Top > 日産 フェアレディ 240ZG (HS30) '71
  • 総排気量:2393cc
  • 最高出力:150ps(157ps)/5600rpm(5500rpm)
  • 最大トルク:21.00kgfm(21kgfm)/4800rpm(5000rpm)
  • 駆動形式:FR
  • 全長:4305mm
  • 全幅:1690mm
  • 全高:1285mm
  • 車両重量:1010kg
  • 重量バランス:60対40
  • 価格:Cr.4,770,000(走行距離26544km)
  • Lv:0
  • PP:371(384)
  • 備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
  • 備考:トランスミッションは5速

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  • ダットサン フェアレディの後継機として1969年11月誕生したのが初代フェアレディZである。
  • このようなマシンを求めていたのはアメリカだった。そもそもアメリカからの発案に日本国内のメーカーが反応するなどということは稀であったが、日産は重い腰を上げて開発に着手。
    先代はインパクトが不十分だということで、アメリカの「オープンカーよりもラグジュアリなGTを」というニーズに応えるべくZの開発がされていったのだった。開発を指示した当時の米国日産社長の片山豊は「ジャガーEタイプ」のような車を造ってくれ」と要望を出し、スタイリングも長いノーズ等、Eタイプに準じたものとなった。
  • あまりコストはかけられないため、重いL型水冷直列6気筒エンジンを搭載。最高時速は約180km/h。性能は比較的よいものだったが、当時からハイスペックだったヨーロッパ製GTを超えるような能力は得られなかった。
  • しかし、「コストをかけすぎない」というのが効を奏した。ヨーロッパ製GT並みのスペック&魅力あるスタイルにもかかわらず、他のGTカーに比べて非常に廉価(最低84万円(当時レート)で買えた。)だったため、
    兼ねてからの要望元であるアメリカ市場を中心に大ヒット、「ダッツン・ズィー」の愛称で親しまれた。高度経済成長期真っただ中の日本でも8万台を販売。
    1978年のモデルチェンジまでの9年間に世界総販売台数55万台という、当時のスポーツカーとしては空前の記録を樹立した。
    まさに時代の先端を駆けぬけたフェアレディZは世界に日産の名を知らしめた、伝説のクルマとなった。
  • GT5収録の本車は240Zの中でも最上級グレードの240ZGというモデル。240Zは元々輸出専用で、2.4LのL型エンジンを搭載。240Zの海外での人気を耳にした日本のファンからの要望で1971年から日本でも販売された。
    「グランドノーズ」(通称Gノーズ)と呼ばれるFRP製のフロントバンパー一体型のエアロパーツとオーバーフェンダーが装着された。最高時速も当時の日本車トップとなる210km/hに達した。
    当時の価格は150万円と高かったが、それでも高い人気を誇った。
  • レース活動では、特にラリー系のレースを中心に参戦している。1971年にはサファリラリーでは1-2フィニッシュを達成した上、総合、クラス、チーム優勝の3冠を獲得する活躍を魅せた。1973年には、その年からスタートしたシリーズ「WRC」にも参戦している。
  • フェアレディZは現在でも北米で人気が高い車種となっている。
  • ドラマ「西部警察」に登場している。中でもジャンプしてクラッシュするという名シーンを演じている。

  • カラーバリエーション:Grand Prix Maroon,Grand Prix Red,Grand Prix White



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Last-modified: 2017-12-17 (日) 10:34:17 (2320d)