-総排気量:5499cc -最高出力:659ps/---rpm -最大トルク:112.20kgfm/---rpm -駆動形式:MR -全長:4650mm -全幅:2000mm -全高:1030mm -車両重量:925kg(925kg) -重量バランス:49対51 -価格:Cr.475,000,000 -Lv:23 -PP:673 -プレゼントカー入手:[[A-Lv.40 ニュルブルクリンク24時間耐久>Aスペック Endurance Series#q47e1798]]をクリア -備考:トランスミッションは5速((Ver.1.05以前は6速)) ---- #ref(R10.jpg,nolink) #ref(R10R.jpg,nolink) -2005年、R8に対する様々な性能調整によりペスカローロなどに牙城を崩されつつあったアウディが起死回生のために生み出した車両。 -特徴は、環境への配慮(といってもル・マンでは使用していた燃料が原因で排気ガスは非常に汚かったらしいが)と非常に太いトルクを確保するために、ディーゼルエンジンを採用したことだった。 -高い信頼性を武器にしていたアウディであったが、出場初年度はディーゼル初年度ということもあり本命視されていた#7がトラブル多発で脱落していく中かろうじて収録車の#8が優勝、#7も3位を手中に収めた。翌2007年は完走1台になりながらも優勝を獲得した((1位アウディR10 TDI#1、2位プジョー908 HDi FAP#8、3位ペスカローロ01#16))。 -しかし、オープンプロトタイプであるため空気抵抗が大きく、2007年度に同じようにディーゼルエンジンを搭載した、クローズドプロトタイプでありスピードに勝る[[プジョー 908 HDi FAP>プジョー 908 HDi FAP - Team Peugeot Total '10]]の参戦により苦戦を強いられることになる。 -最後の参戦となった2008年、何とか優勝は勝ち得たものの、2位・3位はプジョーのものとなり((アウディ陣営は1-4-6位獲得。なおプジョーは2-3-5位獲得。))、新車両開発のきっかけとなった。 -2008年LMS、ALMSを共に制覇(両シリーズで最終戦優勝)。翌年に後継のR15 TDIにバトンタッチした。 ル・マン24時間レースでは参戦3年間で3連覇(R8も2000年、[[01年>アウディ R8 レースカー '01]]、02年と3連覇を達成している)と輝かしい戦績を残した。 --ワークスがR15 TDIに変更した後、R10 TDIはコリン・コレス氏率いるプライベーターに譲渡されたが[[プジョー>プジョー 908 HDi FAP - Team Peugeot Total '10]]参戦で性能競争が激化されたル・マンでは残念ながら目立った戦績は残していない(2009年は7位、9位。2010年は2台共にリタイアに終わっている)。 ---- |