|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c
|>|~分類|>|>|>|~性能|
|メーカー|日産|総排気量|2,568cc|PP|472|
|国籍|日本|最高出力|280PS/6,800rpm|全長|4,600mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|40.0kgfm/4,400rpm|全幅|1,785mm|
|モデル|''高品質''|駆動形式|4WD(35:65)|全高|1,360mm|
|ギャラリー|''対応''|吸気形式|TB|車両重量|1,560kg/55:45|
|内装|再現|PWR|4.57kg/PS|TM|6速|
|>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限|
|ディーラー|Cr.6,100,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可|
|プレゼント|---|チューン|>|>|デフォルトでダウンフォースの調節が可能|
//-備考:

#region(←カラーバリエーションを表示)
|>|>|>|>|~カラーバリエーション|
|''Millennium Jade(M)''|☆''Bay Side Blue(M)''|''White Pearl(3P)''|''White''|''Sparkling Silver(M)''|
|''Black Pearl''|---|---|---|---|
#endregion
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#ref(スカイラインR34.jpg,nolink)
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-10代目スカイラインであるR34型が発売された翌年の1999年、R34型スカイラインGT-R(以下BNR34型)がデビューした。
[[先代>スカイライン GT-R Vスペック (R33) '97]]は[[R32型>スカイライン GT-R Vスペック II (R32) '94]]に比べて性能は向上したものの車体の大型化が不評を買った事から、R34型ではボディサイズを絞り込み車体の剛性が高められた。
ただ、ボディサイズが絞られた割に車重が50kg程度増えてしまっているが、これは衝突基準の改正に合わせたため。
元々この対策で100kg程度割増となっていたらしく、当時のユーザーからは「たった50kg増で済んだ」という評価となっている。

-BNR34型ではRB26DETT型エンジンの最高出力は280psのままながら改良を加えた事で、最大トルクは40.00kgfmの大台に達した。
無理やり280psに絞り込んでいるという表現が一番正しく、ノーマル状態でも慣らし後ダイナモに乗せるだけで300ps近い馬力を発揮でき、給排気系の封印を解き放つとノーマルタービンのまま500psに達するレベルであった。

-組み合わせられるトランスミッションは、スカイライン初となる6速MT(ゲドラグ製)が採用され、様々なドライブシチュエーションへの適応能力強化が図られた((当初これと同等の物が[[S15シルビア>シルビア spec-R エアロ (S15) '02]]に搭載されると言われていたが、結局変更されてしまった。))。
許容馬力は先に搭載されていた[[トヨタ スープラ>スープラ RZ '97]]同様800ps程度とされている。
本体価格は確かに高いが、6MT化による日常への使いやすさもありNISMOから「ゲドラグコンバージョンキット」という形でR32、R33へのスワッププログラムが提供されていた((ノーマルの1〜4速が1〜5速で割り振られるため、RB26のトルクの薄さをカバーしつつオーバードライブとなる6速で高速巡航性能を確保という形となる。裏ワザ的な発想だと、このコンバージョンキットに入っているファイナルギアを使わず、あえて5MTのファイナルをそのまま使うことで、5MTの1〜4速レンジを6MTの1〜6速に相当させることも可能。高速巡航を使わないと割り切るのなら更にクロスしたギアレシオで楽しく走れる。))。

-ブレーキ冷却を意識したエアロパーツに加えて可変リアスポイラーも装備され、加えて[[Vスペック>スカイライン GT-R Vスペック (R34) '99]]においては量産車初となるカーボン製リアディフューザーも採用された。
内装についても、マルチファンクションディスプレイが標準採用された他、R32型で採用され、あまりの完成度の高さからR33型に進化した際にも殆ど手が加えられなかったシートにさえも手が入り、サイドサポート部が拡大された。
2000年に追加された[[Vスペック II>スカイライン GT-R Vスペック II (R34) '00]]においては、更にNACAダクトを備えたカーボン製ボンネットまで与えられた。

-ところが、2001年にR34型スカイラインが僅か3年で[[次期モデル>スカイライン セダン 300GT '01]]にバトンタッチとなった後も、BNR34型のみ継続生産されていたが、翌2002年8月に施行された平成12年排出ガス規制により、BNR34型の生産終了も決定した。
この02年8月には排ガス規制に適合できなかった国産車(主にスポーツカー)が続々と生産終了・モデル廃止に追い込まれている。日産車では[[シルビア>シルビア spec-R エアロ (S15) '02]]も同様の道を辿った。
かつての[[ケンメリGT-R>スカイライン 2000GT-R (KPGC110) '73]]同様、排ガス規制は、またもGT-Rの行く手を阻んだのである。
日産は既に[[次期GT-Rに関連するコンセプトカー>GT-R コンセプト (東京モーターショー 2001) '01]]を発表していて、その後再びGT-Rの名が復活することになるが、それは[[5年後>GT-R '07]]のこととなった。

-収録モデルは、[[Mスペック Nur>スカイライン GT-R Mスペック Nur (R34) '02]]と共にBNR34型最終モデルの一つとして発表された"Vスペック II Nur"と呼ばれたモデルで、第2世代GT-R開発に多大な影響を与えたニュルブルクリンクの名を冠し、[[N1仕様>スカイライン GT-R Vスペック N1 (R34) '99]]のRB26DETT型エンジンを搭載する。
1グレード(Vスペック II、[[Mスペック>スカイライン GT-R Mスペック (R34) '01]]のそれぞれ)300台限定で発売される予定だったが、注文が殺到したために最終的には全グレード合計1000台まで増産され、それでも即日完売するという驚くべき人気ぶりを見せた。

-この車の塗装色の一つであるベイサイドブルーは、当時色換え全塗装(オールペン)をする車好きの間で好まれ、他メーカーの車にも塗られるほど人気があった。
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#region(GTシリーズでは)
-プレイヤーに人気の車種であり、オンラインではチューニングカー等をよく目にする事がある。

-GT5からは、本車をベースにPDIがチューニングしたGTオリジナルマシン[[R34 TC>スカイライン GT-R R34 ツーリングカー]]がある。

-GT5では、「GTアカデミー 2012」のステッカーなどを付けた"GTアカデミー仕様"がRound 5の使用車種として登場し、後にプレゼントカーとして参加したプレイヤーに渡った。
本作では収録されなかったが、ボディカラーの"Aurora Flare Blue Pearl (2P)"は[[GT-R ブラックエディション '12]]のカラーバリエーションとして用意されているため、それを塗装すればカラーリングの再現が可能である。

-GTシリーズでは本作GT6までの収録かと思いきや、なんと次回作「グランツーリスモSPORT」の2017年12月22日[[大規模アップデート(Ver1.09)>http://www.gran-turismo.com/jp/news/00_8407068.html]]にて[[BNR32型スカイラインGT-R>スカイライン GT-R Vスペック II (R32) '94]]と共に''復活収録''された。
--クラスは、性能から見て"Gr.N300"となった。
#endregion
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