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-総排気量:1759cc
-最高出力:441PS/8000rpm
-最大トルク:44kgfm/5000rpm
-最高出力:456PS/8000rpm
-最大トルク:46kgfm/5000rpm
-駆動形式:4WD
-全長:3990mm
-全幅:1880mm
-全高:1360mm
-車両重量:890kg
-価格:
-価格:199,656,000
-Lv:16
-PP:555
-PP:560

備考:新車状態

-プジョーの『205 ターボ 16 エボリューション 2』に対抗するため、勝つための装備を愚直なまでに満載した異形のマシン、それがこの『デルタ S4』である。
-僅か890kgの車体に、456psという大出力の直列4気筒DOHCツインチャージャーエンジンをリアミッドシップに縦置きしたこの怪物に、対抗できるマシンは『205 ターボ 16』を除いていなかった。1985年のRACラリーで一位二位を独占、1986年のモンテカルロでも優勝するという鬼のような速さを見せ、『公道を走るF1』とまで呼ばれた。
-当然、この『異形のマシン』を乗りこなせる者など誰もいなかった。1986年のツール・ド・コスにてコースオフし、崖から転落した直後に爆発炎上。車両はスペースフレームとサスペンションを残して全焼。ドライバーのヘンリ・トイヴォネン、コ・ドライバーのセルジオ・クレスト共に焼死というラリー史上類を見ない大惨事を引き起こした。
--この陰惨極まりない事故はグループBの危険性を知らしめる決定的なものとなり、グループBが僅か5年でWRCの主役の座を追われる要因となった。
-余談だが、ドライバーのトイヴォネンは、S4はどういうマシンかと聞かれた際に、『コースにとどめておくだけで精一杯、神経がどうにかなりそうだ』と答えた。

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