-総排気量:1775cc
-最高出力:456ps/8000rpm
-最大トルク:50.00kgfm/5500rpm
-駆動形式:4WD(ミッドシップ4WD)
-全長:3820mm
-全幅:1700mm
-全高:1353mm
-車両重量:910kg
-価格:Cr.196,930,000(走行距離3070km)
-Lv:16
-PP:557
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#ref(205T16E2前.jpg,nolink)
#ref(205T16E2後ろ.jpg,nolink)

-[[205T16E1>プジョー 205 ターボ 16 ラリーカー '85]]を更に改造した、混沌を極めたグループBを象徴する最強のラリーカー。 
-巨大なスポイラーとウイングを搭載し、エンジンは更にチューンして450馬力にアップ、末期にはブースト圧を上げて540馬力を出した。更に軽量化のため、車両後部の鋼管パイプフレーム+モノコック構造を完全なパイプフレーム構造に変更している。 
-外観こそベース車の205の面影を残してはいるが、あくまで外観''だけ''であり、中身は縁もゆかりもない全く別のモンスターマシンである。そのコンパクトなボディからは想像もできないほどの凄まじいパワーを持ち、悪路を弾丸のように走り回った。
-1985年はドライバーズ・マニュファクチャラーズの両タイトルを獲得、86年にはライバルである[[ランチア デルタS4>ランチア デルタ S4 ラリーカー '85]]と激戦を繰り広げた。 
-代表的なドライバーはユハ・カンクネン、ティモ・サロネン、ブルーノ・サビーなど。 
-余談だが、グループB締め出しによりWRCという戦場を無くした205T16は、巨大なウイングを前後に追加した迫力ある姿でパイクスピーク・ヒルクライムに参戦(ターボ圧低下のトラブルなどでグループB時代の好敵手アウディに惜敗)したほか、ホイールベースを延長(マラソンレイド用の巨大なガソリンタンクを搭載するため)するなど、大幅な改造を施した205ターボ16グランレイド(205T16GR)でパリ・ダカールラリーに参戦している。 特にバリ・ダカでは後継機405T16GRと併せて4連覇を達成しており”砂漠のライオン”の異名と共に他チームに恐れられた。
--バリ・ダカ4連覇後、プジョースポールはル・マン制覇に舵をきり[[905>プジョー 905 レースカー '92]]でサーキットを暴れ回った・・・のは別のお話。
-ちなみにこのマシン、ラリーカーにあるまじき途方もない加速性能を持ち、0kmから100kmへの到達タイムは僅か2秒以下、当時のF1マシンさえも凌いだと言われている。本作でもその加速力は健在であり、GT500マシンでスリップ圏内に入っても追い付けないほどである。そしてセンターデフ無しの直結四駆なのでターマックでの低速コーナーが大の苦手、''とにかく曲がらない''。現実でも同様で、ヘアピンで曲がりきれないため一旦バックしたりしていた(特にツール・ド・コルスで顕著)。 
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