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-総排気量:3490cc
-最高出力:520ps(851ps)/11000rpm(11000rpm)
-最大トルク:35.00kgfm(57kgfm)/---rpm(7500rpm)
-駆動形式:MR
-全長:4640mm
-全幅:1990mm
-全高:1080mm
-車両重量:750kg
-価格:Cr.450,000,000(走行距離0km)
-Lv:23
-PP:715(720)
-備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
-備考:トランスミッションは6速

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-↓エクソンモービルがESSOを吸収したため「ESSO」のロゴが「EXXON」に差し替えられている

#ref(905 レースカーーF.jpg,nolink)
#ref(905 レースカーーR.jpg,nolink)

-↓夜間はゼッケンが発光する

#ref(905夜.jpg,nolink)

-プジョー905にはさまざまなバリエーションが存在するが、GTに収録されている905はエボリューション1と呼ばれるものの1992年仕様である。1992年のSWC(スポーツカー世界選手権)において、このモデルは開幕戦モンツァこそトヨタTS010に敗北したが、ルマンを含む残り全戦で勝利している。
--1992年のル・マンでは1-3フィニッシュを遂げた。優勝車であるカーNo.1(収録車)のクルーはD.ウォーウィック/Y.ダルマス/M.ブランドル組。尚、2位にトヨタTS010、4位にマツダMXR-01が入っている。
--SWCは1992年で終焉したが、SWC規定車最後の出場機会となった1993年ルマンでも事実上のトヨタとの一騎打ちを完全勝利(1-2-3フィニッシュ)という形で収めている。
---この大戦果にこの手の指摘は野暮としか言えないかもしれないが、惜しかったのが1993年のフィニッシュ時のカーナンバー順が''3-1-2''だったこと。これがもしカーナンバー順のフィニッシュだったなら、グループC初戦となった1982年のポルシェ956以来の快挙となっていた。
-なお、この車はGT5で登場する唯一のSWC規定に沿って開発された車である。当時のSWC規定車にはジャガーXJR-14、メルセデスC291、マツダMX-R01、トヨタTS010、日産NP35(いずれもGT未収録)などがある。
//ちなみにおもいっきり余談なんで最初からcoさせとくけど、マツダ車はMXR-01、MX-R01どちらも正解。詳しくはウィキペディアに。

#hr

-以下余談
--1992年SWC第7戦マニクール(台数が集まらなかったことで決勝レースがキャンセルとなり、事実上最終戦となった)の予選のみ走行した、エボリューション2("905スーパーコプター"という別称もある)と呼ばれるモデル(GT未収録)は「史上最も醜いCカー」として有名。
---こう呼ばれる最たる理由は白黒に塗り分けられたカラーリングが一因であり(一部ジャーナリストには''グロテスク''とまでも・・・)、エアロダイナミクスの造形は後の[[トヨタTS020>トヨタ GT-ONE レースカー (TS020) '99]](設計者が同じデ・コルタンツ)や更にその先の[[プジョー908>プジョー 908 HDi FAP - Team Peugeot Total '10]]に通じる優れた物であった。
因みに初期型905は"もっとも美しいCカー"と呼ばれていたので、それに対する皮肉とも取れる。
--SWC及び'92,93年のルマンにおいてトヨタの宿願を破った車、と言うこともあり、日本のプロトタイプレースファン(特にトヨタファン)の受けはあまりよろしくない車である。

