-総排気量：2987cc
-最高出力：260ps(275ps)/6400rpm(6500rpm)
-最大トルク：33.00kgfm(34kgfm)/4800rpm(5000rpm)
-駆動形式：FR
-全長：4675mm
-全幅：1750mm
-全高：1470mm
-車両重量：1490kg
-価格：Cr.3,170,300(走行距離4904km)
-Lv：2
-PP：422(429)
-備考：()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
-備考：トランスミッションは5速
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-プロトタイプは1999年に開催された第33回東京モーターショーにて公開されたコンセプトカー「XVL」と言われている。
当初、XVLはスカイラインとの関係には触れず、日産の新型FRプラットフォームを採用したセダンとして説明されていた。

-ところが2001年になり、日産は''XVLをスカイライン(11代目)として発売する''と発表した。
このときの衝撃はあまりに大きいものがあった。
前モデルとなるR34型スカイラインはわずか3年でモデル終了([[GT-R>日産 スカイライン GT-R Vスペック II Nur (R34) '02]]のみは2002年まで生産続行)させる荒療治に出たほか、エンジンは従来のRB型(直列6気筒)から新型のVQ型(V型6気筒)に切り替わるという大幅な軌道修正が行われた。
加えて2ドアクーペなし、MTなし、伝統の丸型テールランプ不採用と、日本国内のユーザーからは「スカイラインの伝統が途絶えた」などの批判を受けた。

-上記のとおりAT専用モデルとしてデビューした11代目スカイライン(V35型)の搭載エンジンはVQ型と呼ばれるV6エンジンを採用し、排気量は2.5Lと3Lの二本立てであった。
決定的に異なるのは国内専用モデルであった従来とは異なり、本モデルから国外向けにに本格的に売り出されることであった。
海外ではインフィニティブランドで「[[G35セダン>インフィニティ G35 セダン '03]]」として販売され国内とは逆に好評を得たことから、本モデルの方向性は誤りではなかったといえる。
なお、後述のとおり、追加されることとなった[[2ドアクーペ>インフィニティ G35 クーペ '06]]もセダン同様に海外で販売されることとなった。

-2002年に登場した「[[GT-8>日産 スカイライン セダン 350GT-8 '02]]」は従来のATとは根本的に異なるミッションである「エクストロイドCVT」を採用した。
エルグランド用の3.5Lエンジンを採用したことで性能も向上し、無断変速ならではの滑らかな加速を得ることに成功しているが、コスト高の影響からか他のモデル展開は殆どなかった。

-2003年には待望の[[2ドアクーペ>日産 スカイライン クーペ 350GT '03]]がラインナップに加わった。
GT-8に採用された3.5Lエンジンのみを搭載し、L字型のリアコンビランプ内には「2連丸型テールランプ」が再び採用されていた。
V35型スカイラインは[[Z33型フェアレディZ>日産 フェアレディZ Version S (Z33) '07]]と同一プラットフォームであるため当然MTモデルも用意されており、最高出力はセダンとは異なりフェアレディZ同様に最高出力280PSを発生させた。
こうしてV35型スカイラインはスポーティーさを取り戻し、高級セダン/クーペとしての新たな魅力を備えるに至った。
クーペの登場によりセダンにも同一エンジンおよびMTが搭載された「350GT」と呼ばれるグレードが2004年に登場している。
--当然、かつてのスカイラインが持っていたコンパクトなスポーツカーという意味合いは薄れることとなった。

-セダンタイプは2006年にフルモデルチェンジ、クーペは2007年にフルモデルチェンジし、それぞれ次期モデルに切り替わっている。
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-カラーバリエーション：
Diamond Silver Metallic,Champagne Silver Titan Metallic,White Pearl(3P),
Light Blue Titan Metallic,Dark Blue Pearl,Flare Red Pearl Metallic

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