-総排気量:5500cc
-最高出力:710ps(689ps)/---rpm(6000rpm)
-最大トルク:122.45kgfm(118kgfm)/---rpm(3500rpm)
-駆動形式:MR
-全長:4610mm
-全幅:2000mm
-全高:1030mm
-車両重量:930kg
-重量バランス:50対50
-価格:Cr.400,000,000
-Lv:23
-PP:697
-プレゼントカー入手:[[配信イベント・PP450/全仏選手権>現在開催中の配信イベント-2#of27b76b]]をクリア
-備考:()内の数値は購入後のもの
-備考:トランスミッションは6速
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-2009年のル・マンでついにアウディ陣営を破り優勝を勝ち取ったプジョーは、マシンに小改良を施し、2010年のル・マンへと送り込んだ。
予選でプライベーターと共に上位4位を独占するという速さを見せつけた。
-決勝ではその走りを見込まれ、優勝候補の筆頭に挙げられる。しかし、勝利の女神はプジョーには微笑まなかった。ポールスタートの3号車が開始2時間ほどでリタイア(このリタイヤ原因はカーボン全盛になってからは珍しい「疲労によるモノコック破損」である)、2号車も日の出は拝めたものの開始13時間後にリタイア、プジョーワークス最後の頼みの綱となった1号車も残り2時間ほどでリタイアとなり、ワークスチームの車両は全滅した。
-さらに、プジョーの最後の希望となった[[チームオレカの4号車>プジョー 908 HDi FAP - Team Oreca Matmut '10]]までもがリタイアとなり、プジョー車は全滅。アウディに表彰台を独占されるという屈辱を味わった。敗因は自らが作り出したハイペースにエンジンが絶えきれなかったとされる(4台中3台がエンジンブローした)。
だが、平均速度を比較すると、プジョーはアウディと比べて大きく上回っており、プチ・ルマン等でもアウディに圧勝している。

-翌年、プジョーは2011年度WEC世界耐久選手権の新レギュレーションに合致させたマシン、908 へとモデルチェンジした。実戦ではプジョーワークスが3台、プライベーターのチームオレカからは前年式 908 HDi FAP を改良させた1台を加えて計4台で参戦した。
最大のライバル、アウディはプジョーと同じクローズドタイプのボディに変更したマシン、R18 TDIを投入したが、アウディはル・マン24h決勝で3台中2台が下位クラス車との接触を起こし、クラッシュ。
1台のみとなったアウディR18 TDIの2号車をプジョーは必死に追いかけ、ラストピットではスプラッシュゴーと極限までストップタイムを短縮。アウディ陣営は万全を期しタイヤ交換を行ったこともあり、最短で8秒差まで肉薄。しかしフレッシュタイヤとユーズドタイヤによる差は大きく、惜しくも逃げられてしまい優勝とはならなかった。
ただ、最後まで激戦を展開した場面はライバル同士の熱き戦いだったことには間違いない。最期の15分は各メーカーごとに集まって、ファイナルラップのパレードランをする準備と言われるルマンにて、最期までフルスピードで勝負を行っていたのはまれに見るケースであった。
--結果は、9号車が総合2位・ベストラップ 3:26.298・355周を走りきった。(優勝のアウディ R18 TDI とのゴール時の差はなんと 13.854 であった)
8号車が総合3位・ベストラップ 3:27.790・353周で完走。
7号車が総合4位・ベストラップ 3:27.713・351周で完走。

-2011年10月、トヨタが TS030 HYBRID で2012年度WEC世界耐久選手権に参戦する事が表明された。これにより、アウディ・プジョー・トヨタレーシング・ローラB12/60などを交えたLMP1クラスのさらなるレース展開が予想されたが、2012年1月、プジョーは突然スポーツカープログラムの休止を発表。ル・マン/WEC世界耐久選手権から撤退することになってしまった。
-この発表がされる前、プジョーは来季に向けて 908 Hybrid を製作しメディア向けに公開とテスト走行を行ったが、休止の発表を受け、908 Hybrid は実戦投入されることなく幻となってしまった。
近い将来またモータースポーツの世界に復帰してくることを期待したい。
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