*概要 [#s188f832] -三重県鈴鹿市にある日本を代表するサーキット。ホンダの子会社モビリティランドが運営している。 -鈴鹿サーキットは1962年に完成したが、コースレイアウト中に立体交差を持っている世界的にも珍しいサーキットとしても知られている。 -フルコースの他、ダンロップコーナーからホームストレートにショートカットする東コース、130R後からデグナー手前にショートカットする西コースがある。 -ジムカーナやカートレースが開催される南コースもある。ただし東・西がフルコースの一部であるのに対し、南は完全に独立した別コース。 -GT5ではフルコースと東コースを収録。 *コース攻略 [#je7eacfe] **鈴鹿サーキット [#ca4d473a] |>|>|>|>|>|>|>|コース図|h |>|>|>|>|>|>|#ref(Suzuka-Full.jpg,nolink)|&color(Red){1};.メインストレート&br;&color(Red){2};.第1&第2コーナー&br;&color(Red){3};.S字コーナー&br;&color(Red){4};.逆バンクコーナー&br;&color(Red){5};.ダンロップコーナー&br;&color(Red){6};.デグナーカーブ&br;&color(Red){7};.立体交差&br;&color(Red){8};.110R&br;&color(Red){9};.ヘアピンカーブ&br;&color(Red){10};.200R&br;&color(Red){11};.スプーンカーブ&br;&color(Red){12};.バックストレッチ&br;&color(Red){13};.130R&br;&color(Red){14};.カシオトライアングル&br;&color(Red){15};.最終コーナー| |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |BGCOLOR(#d0d8e0):コース長|BGCOLOR(#d0d8e0):ストレート長|BGCOLOR(#d0d8e0):高低差|BGCOLOR(#d0d8e0):コーナー数|BGCOLOR(#d0d8e0):ピット|BGCOLOR(#d0d8e0):天候変化|BGCOLOR(#d0d8e0):時間変化|BGCOLOR(#d0d8e0):コース種別| |5807.0m|1200.0m|40.0m|20|あり|あり|なし|リアルサーキット| -''全般'' 多様なコーナーが揃っており、繊細なアクセルワークが求められる。 全体的に、縁石を踏む、あるいは大胆に跨ぐようにコーナリングすると、綺麗に抜けられることが多い。 オーバーテイクを仕掛けるポイントとしては第1〜2コーナー付近がメインとなる。 ヘアピンや最終シケインでのブレーキ勝負、メインストレート・バックストレッチでのスリップ勝負も、チャンスがあれば活用しよう。 -''第1&第2コーナー''(&color(Red){2};) ライン取りは単純明快、1コーナーをアウトインアウトいっぱいで抜けたあとすかさず2コーナーのインに向かい再びアウトインアウトで抜ける。 難しいのは、タイムを詰めるためには1コーナーを曲がることと2コーナーへのブレーキングを同時に行わなければならないということ。 慣れないうちは1コーナーのスピードは控えめにしつつライン取りだけ確実に行い2コーナーの速度を高めるようにするのがベター。 アウト側の芝には要注意だが、気にしすぎてラインが小さくなってもいけない。 -''S字コーナー''(&color(Red){3};) 「S字を制する者が鈴鹿を制す」の言葉に代表されるとおり、本コースの攻略上特に重要なポイントの一つ。 アクセルオフで荷重移動、進入、クリップ手前でアクセルオン、の流れをリズムよく行うことが大切。 クリップは奥目に取り、コーナーで膨らみすぎないようハーフアクセル・パーシャルも織り交ぜていくと良い。 -''逆バンク/ダンロップコーナー''(&color(Red){4};〜&color(Red){5};) 直後にしばらく全開区間があるため重要な部分。 まず逆バンクは途中でカクッと折れ込むため進入で外から回り込もうとするとインにつけない。早めのターンインを心がける。 出口では、ある程度速度が出る車ならイン寄りで脱出してダンロップにアウトいっぱいからターンインできるラインが理想。もちろん速度が乗っていなければ意味が無い。 ダンロップコーナーは勾配によってブラインドになっているためライン取りがわかりづらい。特に目印になるものもないので走り込んでコース形状を覚えるのが一番の近道だろう。 GTカーなどダウンフォースの大きいレースカーでここの脱出速度を上げるには、さらに手前のS字コーナーからライン取りを考慮しなければならない。 -''デグナーカーブ/立体交差''(&color(Red){6};〜&color(Red){7};) 鈴鹿サーキットのオープニングレースである「第1回全日本選手権ロードレース」のレースにおいて、トップを走っていたドイツ人ライダーのエルンスト・デグナーが突風により転倒したことが名前の由来である。