-総排気量:2398cc -最高出力:680PS/17500rpm -最大トルク:27kgfm/16000rpm -駆動形式:MR -全長:---mm -全幅:---mm -全高:---mm -車両重量:---kg -価格:Cr.1,000,000,000 -Lv:24 -PP:871 -備考:プラクティス及び"参戦可能な配信イベント"以外のレース出場不可。参戦したレースはワンメイクレースになる仕様。 //PPを調整すれば配信イベントのスーパーカーフェスティバルに参加出来る為、表記変更。 //-備考: ---- #ref(Ferrari F10 10.jpg,nolink) #ref(Ferrari F10 10-2.jpg,nolink) //-解説 -2010年度F1グランプリを戦うためにスクーデリア・フェラーリが開発したフォーミュラ1マシン。 カーナンバー7を前年度の大事故から復活したフェリペ・マッサ、8をキミ・ライコネンにかわりルノーから移籍したフェルナンド・アロンソが駆る。 -不振から2009年度マシン『F60』を早々に切り捨て、長い開発期間が設けられた。 『F60』にくらべノーズが前方に延長され、形状は前年度のレッドブル・レーシングのマシン『RB5』を参考に『Vノーズ』と呼ばれるものに変更。開幕戦ではテスト時にはなかったシャークフィンも投入した。 シーズン中もマクラーレンのFダクト、レッドブルのブロウン・ディフューザーの2大トレンドの投入をはじめとした開発が続けられ、フェラーリのタイトル奪還に向けた本気を感じ取ることができた。 -レッドブルの『RB6』とともにフレキシブルウイングの使用が疑われたが、シーズン途中に両チームとも合法との裁定を受けている。 -開幕戦バーレーンGPをワンツーフィニッシュで飾ったが、予選でのペースはレッドブルの後塵を拝し、ポールポジション獲得は第14戦イタリアGP、続く第15戦シンガポールGPの2回(2回とも獲得はアロンソ)に留まった。 -レッドブルのブロウン・ディフューザー、マクラーレンのFダクトのようなトレンドとなる独自要素こそ無かったが、元々のバランスの良さに加えシーズン終盤までの休みない開発によりそれらの取り込みに成功、さらにはアロンソの優れた技術によって主にシーズン後半戦で活躍し、第11戦ドイツGP以降は4勝。シーズン5勝を挙げる。 -最速レッドブル勢の自滅にも助けられ、第18戦ブラジルGP終了時点でアロンソはドライバーズランキングトップの246ポイント、2位のマーク・ウェバー(238ポイント)、3位のセバスチャン・ベッテル(231ポイント)を従え最終戦アブダビGPでタイトルを争うが、レースでは早めのピットインが仇となりアロンソは7位フィニッシュ。1位フィニッシュのベッテルに土壇場で逆転を許し、3度目のドライバーズタイトルを失った。 --早めのピットインが原因で後続に引っかかり、オーバーテイクの難しいコース特性もあり最後まで順位を上げることが叶わなかった。ちなみに、このときアロンソを抑え5・6位フィニッシュをしたのは前年度までの古巣にして、2005・06年にアロンソが2度のタイトルを獲得したルノー。なんという因縁か…。 -対してマッサは表彰台5回、リタイヤは第16戦日本GPでの1回と終始安定した走りだったが、2010年シーズン3強(レッドブル、フェラーリ、マクラーレン)のドライバーの中では唯一優勝がなく、ランキングも一番低い6位(144ポイント)に留まり、最終戦までタイトルを争ったアロンソの陰に隠れる形となった。 -シーズン序盤はエンジンの信頼性に不安があり、フェラーリのみならずエンジン供給先のBMWザウバーもエンジントラブルが多発した。現在のF1ではレギュレーションでエンジンの開発が一定期間禁止されているため、FIAの特別承認の下、エンジンの改善にも取り組んだ。 -カラーリングに多数のバリエーションが存在する。 『F10』発表から第4戦中国GPまでの、エンジンカバーにバーコードのようなロゴ(フェラーリは否定しているが、タイトルスポンサーであるマールボロのロゴを模したものと推測される)があるもの。 第5戦スペインGP・第6戦モナコGPの、バーコードロゴが排除され白線で囲まれたもの(スペインGP前にイギリスの医師会から「マールボロのロゴを連想させるサブリミナル広告ではないか」と抗議があったため)。 第7戦トルコGPの、フェラーリF1参戦800戦目記念カラーとしてエンジンカバーに白で800と書かれたもの。 第8戦カナダGP以降の赤1色のもの(GT5収録モデルと同様)。 計4種類が存在する。 -GT5に収録された本モデルは、上述の通りカラーリングこそ第8戦以降の赤1色となっているものの、第5戦以降に投入されたFダクトが存在しない等、再現度にやや疑問が残る。 --恐らく、広告規制と上述のカラー変更の影響で開幕戦から第4戦までの仕様のマシンからバーコードカラーのみを排除した結果、こうなってしまったのだと思われる。 ---- |