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-総排気量:2987cc
-最高出力:485ps(516ps)/5600rpm(5500rpm)
-最大トルク:75.00kgfm(78kgfm)/4000rpm(4000rpm)
-駆動形式:FR
-全長:4600mm
-全幅:1885mm
-全高:1220mm
-車両重量:1080kg
-重量バランス:52対48
-価格:Cr.72,921,400(走行距離5543km)
-Lv:20
-PP:597(605)
-備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
-備考:トランスミッションは6速
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#ref(ザナヴィニスモGT-R前.jpg,nolink)
#ref(ザナヴィニスモGT-R後.jpg,nolink)

-2003年のJGTCチャンピオンマシンがこのザナヴィ ニスモ GT-Rである。前年に22号車ザナヴィ ニスモ GT-Rとして参戦した本山哲とミハエル・クルムのコンビを継続して参戦した。
-開幕戦でGT-R勢にとって公式戦では95年、オールスターを含めると97年以来となるPPを獲得し、速いGT-Rの復活を強烈に印象付けた。
この年で第2世代GT-Rでのワークス活動を終了することとなったGT-Rにとって、年間3勝(22号車1勝、12号車2勝)とドライバーズチャンピオンは有終の美となった。
-なお収録されている本車両は貼られたウェイトハンディステッカーからも分かる通り、第6戦 もてぎ仕様である。
-開幕戦で優勝争いを展開するものの、25号車ADVANスープラに接触されたことでカナードを失い苦戦を強いられる。最後まで優勝を争うが惜しくも2位を獲得すると、その後も4位-3位-5位-2位-11位-5位-3位と最終戦まで安定してポイントを獲得したことで未勝利ながらチャンピオンを獲得した。
唯一ポイントを取りこぼしたのは第6戦 もてぎにおける11位のガス欠のみで、終盤ではメーカーオーダーもあったが第6戦以外の7戦全てが5位以上という安定ぶりだった。(ウェイト110kgを課せられたもてぎでは搭載燃料をギリギリまで削減する作戦を取ったが最終ラップの5コーナー手前でストップした)
-03年のGT-Rはこの年から導入された新規定を最大限活かすべく大胆な開発が行われた車両である。
前後をパイプフレーム化するとと共にトランスミッションをリアデフと一体化するトランスアクスル構造を採用して重量配分を改善するなど、これまでのGT-Rのキャラクターから変貌を遂げ、コーナリングマシンと呼ばれた。
エンジンは前年の第3戦での試験投入後、第5戦から正式投入されたVQ30DETTを継承。前年は重量配分を改善するためにリアに搭載していたラジエータは、本車両ではオーソドックスなフロントに戻された。
エンジンは前年の第3戦での試験投入後、第5戦から正式投入されたVQ30DETTを継承。((ちなみにこの積み替えで余ったレース用RB26のエンジンブロックは、NISMOから限定で市販された。))
前年は重量配分を改善するためにリアに搭載していたラジエータは、本車両ではオーソドックスなフロントに戻された。
ストレートスピードの伸びも良く、第2戦 富士でカルソニックスカイラインが300km/hを記録している。
-開幕前のオフシーズンテストから精力的に走り込みを行い、ライバル陣営やメディアに対するガードも徹底的に行われた。
しかしこの年のGT-R勢の開発は例年になく遅れており、開幕戦の段階で03年型を投入できたのはこの23号車のみで、残る22号車と12号車は開幕戦を昨年型で走行している。
その後第2戦でようやく参戦した3台全てのGT-Rが03年型となったが、23号車はオフシーズンで走りこまれたテストカーをそのままレースカーに転用した初期ロッドの車両だったため、第3戦 SUGO戦から新たに用意した新車に切り替わった。(当初23号車として使用された車両の所在は不明だが、05年のNISMO公式HPでクラッシュテストされている23号車の写真が掲載されているため、これに利用された可能性も高いが時期は不明)
ちなみに23号車と他の2台はステアリングの仕様が異なっており、23号車のみデジタルメーターが取り付けられていない3本スポークの円形ステアリングになっている。(22号車と12号車はデジタルメーターと一体化した非円形のステアリングで、メーター自体も現在使用されているものに通じる仕様であった)
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