|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|340|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|220|CENTER:BGCOLOR(#e0e6eb):70|180|c |>|~分類|>|>|>|~性能| |メーカー|フォード|総排気量|6,997cc|PP|588| |国籍|アメリカ|最高出力|507PS/6,400rpm|全長|4,343mm| |カテゴリ|プロトタイプレーシングカー/WSCC-GT Prototype|最大トルク|65.0kgfm/5,000rpm|全幅|1,791mm| |モデル|''高品質''|駆動形式|MR|全高|978mm| |ギャラリー|''対応''|吸気形式|NA|車両重量|1,000kg/44:56| |内装|再現|PWR|1.95kg/PS|TM|4速| |>|~入手方法|>|>|>|~カスタム/チューン制限| |ディーラー|Cr.2,000,000,000|カスタム|>|>|ペイント:不可、ホイール交換:不可、エアロ装着:不可| |プレゼント|---|チューン|>|>|ターボキットのみ可| //-備考: #region(←カラーバリエーションを表示) |>|>|>|>|~カラーバリエーション| |☆''Mark IV Red''|---|---|---|---| #endregion ---- #ref(マーク4.jpg,nolink) ---- -1966年にフォード Mark IIがル・マンを制覇した後、翌年1967年のル・マン連覇だけを目標として開発されたマシン。 -Mark IVは67年に開催されたセブリング12時間レースでデビューした。 ライバルであった[[フェラーリ 330P4>330 P4 '67]]は不参加だったため、ライバルはシャパラルと、このレースでMark IVと同じくデビューを果たしたアルファ・ロメオのティーポ 33(GT6未収録)だった。 -予選でMark IV J-4はポールポジションを獲得する事に成功する。レースではシャパラルが前半をリードするもトランスミッションを壊しリタイヤ、マークIVはデビューウィンを飾った。 -続くル・マン24時間レースには、シェルビーから2台のMark IVと1台のMark II B、ホルマン・ムーディからも2台のMark IVと1台のMark II B、フォード・フランスからMark II Bが1台と、合計7台がエントリー。ライバルであるフェラーリからは330P4が4台、412P(GT6未収録)が3台エントリーした。予選ではJ-6に乗るブルース・マクラーレンとシャパラルのフィル・ヒルがポール争いを繰り広げる。最終的にはマクラーレンがポールポジションを獲得した。2位のシャパラルを除く3〜6位までをフォード勢が占め、1位のマークIVはフェラーリ勢よりラップタイムで4秒ほど上回るなど、Mark IVはル・マン連覇へ確実に近づいていた。 -レースではMark II Bの1031号車がトップに立つ。約1時間の間ハイペースで周回を重ねたがその後トラブルにより失速する。その後はJ-5が首位をキープしラップを重ねた。 -日付が変わり、午前3時過ぎにマリオ・アンドレッティのJ-7がマシントラブルでコースアウト。土手で跳ね返りコース上を塞いでしまう。 不運にもこれを避けようとしたMark II 1047号車もコースアウトしクラッシュ、さらにコースを塞いだ2台を避けようとしたMark II 1015号車もよけきれずクラッシュを起こし、一度に3台のフォード勢が消える大きなアクシデントとなった。 -午前10時過ぎ、Mark II 1031号車がエンジントラブルのためリタイヤした。さらにその直後Mark IV J-6が走行中にリアカウルが吹き飛ぶというトラブルが発生したがこちらは修理の結果、4位でレースに戻る事ができた。 -レースは終盤に入り、ペースを上げてきたフェラーリ勢だったが、トップを走っていたMark IV J-5は大きなトラブルもなく安定した走りで1位のまま24時間を走り切り優勝を飾った。 2位のフェラーリ 330P4とは5周もの差をつけての圧勝であった。 -翌年1968年からのチャンピオンシップは、生産義務のないプロトタイプレーシングカーは3リッターまで、生産義務のあるグループ4(スポーツカー)は5リッターまでという規定に変更。 これによりプロトタイプレーシングカーであったMark IVやMark II、330P4はサーキットを去ることになった。 ---- #region(Mark II→IV?) -66年のMark IIの後継機が67年デビューのMark IV。ではその間のMark IIIは無かったのか?と思う人もいるだろうが、ちゃんと存在する。 それはホモロゲーションモデルとしてロードカーとして作られた。ヘッドライトの造型が若干変更されているが、給油口の位置などは完全にレースカーのそれ。 31台が生産されたとされている。 -これがあることにより、Mark Iは4.7Lエンジンが使えるグループ4として出場が可能となり、2年連続で同じシャーシによるルマン優勝という快挙を達成したのであった。 #endregion ---- #region(GTにおける本車) -GT5で初登場し、Xシリーズに並ぶ値段で驚いた方も多いだろう。 XシリーズがGT6で14億値下げされたのに対し、こちらは値下げされなかった。そのためGT6収録車両中もっとも高い車の一台となった。 #endregion ---- |