-総排気量:2959cc -最高出力:220ps(230ps)/6300rpm(6000rpm) -最大トルク:27.00kgfm(28kgfm)/5000rpm(5000rpm) -駆動形式:FF -全長:4285mm -全幅:1780mm -全高:1318mm -車両重量:1415kg -重量バランス:63対37 -価格:Cr.4,784,600(走行距離4950km) -Lv:1 -PP:401(407) -備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの -備考:トランスミッションは6速 ---- #ref(0018.jpg,nolink) #ref(0017.jpg,nolink) //-解説 -1996年、アルファロメオは1987年に生産終了したアルフェッタの後継としてGTVを誕生させた。 フィアット ティーポと同じティーポ2 プラットフォームを用いたため、FRのアルフェッタとは違いFFとなったが、アルファロメオの伝統の名前である「GTV(Gran Tourismo Veloce)」を冠していることからもわかるようにただのFF車ではない。 -発売当初は2リッター直4と2リッターV6ターボの2グレード構成だったが、1997年にマイナーチェンジを受け直4は変わらないがV6エンジンが3リッターのV6NAとなった。 2003年にはデザインが変更され3.2リッターV6エンジンのみとなった。 本車は2001年式の3.0リッターV6エンジングレード。 -本車に搭載されているのは少々古い3.0リッターV6エンジン。オリジナルは2.5リッターだが排気量を拡大し3.0リッターとなった。 93.0×72.6mmのボア×ストロークから220ps/6300rpmの最高出力と27.5kgm/5000rpmの最大トルクを発生する。当時としても珍しい高回転ユニットだが低回転域のトルクも厚く実用性も考えられている。 古いエンジンではあるが、アクセルペダルを踏み込めば豪快かつ精微に吹け上がり少し重めのボディを軽々と引っ張っていく。その感覚はバリトンという声域に例えられ、アルファロメオGTVの名に恥じないフィーリングである。 -サスペンションはフロント:マクファーソンストラット、リア:マルチリンク。 イタリア車としては高めのボディ剛性と、引き締められた足回りは走行性能と乗り心地を高い次元で両立させている。 ハンドリングも重いV6エンジンを積んでいるとは感じさせないほど秀逸である。 -デザインはピニンファリーナのエンリコ・フミア。 フロントの丸目4灯とサイドに刻まれたウェッジシェイプのラインが特徴。 ウェッジシェイプのラインは高速走行時に風切り音が発生するようになっており、ドライブフィールを高めるのに役立っている。 -2006年に後継車の[[ブレラ>アルファロメオ ブレラ スカイウインドー 3.2 JTS Q4 '06]]にバトンタッチし生産終了した。 後継のブレラにGTVが設定されなかったため、復活した伝統の名前も消滅することとなってしまった。 ---- -カラーバリエーション: Rosso Alfa,Rosso Proteo,Verde Coventry,Blu Vela Metallizzato, Nero Donatello,Grigio Meteora Metallizzato,Grigio Chiaro Metallizzato,Azzurro Nuvola Iridescente |