Top > トヨタ セリカ 1600GT (TA22) '70
  • 総排気量:1588cc
  • 最高出力:115ps(121ps)/6400rpm(6500rpm)
  • 最大トルク:14.50kgfm(15kgfm)/5200rpm(5000rpm)
  • 駆動形式:FR
  • 全長:4165mm
  • 全幅:1600mm
  • 全高:1310mm
  • 車両重量:940kg
  • 重量バランス:60対40
  • 価格:Cr.2,348,800(走行距離3449km)
  • Lv:0
  • PP:348(354)
  • 備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
  • 備考:ボディペイントを施すと両サイドのラインが見えにくくなる(同じ色で再塗装してもラインは見えにくいままなので注意)

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  • 1970年に登場した初代A20型セリカ。第16回東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「EX-1」をベースとしている。キャッチコピーは「未来からやってきたセリカ」
  • 発売当初に設定されたボディタイプは2ドアハードトップクーペのみで後に2ドアリフトバックが追加された。
  • 販売にはフルチョイスシステムを採用。エンジン、変速機、内装を自由に選ぶことができた。しかしGT5収録の最上位モデルであるTA22型セリカ1600GTはフルチョイスシステムの対象外である。
  • GT5収録の最上位グレード1600GTは1.6L直列4気筒DOHC 2T-G型エンジンを搭載した高性能モデルである。
    2T-G型エンジンはOHVである2T型にヤマハ製のDOHCヘッドを組み付けたものである。当時のトヨタにあったスポーツ系DOHCエンジンはヤマハと共同開発した3M型やトヨタ独自の9R型、10R型(後に8R-G型)などがあったが、いずれも少数生産で量産体制が整っていなかった。
    そこで従来の生産ラインをそのまま使えるようにDOHCのヘッド製造だけをヤマハに依頼し、2T型の生産ラインで組み付ける方式を採用した。実用エンジンをベースとすることで高性能と耐久性、量産性を両立しDOHCエンジンの普及を進ませることが出来た。
    だがこのころのDOHCエンジンは2バルブであり、4バルブDOHCの普及にはレーザーエンジンとハイメカツインカムの普及まで待たなければいけない。
  • 1973年にはセリカリフトバックが追加。5連バナナテールランプとキックルーバーを装備し若者から絶大な支持を受け、スペシャリティカーとしての地位を不動のものとした。

  • WRCグループ2にも135psまで出力を高めたTA22型で参戦した。1976年からはRA20型セリカをベースとした車両に変更し1978年まで使用された。
  • RA20型をベースとした「セリカ LBターボ DRM(ドイツレーシングカー選手権)仕様」もあり、Gr.5(通称シルエットフォーミュラ)で行われるディビジョン1に出場した。のちにトムスが輸入し国内レースで使用している。
  • このセリカに搭載された2T-G型エンジンはヨーロッパのノバモーター社によってF3エンジンのベースとなり、ヨーロッパ各国の選手権で活躍しF3エンジンのスタンダードとなった。

  • 余談だがこの60年代中期〜70年代初期頃からトヨタ vs 日産のTN戦争が始まったとされ、マークII連合 vs セフィーロ・レパード・スカイラインの「六つ巴戦争」やスーパーホワイト vs クリスタルホワイト、GRエンジン vs VQエンジンの「V6戦争」などの競争につながっていく。

  • カラーバリエーション:Orion Turquoise Metallic,Blue Planetary Metallic,Green Altia Metallic,Yellow Polyma,Scarlett Prominence,White Spica



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Last-modified: 2017-05-16 (火) 17:28:09 (2530d)