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Top > マツダ コスモスポーツ (L10A) '67
- 総排気量:491x2cc
- 最高出力:110ps(116ps)/7000rpm(7000rpm)
- 最大トルク:13.30kgfm(13kgfm)/3500rpm(3500rpm)
- 駆動形式:FR
- 全長:4140mm
- 全幅:1595mm
- 全高:1165mm
- 車両重量:940kg
- 重量バランス:50対50
- 価格:Cr.7,333,000(走行距離1811km)
- Lv:0
- PP:342(348)
- 備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
- 備考:トランスミッションは4速
- 今ではロータリーエンジンでお馴染みのマツダが1967年に世界で初めて実用的量産ロータリーエンジン開発する。それを搭載したのがコスモスポーツだ。
マツダのロータリーエンジン搭載車の歴史の原点である。
- このクルマの市販までに、連続耐久テスト10万kmを含む総距離300万kmにも達する走行テストが行われ、万全の体制で市販された。
- 新車販売価格は148万円。これは、当時販売されていた日産のフェアレディ2000の88万円、スカイライン2000GT-Bの94万円を考慮するとかなり高額だった。
- デザインにあたってはマツダらしいイメージを意識するも革新的なロータリーエンジンにふさわしい、大胆かつ斬新なスタイルが望まれた。ロータリーエンジンは極力低く、後方に配されたため、全高は1165mmと低く、
「軽量コンパクトなロータリーエンジンでなければ成しえないデザインを」
というデザイナーの小林平治氏の意図はその低さに結実し、コスモスポーツの未来的なイメージをさらに強調した。
- 総排気量491cc×2、最高出力110PS、最高速度185km/h、0-400m加速16.3秒というスペックは当時としては驚異的で、国際レースでも大活躍。
また、レシプロエンジンにない抜群の加速性能をそなえたコスモスポーツは、当時夢のスポーツカーとも言われた。
- コスモスポーツにはこの前期型(L10A)と1968年7月にマイナーチェンジされた後期型(L10B)がある。後期型は性能が向上し、最高時速は200km/hにも達した。
- コスモスポーツは、前期型(L10A型)が1967年に343台販売、1972年までに後期型(L10B型)の最終販売車までの累計で1176台が販売された。
- カラーバリエーション:Chamonix White
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