-総排気量:7997cc -最高出力:456ps/5200rpm -最大トルク:67.70kgfm/3700rpm -駆動形式:FR -全長:4488mm -全幅:1923mm -全高:1219mm -車両重量:1569kg -重量バランス:48対52 -価格:Cr.9,040,000 -Lv:10 -PP:516 -備考:トランスミッションは6速 //-備考:カーボンボンネットを装着してもストライプに影響しない -備考:ボディペイントを施すと単色になる -備考:フォトトラベル時のみルームミラーが消える ---- #ref(バイパーF.jpg,nolink) #ref(ヴァイパーR.jpg,nolink) -ダッジ・バイパーは1989年の北米国際モーターショーで発表され、1991年12月より市販が開始された。 当初はオープンモデルのRT/10のみの展開で3年間の限定販売の予定であったが想定以上の売り上げを記録したため継続販売となった。1993年にはデイトナ・コブラの再来と呼ばれるクーペボディのGTSが追加された。 -フロントに搭載されるオールアルミ製7990ccの水冷V型10気筒OHVエンジンは元を辿れば[[ダッジ・ラム>ダッジ ラム 1500 LARAMIE Hemi Quad Cab '04]]に搭載されていた物を当時親会社クライスラー傘下だったランボルギーニのエンジニアの手を借りてスポーツカー仕様とした。 基本構造はオープンモデルのRT/10と同じだが、約20%の排圧低減により最高出力はRT/10比+50PSの450PSに、最大トルクは69.2kgmにと若干アップしている。 -他のメカニズムも変更はなく、サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーンを採用。 アルミ鍛造のAアームやステアリングナックル、リアハブキャリアなどもスチールからアルミへ変更されており、バネ下重量が軽減されている。 -ブレーキはフロント/リアともにブレンボ社製のキャリパーを持つベンチレーテッド・ディスクを採用。ホイールはセンターロック式でフロントが10J×17、リアが10J×17。 タイヤはフロントが275/40ZR1、リアが335/35ZR17でミシュラン社製のMXX3が標準装備される。 -このGTSは、1996年モデルのRT/10同様、シャシーが強化されており、鋼管チューブラーフレームは14%軽量化されるとともに、剛性は25%アップしている。 エクステリアは、RT/10から若干変更されている。ノーズはエアダムが張り出しており、エアスクープを追加。 かつてのイタリアのカロッツェリアが採用したダブルバブルルーフ、ダックテールをはじめとするリアエンドの処理など、かなり印象が異なる。 フロントノーズからリアエンドまで走る大胆なホワイトのストライプは、キャロル・シェルビーも承認。リアのコンパートメントは意外と広く、リアのガラスハッチを開閉すれば使用できる。 -インテリアは、RT/10同様にシンプルで、革巻きのステアリングホイールの奥には、大径のタコメーターとスピードメーター、ダッシュボード上部には4連のメーターがレイアウトされる。 シートは、本皮製のリクライニングバケットタイプでRT/10と同じ形状を持ち、3点式のハーネスを装備。 -2002年12月を持って販売終了となり、バイパーは[[2代目>ダッジ バイパー SRT10 '03]]へとモデルチエンジとなった。 --日本への導入は初代のみが親会社のクライスラーブランドで導入されていた。 #hr -1997年にカーボンボディで最高出力700PSを誇るレーシング仕様の[[GTS-R>ダッジ バイパー GTS-R Team Oreca レースカー #51 '00]]が登場。エンジンベイまわりやフロア部が補強され、クロムモリブデン・チューブの強固なロールケージが組み込まれており、フレーム単体重量はノーマルの45.3kgから78kgに増加しているが、ボディ剛性は2倍にアップしている。 -1998年から2000年までGTSカテゴリーで3連覇、2001年はFIA-GT選手権でチャンピオンに輝くなど、数々のレースおいて優秀な成績を収めた。 -本国アメリカではチューニングベースにされることも多く、中には排気量そのままにツインターボチューンを施し最大馬力実に800PS超という怪物も存在している。 ---- -カラーバリエーション:Viper Red/White Stripes,Viper Red,Graphite Metallic/White Stripes,Graphite Grey,Viper Race Yellow/Black Stripes,Viper Race Yellow |