ウィル VS '01

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• WiLLとは1998年から2004年にかけて行われた異業種合同プロジェクトである。
  花王、トヨタ自動車、アサヒビール、松下電器産業（現パナソニック）、近畿日本ツーリスト、江崎グリコ、コクヨが参加し、WiLLブランドで企画、商品展開を行った。
  WiLL VSはトヨタがWiLLブランド第2弾として発売した車である。
  第1弾は4ドアセダンのWiLL Vi、第3弾は5ドアハッチバックのWiLL サイファである。

• 他の2車種とは違いスポーツ色が強い車種として位置付けられた。
  「ステルス戦闘機」をモチーフとし、全高は低く抑えられ独特のスタイリッシュなデザインである。
  インパネはレーダースコープを、シフトノブは操縦桿をイメージしてデザインされている。

• エンジンは1.5L直4の1NZ-FE型と1.8L直4の1ZZ-FE型、そしてスポーツエンジンである1.8L直4の2ZZ-GE型がラインナップされた。
  2ZZ-GE型は190psを発揮し吹け上がりもよく、可変バルブタイミング・リフト機構VVTL-iが採用されているのが特長である。
  2002年のマイナーチェンジ後であれば6速MTを選択できたため、比較的軽量な車体と相まってスポーツ走行を存分に楽しむことができた。
  6速MTは2002年のマイナーチェンジで追加されたため、GT6収録の初期型では4速ATとなる。

• 2004年4月にビスタ店とネッツ店の統合により販売終了。同年6月にはWiLLプロジェクトも終了した。

• 余談ではあるが、本車は「特捜戦隊デカレンジャー」に登場するマシンブルのベース車である。