この転倒事故がきっかけとなり現在のような複合コーナーに修正されている。 2009年のF1日本GPにおいてクラッシュが多発したため、これを受けて縁石の外側に緑のコンクリート部分が追加された。 ここはスピードを落としがちになるので、できるだけ速度を保ったまま進入、脱出が理想となる。 しかし、ここで外側に膨らんでしまうと砂地に足を取られ大きなロスとなってしまうのであまり無理なドライビングはしないように。 -''110R''(&color(Red){8};) ヘアピンでのタイムアップを狙うため、ここはならべくアウト・イン・インを心がけるようにしよう。 タイヤによってはここからブレーキングをしてヘアピンまで突入するため、ラインはしっかりと押さえておこう。 -''ヘアピン''(&color(Red){9};) 2010年F1で小林可夢偉選手が怒涛のオーバーテイク・ラッシュを遂げたのがここ。 本来はデグナー2つ目からの距離が短く速度が乗り切らないためあまりオーバーテイクポイントにはならないコーナーであり、多くのレーサーはスプーンに向けての加速のため脱出重視のラインをとることが多い。 ゲーム内ではCPUがここの処理を苦手にしているのか突込みが甘く、意外と簡単に抜けるポイントではある。 -''スプーンカーブ''(&color(Red){11};) 名前の由来は"さじのスプーン"ではなく"ゴルフのスプーンウッド(形が似ているため・・・らしい)"である。 ライン取り的にはそれぞれのコーナーで目一杯アウトインアウトをとるだけ。特に最初の緩めの左は落ち着いて曲がればそんなに難しいものではない。 問題は次のややきつめの左。かなりライン取りの見当がつきにくい。 進入ではブレーキングしながらのターンインとなるため膨らまないよう早めにインに向かう。 クリップは、よく見ると途中イン側の白線が「カクカクッ」と2回折れ曲がっており、その2つ目の「カクッ」のやや奥にとる。ターンインのときにもその位置を意識し、タイミングをミスしたら早めに修正を加えたい。 脱出は勾配によりブラインドになっているため加速するタイミングが難しい。ベストラインで立ち上がると縁石の始点よりも手前でアウトにつくので、それを基準に評価・修正しよう。 -''130R''(&color(Red){13};) スパ・フランコルシャン・サーキットのブランシモンと並び世界各国のF1レーサーに"世界最速の左コーナー"と称されてきた超高速左コーナー。 ハイダウンフォースの車(フォーミュラとか)やほどほどのパワーのレースカーなら全開クリアは難しくない。ただししっかりセオリーは守らないと大トラブルに見舞われるので要注意。次のカシオトライアングルに備えてアウト-イン(車種によってはミドル)-インのライン取りで抜けたいところ。 ダウンフォースの無い市販車だとハイパワー車ほど難しくなる。コーナー手前でしっかり減速しよう。 名前の由来はコーナーの半径が130mだったことに由来している。現在は2003年の改修で85R、340Rの複合コーナーとなっているが、130Rの名称は現在も使われている。 -''カシオトライアングル/最終コーナー''(&color(Red){14};〜&color(Red){15};) 一つ目のコーナーで縁石を跨ぐくらいの大胆なラインを取ると、二つ目のコーナーがクリアしやすくなる。 ホームストレートでスピードに乗れるかはここの攻略にかかっているので、脱出速度をできるだけ上げていこう。 ちなみに多くのF1レーサーが賞賛する鈴鹿のレイアウトに於いて唯一と言って良い"不評ポイント"である。 -''参考動画'' [[GTPlanet WRS Week 20, Top 4 spots at Suzuka Circuit:http://www.youtube.com/watch?v=gENagJ6G9E8]] **鈴鹿サーキット 東コース [#r00ceb1a] |>|>|>|>|>|>|>|コース図|h |>|>|>|>|>|>|#ref(Suzuka-East.jpg,nolink)|&color(Red){1};.メインストレート&br;&color(Red){2};.第1&第2コーナー&br;&color(Red){3};.S字コーナー&br;&color(Red){4};.逆バンクコーナー&br;&color(Red){5};.ショートカットルート| |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |BGCOLOR(#d0d8e0):コース長|BGCOLOR(#d0d8e0):ストレート長|BGCOLOR(#d0d8e0):高低差|BGCOLOR(#d0d8e0):コーナー数|BGCOLOR(#d0d8e0):ピット|BGCOLOR(#d0d8e0):天候変化|BGCOLOR(#d0d8e0):時間変化|BGCOLOR(#d0d8e0):コース種別| |2243.0m|800.0m|33.6m|9|あり|なし|なし|リアルサーキット| -''全般'' ショートカット直前までのルートはフルコースと共有なので、同様の攻略方法でクリアしていける。 -''ショートカットルート''(&color(Red){5};) コーナーがやや鋭角がかった形状となっているので、クリップを入口すぐと中盤の二箇所に取るようなラインで抜けていくと良い。 *開催される主なレース [#n85bf274] **現実で開催される主なレース [#rfde82fa] -F1日本グランプリ -全日本選手権フォーミュラ・ニッポン -SUPER GT -鈴鹿8時間耐久ロードレース -世界ツーリングカー選手権(wtcc) -D1グランプリ **グランツーリスモ5内で開催されるレース [#mda9216a] -A-spec/B-specイベント --Beginner Series: Lv.0 FFチャレンジ ([[A-spec>Aスペック Beginner Series#w706ac84]]/[[B-spec>Bスペック Beginner Series#q8db37a0]]) (東コース) --Beginner Series: Lv.1 ライトウェイト Kカップ ([[A-spec>Aスペック Beginner Series#p0a62a80]]/[[B-spec>Bスペック Beginner Series#f3a87e2f]]) (東コース) --Beginner Series: Lv.1 ジャパニーズ クラシック ([[A-spec>Aスペック Beginner Series#j49b1b41]]/[[B-spec>Bスペック Beginner Series#icc41cec]]) (東コース) --Amateur Series: Lv.9 スーパーカー・ノスタルジア・カップ ([[A-spec>Aスペック Amateur Series#a525cef7]]/[[B-spec>Bスペック Amateur Series#p9222ec9]]) (フルコース) --Expert Series: Lv.15 チューニングカー選手権 ([[A-spec>Aスペック Expert Series#n94b7bc4]]/[[B-spec>Bスペック Expert Series#n94b7bc4]]) (フルコース) --Expert Series: Lv.18 日本選手権 ([[A-spec>Aスペック Expert Series#dc46f046]]/[[B-spec>Bスペック Expert Series#id4e72c7]]) (フルコース) --Extreme Series: Lv.22 スーパーGT ([[A-spec>Aスペック Extreme Series#h69cf767]]/[[B-spec>Bスペック Extreme Series#u8beca14]]) (フルコース/天候変化) --Extreme Series: Lv.23 フォーミュラ・グランツーリスモ世界選手権 ([[A-spec>Aスペック Extreme Series#o2487150]]/[[B-spec>Bスペック Extreme Series#p1bd2080]]) (フルコース/天候変化) --Endurance Series: Lv.30 鈴鹿1000km耐久 ([[A-spec>Aスペック Endurance Series#d0bd75dc]]/[[B-spec>Bスペック Endurance Series#d0bd75dc]]) (フルコース/天候変化) -スペシャルイベント --[[セバスチャン・ベッテル Xチャレンジ>スペシャルイベント#wf3d77dc]] (フルコース) -配信イベント --[[フェラーリ フォーミュラチャレンジ ('11/02/18 12:00〜)>現在開催中の配信イベント#w0b9c50f]] (フルコース) --[[FRチャレンジ ('11/02/18 12:00〜)>現在開催中の配信イベント#h1d11640]] (フルコース) --[[シビックレース ('11/06/15 12:00〜)>現在開催中の配信イベント#y721deaa]] (フルコース) --[[リアルサーキット・ツアーズ ('11/08/18 12:00〜)>現在開催中の配信イベント#oc07cb93]] (フルコース) --[[スーパーカー・ノスタルジア・カップ ('11/09/22 11:00〜)>現在開催中の配信イベント#h825a398]] (フルコース) --[[ジャパニーズクラシック ('11/11/10 12:00〜)>現在開催中の配信イベント#w4bf0c0c]] (東コース) *小ネタ [#sa8b052e] -GT4では西側の部分だけを使用した[[西コース:http://alphawiki.net/gran-turismo5/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=Suzuka-West.jpg&refer=%CE%EB%BC%AF%A5%B5%A1%BC%A5%AD%A5%C3%A5%C8]]も収録されていた。 -鈴鹿は2009年に改修されているのだが、グラフィックは改修前後のディテールが混ざっている。(スプーンコーナーのアウト側が舗装されていない、など) -ツーリストトロフィーでは2輪用のコースレイアウトで収録されていた。 ---- |