|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c
|>|~分類|>|>|>|~性能|
|メーカー|日産|総排気量|2,568cc|PP|458|
|国籍|日本|最高出力|280PS/6,800rpm|全長|4,675mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|37.5kgfm/4,400rpm|全幅|1,780mm|
|モデル|''高品質''|駆動形式|4WD(35:65)|全高|1,360mm|
|ギャラリー|''対応''|吸気形式|TB|車両重量|1,540kg/54:46|
|内装|再現|PWR|4.75kg/PS|TM|5速|
|>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限|
|ディーラー|Cr.5,390,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可|
|プレゼント|---|チューン|>|>|デフォルトでダウンフォースの調整が可能|
//-備考:

#region(←カラーバリエーションを表示)
|>|>|>|>|~カラーバリエーション|
|''Super Clear Red II''|''Midnight Purple(P)''|''Deep Marine Blue(P)''|''White''|☆''Sonic Silver(M)''|
|''Dark Gray Pearl''|''Black''|---|---|---|
#endregion
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#ref(R33.jpg,nolink)
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-1993年にスカイラインがフルモデルチェンジして9代目となってから1年少々遅れ、1995年に追加されたR33型スカイラインGT-R(以下BCNR33型)は[[先代GT-R>スカイライン GT-R Vスペック II (R32) '94]]のメカニズムを継承しつつ、最大出力は280psのままながら徹底的な改良がなされた。

-その結果、実際にニュルブルクリンク 北コースのタイムを先代から「21秒」短縮して7分59秒((ただしこのタイムは"8分を切るために''手を加えた車両''(一説によれば手が加わったのはギア比、車高、吸排気系など、ほぼチューンドカー並みに手が入っていたという。)でアタックしたタイムである"というのは意外と有名。))としたことから、「マイナス21秒のロマン」をキャッチコピーとするなど高いパフォーマンスをアピールした。

-しかし、ベース車両であったR33型スカイラインがR32型に比べて大型化したことから発売初期の頃はGT-Rも含め評価・評判共にあまり芳しくなかったようである。
--大型化はローレルと車台を共有したことが一因である。
これは先代のR32型が車内やトランクが狭く従来のユーザーから批判されたためである。しかしボディサイズは大きくなったものの、室内容積はあまり変わらずトランクも狭いままであったことからさらに批判されることとなってしまった。
また一足先にモデルチェンジしたトヨタの90系マークII(GT2まで収録)などが高性能スポーツセダンとしての地位を築いていたことも不振に拍車をかけた。
---しかしホイールベースが第2世代GT-R最長であることによる直進安定性の良さが買われ、湾岸や谷田部といった最高速ランナーには重宝された。

-BCNR33型は(いずれも限定販売ながら)ファミリー展開されたのも特徴で、スカイライン生誕40周年を記念して4ドアセダンモデル((トレッドを合わせるため、わざわざリアドアのプレス型を新規製作したことで有名))(GT2に収録)が発売されたり、[[ステージアの名を冠するものの、その中身はGT-Rそのものといえるモデル>ステージア 260RS オーテックバージョン '98]]も発売された。
これらのことから、R33型はGT-R史上唯一、クーペ、セダン、ワゴンという3種類ものボディタイプが用意されていたモデルと考えることもできる。

-また、国内専用モデルでありながら(限定100台が)正規に海外輸出されたり、[[ル・マン出場のためロードカー>GT-R LM ロードゴーイングバージョン '95]]が製作されるなど海外においてGT-Rの名が知られるきっかけを作った。

-1998年にベースモデルがフルモデルチェンジされた後もBCNR33型の生産は続き、[[次期モデル>スカイライン GT-R Vスペック II Nur (R34) '02]]にバトンタッチしたのは1999年のことであった。

-収録モデルはアクティブLSDと呼ばれるLSDも制御系に加えたアテーサE-TS PROと呼称される4WDシステムが搭載されたVスペックと呼ばれるモデルである。

-ちなみに、初代グランツーリスモのパッケージを飾ったクルマの2台の内の1台が、本車である(もう一台は同じ年に発売されていた[[トヨタ スープラ>スープラ RZ '97]]である)。
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#region(B「''C''」NR33?)
-第2世代GT-Rの型式名は、先代が「BNR32」、次期モデルが「BNR34」となっているが、本車は「B''C''NR33」と、R32とR34にはない「C」の文字が与えられている。
これがなぜなのかというと、このアルファベット一文字一文字に意味があり、R32とR34においてはBが「RB26DETT」、Nが「アテーサ+HICAS」、Rが「スカイライン」を意味しているのだが、R33においてはNの意味が分割されており、Cが「HICAS」、Nが「アテーサ」となっている。
これは、R32とR34(GTS含む)ではアテーサ装着車にはHICASが自動的に装着されていたのだが、R33においてはGT-R以外のモデルで、アテーサがついていてもHICASはついていないモデルが存在しており、それとの差別化を図るためである。
#endregion
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#region(実車用メモ)
-走行距離にかかわらず、左側Cピラー根本がチェックポイントの一つ。BCNR33の中で一番ストレスのかかるポイントで、高負荷をかけ続けると、ここに歪みが出る。
Cピラー付近は板金修理が出来ないのでごまかしも難しく、前オーナーがどうやって使っていたかがよく分かるポイントである。

-VスペックのアクティブLSDが実は''働いていない''というのがよくある話。アテーサE-TSもクラッチディスクの摩耗やオイルのずさんな管理により、動かなくなることがある。トラクションのかかりが悪かったら疑ってみよう。
#endregion
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