-総排気量:4200cc
-最高出力:304ps/---rpm
-最大トルク:---kgfm/---rpm
-駆動形式:MR
-全長:4630mm
-全幅:1910mm
-全高:1349mm
-車両重量:---kg
-価格:Cr.30,000,000
-Lv:6
-PP:459
-備考:エアロパーツ装着不可
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#ref(4200R前.jpg,nolink)
#ref(4200R後ろ.jpg,nolink)

-4200Rは第28回東京モーターショー出品車(1989年)に出展されたコンセプトカーである。
デザインを手がけたのは、後にビークロスのコンセプトモデル(1993年)などを手がけることとなる中村史郎(現:日産自動車株式会社常務執行役員)である。
-その車名は見てのとおりエンジンの排気量4200ccに由来し、いすゞのフラッグシップであることを主張するRの文字が付加されている。
流麗なデザインの車体にV8 4.2リッターエンジン、ロータスとの共同開発による操縦安定性と乗り心地を両立したアクティブサスペンションを搭載し、MRでありながら2by2(大人2人と子供2人)とし、最低限の実用性も確保した。
-ところが、当時のいすゞ自動車はSUVメーカーに舵を切りつつあり、1993年には乗用車の自社生産から撤退を発表。
この波乱を受けて4200Rは役割を失い、製作された4200Rは解体されることとなってしまった。
-それから20年。
アメリカ・カリフォルニアで行われたヒストリックカーイベント、ペブルビーチ・コンクール・ド・エレガンスの審査員席で中村史郎(以下中村)と山内一典(以下山内)が出会うこととなった。
自身が幕張で、本物の4200Rを目撃していた山内は、中村から当時のエピソードを聞くや否や、「グランツーリスモ」を通じて、4200Rをもう一度蘇らせることを提案する。
1年以上に及ぶ制作期間の末に完成したGT5収録モデルの4200Rは中村本人の手による監修が微細に渡り行われているということである。

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