ、計16色と豊富になった。
    中には、実在するF1マシンのカラーリングを模倣しているであろうものまで。
    • レッド/クロームシルバー⇒マクラーレン?
    • グリーン/イエロー⇒ロータス?
    • イエロー/ブラック⇒ミナルディ?ルノー?
    • レッド⇒フェラーリ?スクーデリアイタリア?
      中には実在するF1マシンのカラーリングを意識しているであろうものまである。
    • レッド/クロームシルバー⇒マクラーレン?
    • グリーン/イエロー⇒ロータス?
    • イエロー/ブラック⇒ミナルディ or ルノー?
    • レッド⇒フェラーリ or スクーデリアイタリア?
      など
  • また、ロータス 97Tよりもかなり不安定な挙動であるが、加速は97Tを上回る(参考動画。もっとも年式云々関係なく7速でターボラグのないFGTの方が加速に優れるということは想像の範囲内であるが、参考動画の通りFGTは200mph(約320km/h)ほどで頭打ちしてしまっている…)。
  • 次回作「グランツーリスモSPORT」の2月大規模アップデートにて、1980年代のF1カーをモデルにしたグランツーリスモオリジナルフォーミュラが登場した。
    • 車種名は「グランツーリスモ F1500T-A(年式不明)」。クラスは"Gr.X"。
    • 同時に、GTリーグにこのマシンを使ったワンメイクレース「F1500選手権(プロフェッショナルリーグ)」が登場。
      まるでGT5まであった難関イベントの一つ「フォーミュラ・グランツーリスモ世界選手権」を彷彿され、GTSPORTの「F1500選手権(プロフェッショナルリーグ)」も難関イベントらしく、ライバルカーのレベルが他のGTリーグよりも著しく高い。
    • Twitterの予告シルエットでは、アイルトン・セナのロータス 97T '85と似ており*1、予想していたプレイヤーを良い意味でPDIが裏切ってくれた形となった。
      カーリバリーでは過去のフォーミュラカー(特に70年代から90年代の参戦マシン)を再現したり、アニメキャラのフォーミュラカーを作るプレイヤーが続出している。
    • カタログカラーは、ほぼこのFGTをモデルにしていると思われる。



*1 実は、外観や車内をよく見ると瓜二つ。リバリーエディターを予想してこうしたのかは現時点では不明である。

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