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-なお、この車はGT5で登場する唯一のSWC規定に沿って開発された車である。
//ちなみにおもいっきり余談なんで最初からcoさせとくけど、マツダ車はMXR-01、MX-R01どちらも正解。詳しくはウィキペディアに。
--創設から2年そこそこしか続かなかったカテゴリーという事もあり、意外と珍車迷車の宝庫だったりする。以下に(何時の日か収録される事を願って)主な未収録車を記す。
---アルファロメオSE048:イタリアでは「スポーツ・プロトティーポ」とも呼ぶ、SWC用にアバルトが制作したアルファロメオ初のCカーである。
SWCと同時期にお蔵入りとなったプロカー用の自社製3.5LV10を搭載して大暴れする予定だったが、同選手権の消滅によりこの車が実戦を戦うことはなかった。80年代に耐久レース選手権を席巻したポルシェ962C打倒を目指したマシーンだったのかもしれない。
---ジャガーXJR-14:無名時代のロス・ブラウン作。"フルカウルF1"の異名を持つ。1991年SWC王者。1992年IMSA-GTPにも出走。'91年ル・マンでは予選で周りの度肝を抜いてお役御免。本戦はカテゴリー2のXJR-12で2-4位。
後に"マツダMXR-01('92年)""ヨーストWSC95('96年〜)に改造されており、後者は'96'97年のル・マン連覇という偉業達成。
ちなみに'91年オートポリス戦後にJSPC菅生戦に飛び入り参戦して日本のターボCカーをぶっちぎっていたりする。
---スパイスSE90C:英国スパイス社の手頃な(?)Cカー。F1フォードV8搭載。'91年ル・マンカテゴリー1クラス優勝(総合12位。ちなみにドライバー陣は日本人トリオ(見崎清志・横島久・長坂尚樹組))。
IMSAではアキュラエンジン(C30A)を積んだことも。
---メルセデスC291:意欲作180°V12が空回り。若き日のM.シューマッハが腕を磨いた車。ルマンにも出たが、耐久性の問題から本戦出走は最初から考えず予選(御披露目だけで走らせてはいない)のみで撤収。本戦にはカテゴリー2のC11で出走した。
---メルセデスC292:SWC消滅後に存在が判明した幻の車。見た目はジャガーXJR14のパクリと言われる事も。テストではメチャ速かった?
---プジョー905Evo2:[[905>プジョー 905 レースカー '92]]の最終進化型。走ったのがSWC最終戦の予選走行のみでル・マン未参加...ながらル・マンミュージアムに飾られる等人気は一級品。
---トヨタTS010:ル・マンではあと一歩届かなかった悲運の名車。JSPCではターボCカーを蹴散らす駿足ぶりを見せた。
---マツダMXR-01:前述の通り実質XJR-14にマツダV10(ジャッドエンジン・マツダ改)を載せた車。'92年ル・マン4位。XJR-14の戦績から好成績が期待されたが、SWC、JSPC共にトラブルに泣き奮わず。
---日産NP35:V12エンジンの開発が遅れ、出番はJSPC最終戦のみながら非常に人気の高い車。
---ブルンC91:世界屈指のポルシェプライベーター、ブルンの独自企画車。F1用ジャッドV8を搭載。僅か4戦ほど走った(初戦は予選走行のみ。実質3戦)だけで姿を消す。予選ではそこそこの速さを見せるもメーカーワークス相手にはやや力不足。トラブルに泣き完走実績無し。
---コンラッドKM/011:ポルシェCカーで名を馳せたF.コンラッド氏率いるチームの独自企画車。F1用のランボルギーニV12を積むもトラブルに泣き僅か数戦走ったのみ。SWCオートポリス戦でランボルギーニエンジンサウンドに魅せられたファンは多い。
---ローラT92/10:'92SWCでプジョー、トヨタと競い合う。名門シャシー+ジャッドV10の組み合わせでそこそこ速かった。1992年のルマン24時間レースでは「賃貸住宅ニュース」と張られたステッカーがかなり魅力的。
---BRM P351:'93年からのフル参戦を目指していた元名門コンストラクター。自社製V12エンジンを積む。SWCが'92年で潰えたため唯一のまともな出番は'93ル・マンのみ('92年SWCなどで数回テスト参戦)。後にオープンプロトに改造された上で日産エンジンを搭載して'97年のル・マンを走ったことも。

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