-総排気量:---cc -最高出力:---ps(131ps)/---rpm(6000rpm) -最大トルク:---kgfm(17kgfm)/---rpm(3000rpm) -駆動形式:FF -全長:3830mm -全幅:1675mm -全高:1525mm -車両重量:---kg(990kg) -重量バランス:64対36 -価格:Cr.4,879,700(走行距離4812km) -Lv:1 -PP:369(376) -備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの -備考:ダウンフォースの調整はリアのみ可能 -備考:トランスミッションは5速 -備考:ホイール交換可 ---- #ref(フィット レースカーーF.jpg,nolink) #ref(フィット レースカーーR.jpg,nolink) -スプーンが[[ホンダ・フィット>ホンダ フィット W '01]]を、N1規定に則りスーパー耐久仕様として作り上げたレースカー。 -ただ、当時のスーパー耐久にはフィットなどのコンパクトカーが参加できるカテゴリーは存在せず、もしフィットが参戦したらという想定の下で作成された車である。 -フィットはコンパクトなファミリーカーだが、搭載エンジンが可変バルブタイミング機構を採用していることもあり、チューニング次第では活発な走りを楽しむことができる。そこでホンダ車のチューニングを得意とするスプーンが作り上げた耐久レース仕様車がスープン フィットだ。 -スプーン フィットのチューニングはN1規定にのっとる形で行われている。エンジンは4つのピストンをはじめとする各部のサイズや重量を合わせ、燃焼室の容積、シリンダーとピストンリングのクリアランス、インジェクターの吐出量など、あらゆる部分の数値をそろえ、最大限のパフォーマンスを発揮するように組み上げられた。吸排気系も細かく煮詰められており、瞬間的な速さばかりでなく、耐久レースに不可欠な信頼性も十分に考慮されている。 -ボディに関しては規定に合致するロールゲージを装着、さらにフロア部分のねじれ構成を重要視して、ボディパネルを接着するなどの補強を実施。軽量化も徹底している。シートやサイレンサーを軽量なものに換装するのはもちろん、純正の太いハーネス類も交換され、半分ほどの重量になっている。ミッションは信頼性ある5速マニュアルに換装済み。リアハッチにはクイックチャージの給油口が設けられている。 -24時間レースも走り切れるタフなマシンに仕上がったこのフィットは、多くの耐久レースイベントで大活躍した。ブルーとイエローに塗り分けられたボディが鮮烈な印象を残すマシンである。 ---- |