-総排気量:656cc -最高出力:64ps(67ps)/8100rpm(8000rpm) -最大トルク:6.10kgfm(6kgfm)/7000rpm(7000rpm) -駆動形式:MR -全長:3295mm -全幅:1395mm -全高:1175mm -車両重量:760kg -重量バランス:43対57 -価格:Cr.1,347,800(走行距離4662km) -Lv:0 -PP:305(311) -備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの -備考:トランスミッションは5速 ---- #ref(Beat91-1.jpg,nolink) #ref(0022.jpg,nolink) -1991年5月に発売。「平成ABCトリオ」(平成初期に生まれた3種の軽2シータースペシャルティカー)と呼ばれたクルマの内の1台で、ABCのBに当たるクルマ。 ABCトリオ:Aは[[マツダ AZ-1>マツダ オートザム AZ-1 '92]](''A''Z-1)、Bがビート(''B''eat)で、Cが[[スズキ カプチーノ>スズキ カプチーノ (EA11R) '91]](''C''appccino)。 -ボディはミッドシップ・フルオープン・モノコックボディを採用した。このボディは量産車として世界初採用だった。 リヤミッドに搭載されたのはE07A型・直列3気筒SOHCエンジン。パワートレインはアクティに採用されていたものだが、最高出力は軽自動車自主規制上限の64psを軽自動車で唯一NAで発揮。それを8100rpm以上というHONDA得意の高回転域で搾り出した。 MTRECというエンジン制御システムが採用されるなどスポーツ性を高めてはいるが、商用車用のエンジンを無理矢理回していることには変わりないため高回転域を多用するとトラブルが多発した。 採用されたギアボックスは最後まで5MTのみだった。 -同じエンジンを採用している[[トゥデイ>ホンダ トゥデイ G '85]]のAT機構が流用できるようで、雑誌などでATに改造されたビートの姿を見ることもある((チューナーにもよるが、「二度とやりたくない」と言われるほど面倒な代物らしい。))。 -当時バブルが崩壊しかかっていたものの売れ行きを伸ばし続け、1996年の生産終了まで3万3,892台を生産した。これはABCトリオの中でも断トツの数字である。 生産終了から15年以上経つが、未だ人気を保っており、中古車でも状態のよいものは高値で取引されるという。 -GT5には、この通常モデルの他に特別仕様の[[バージョンF>ホンダ ビート Version F '92]]、[[バージョンZ>ホンダ ビート Version Z '93]]が収録されている。 --が、平成ABCで唯一スタンダードのみの収録となっている。 #hr -余談。 -このビートが生まれる前、ホンダは1983年に同名のスクーターを売り出していた。 -ビートのイメージカラーはカーニバルイエローであるが、これは軽自動車の黄色ナンバーが目立たないためこの色が選ばれた。 -1991年8月5日に死去した本田宗一郎氏が最後に見送った4輪車となった。 -2013年にビートの後継となるオープン軽2シーターの「S660コンセプト」が東京モーターショー2013で出展。その2年後の2015年4月から市販が開始された。 ---- -カラーバリエーション:Carnival Yellow,Festival Red,Blade Silver Metallic,Creta White |