-総排気量:791cc -最高出力:70ps/8000rpm -最大トルク:6.70kgfm/6000rpm -駆動形式:FR -全長:3335mm -全幅:1400mm -全高:1215mm -車両重量:720kg -価格:Cr.5,465,400 -Lv:0 ---- -ホンダが[[ホンダ S600 '64]]のマイナーチェンジ版として1966年から販売したスポーツカー。愛称は「エスハチ」。 -Sシリーズの特徴ともいえるリアのチェーンドライブ機構はこのS800では廃止され、サスペンションも通常のリジッドアクスル(車軸懸架)方式へと変更された。それに加え、ディスクブレーキとラジアルタイヤの装備も行なわれた。 -エンジンは[[ホンダ S500 '63]]と同じものをベースにさらに排気量を拡大し、最高出力は70PS/8000rpmとS600から20PS以上も向上した。 -外見もS500・600に比べて変更点が多く、ボンネットへのパワーバルジ増設(バルジとは膨らみのこと。ただしS800のこれはダミーで、エンジンを燃料噴射方式へ変更するための名残だったらしい)、フロントグリル・テールランプの形状変更など多岐にわたっている。 -Sシリーズは500・600・800の合計で25,520台が生産されたが、S800の生産終了後にホンダは一時期純然なスポーツカーの開発を封印する。しかしSシリーズのスポーツドライビングへの情熱は後に[[ホンダ S2000 '99]]へと進化を遂げ、新たな伝説を生みだしたのであった。 #ref(s8001.jpg) #ref(s800.jpg) |