|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c
|>|~分類|>|>|>|~性能|
|メーカー|ホンダ|総排気量|1,797cc|PP|407|
|国籍|日本|最高出力|200PS/8,000rpm|全長|4,380mm|
|カテゴリ|ノーマルカー/スポーツカー|最大トルク|18.5kgfm/7,500rpm|全幅|1,695mm|
|モデル|簡易|駆動形式|FF|全高|1,320mm|
|ギャラリー|非対応|吸気形式|NA|車両重量|1,060kg/63:37|
|内装|簡易|PWR|5.30kg/PS|TM|5速|
|>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限|
|ディーラー|Cr.2,228,000|カスタム|>|>|ペイント:可、ホイール交換:可、エアロ装着:可|
|プレゼント|---|チューン|>|>|---|
//-備考:

#region(←カラーバリエーションを表示)
|>|>|>|>|~カラーバリエーション|
|☆''Championship White''|''Granada Black Pearl''|''Milano Red''|---|---|
#endregion
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-3代目インテグラが1995年にマイナーチェンジされたと同時に追加グレードとして登場したタイプRは、[[NSXタイプR>NSX Type R '92]]の走行性能に憧れながらも手が出なかったユーザーにとって待望のモデルとなった。
ボディタイプは3ドアハッチバックと4ドアハードトップの2種類である。
なお、北米アキュラブランドにおいてリリースされた[[タイプR>インテグラ TYPE R '01]]はベースモデル前期型(丸目4灯ヘッドライト)同様の外装となっている。

-タイプR登場までのスポーツグレードであったSi VTECをベースに、B18C型エンジンは手作業によるポート研磨等の専用チューニングが施され最高出力は200psを発生させ、カムカバーに施された赤の結晶塗装が特別なエンジンであることを示していた。
トランスミッションはクロスレシオ化された5速MTのみで、トラクション性能向上のためヘリカルLSDが標準装備された。
サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン式で、専用デザインの15インチアルミホイールが標準装備された。
ハブが4穴であることが初期型を見分けるポイントの一つである((後期型から5穴ハブになった))。

-外装については大型リアスポイラーをはじめとした専用のエアロパーツに身を固め、内装は、タイプRならではの赤を基調としたものと黒色の内装が選択可能であったが、赤色の内装は3ドアのみの特権であった(つまり4ドアは黒色のみとなる)。
また、高回転型エンジンならではの装備としてフルスケール10,000rpmのタコメーターを備えたイエロー指針のメータ群を備え、視認性が高いメーターとしていた。
さらに、NSXタイプR同様にレカロ製バケットシートを標準装備(色は内装色に準ずる)、シフトノブはチタン製、SRSエアバック非装着車両にはモモ製ステアリングも装備されていた。
逆に、標準状態では軽量化のため快適装備の多くが省かれており、非常にスパルタンな仕様であった。

-その走行性能は''カミソリ''と称されるほどFF車とは思えないほど旋回性能が非常に高かったのが特徴で、腕に覚えのあるドライバーならクルマをねじ伏せる面白さ、乗りこなす悦びとなってスポーツファンを魅了した。
逆に、ビギナーが下手に扱うと事故を多発したほど乗り手を選ぶクルマでもあった。
後々考えてみると、一昔前のFF車らしい、「フロントが接地していればリアは付いてくるだけでいい」というレベルの強オーバーステアなセッティングとなっている。そのため鈴鹿の130Rで横を向くレベルだったらしく、前出の大型ウィングはこれに対処するための物である。

-1998年にマイナーチェンジを受け[[後期型>インテグラ TYPE R (DC2) '98]]に進化した後、2001年にインテグラが[[フルモデルチェンジ>インテグラ TYPE R (DC5) '03]]をした際に生産終了となっているが、上記のとおり本モデル(特に前期型タイプR)独自の魅力は現代に至るまで失われることはない。
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#region(余談)
-98スペックからは違うが、この96スペックと言われるモデルは上記の通りポートを手作業で研磨する、ヘッドのボルトを締めるときにすべて同じ力で締めるようにするなど、生産に非常に手間をかけていたためかなり生産効率が悪く、月々わずか15台しか生産できなかったそうである。
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