|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c
|>|~分類|>|>|>|~性能|
|メーカー|日産|総排気量|2,960cc|PP|440|
|国籍|日本|最高出力|280PS/6,400rpm|全長|4,310mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|39.6kgfm/3,600rpm|全幅|1,790mm|
|モデル|''高品質''|駆動形式|FR|全高|1,250mm|
|ギャラリー|''対応''|吸気形式|TB|車両重量|1,510kg/53:47|
|内装|再現|PWR|5.39kg/PS|TM|5速|
|>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限|
|ディーラー|Cr.3,950,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可|
|プレゼント|---|チューン|>|>|---|
//-備考:

#region(←カラーバリエーションを表示)
|>|>|>|>|~カラーバリエーション|
|''White Pearl''|''Sensitive Silver(M)''|☆''Gun Gray Metallic(M)''|''Dark Blue Pearl''|''Black Pearl(M)''|
|''Red Pearl''|''Super Red''|''Yellow Pearl''|---|---|
#endregion
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-1989年に発売された4代目フェアレディZ(以下Z32型)は、従来からの特徴であった「ロングノーズ・ショートデッキ」から「ワイド・ロー」への転換を図った。

-歴代モデルの伝統である(ターボモデルであっても)フロントに開口部が少なくスッキリとしたデザインは現在の目で見ても通用するが、CADを多用した結果開口部が非常に狭くなり、何かにつけて整備を行う際はエンジンを下ろさなければならないなど整備性が非常に悪いのも特徴であった。
--例えばエンジンオイルフィルターを交換する際、エキマニの近くに手を突っ込まないといけないため火傷しやすく、タービンを交換しようとすればエンジンを下さないとまずアクチュエーターが曲がってターボトラブルが起こる。プラグ交換するだけでも10個近いボルトと2本のチューブ、それに6個のダイレクトイグニッションコイルを外す必要がある。その難易度は[[インプレッサ>インプレッサ セダン WRX STi '94]]などの水平対抗エンジンよりは若干マシという程度。
--そしてこの狭さが災いし、このイグニッションコイルがよく壊れる他、熱にも非常に厳しい。このころの車はゴムホースが多用されており、これが熱で劣化し謎トラブルを引き起こす。当然交換しようにも手の届かない所に大量に隠れているため、エンジンを下す必要がある。

-しかし、これらが逆に幸運だったのかもしれない。
このZ32型フェアレディZが開発されたのは901運動の時である。同時期に生み出されたモデルは[[R32型スカイラインGT-R>スカイライン GT-R Vスペック II (R32) '94]]、[[S13型シルビア>シルビア K's ダイヤセレクション (S13) '90]]、A31型セフィーロ(未収録)、[[P10型プリメーラ>プリメーラ 2.0Te '90]]など現在でも人気がある名車たちである。
これらの車(特にFR)は当時の走り屋たちから絶大な人気を誇り、ドリフトスポットの常連であった。ゆえに開発コンセプトとは全く違うカスタムを施されることが多かったのだ。
Z32は前述したとおり整備性は劣悪で車重も重く、走り屋たちからはあまり人気が無かった。故に本来のコンセプトである高級スポーツカーという立ち位置から外れることはなかったのだ。
ただし、湾岸ランナーにはその空力性能と3LV6から生み出される余裕のパワーもあり人気だった…がハードチューンしようとすると整備性の悪さからお金をモリモリむしりとられた(ただ空力性能のおかげで要求馬力は低いのだけが救い)。

-本モデルに搭載されたエンジンはターボモデル・NAモデルともに先代同様V6だが、ターボモデルが国産車で初めて最高出力280psを達成した。
そして、運輸省(当時:現国土交通省)からの指導により日本の各自動車メーカーが2004年まで実施していた自主規制値の280psは本モデルが基準となった。

-このZ32型は様々な事情により結果的に11年もの長きにわたって販売された長寿モデルとなり、2000年に販売終了となった。
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