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Top > ダッジ バイパー GTS-R Team Oreca レースカー #51 '00
- 総排気量:7986cc
- 最高出力:---ps(626ps)/rpm(6500rpm)
- 最大トルク:---kgfm(75kgfm)/pm(3500rpm)
- 駆動形式:FR
- 全長:4548mm
- 全幅:1933mm
- 全高:1142mm
- 車両重量:1150kg
- 重量バランス:47対53
- 価格:Cr.199,615,000(走行距離385km)
- Lv:21
- PP:630(638)
- 備考:()内の数値はリフレッシュ・OHした際のもの
- 備考:トランスミッションは6速
- 当初オープントップのみの展開だったバイパーにクローズドの設定が追加されるとほぼ同時に発表されたサーキット仕様のバイパーがGTS-Rである。
- ちなみにバイパーはGTS-R登場以前もオープントップのRT/10(収録はGT2まで)をベースにGT1クラスで戦っていたが、当時の印象としては"大きく鈍重なGT"であり、またプライベーター主体だったこともあり目立った戦績は残せていない。*1
- 参戦当初はLM-GT1カテゴリで参戦していたバイパーGTS-Rだったが、マクラーレンF1などに圧される形で目立つ戦果は残せていなかった*2。1997年以降GTS-RはLM-GT2クラスへと転向するも当初は熟成され尽くされていた911GT2の後塵を拝していたが、フランスのレースコンストラクターである"チーム・オレカ"によって熟成が重ねられた結果圧倒的パフォーマンスを発揮するようになる。
すでに限界に近いパフォーマンスだった911GT2を凌駕したGTS-RはGT2クラス敵無しの状況となり、ついに1999年にはGTSクラスが創設されるまでになるが、コルベットが参戦してくるまでの間オレカ・バイパーは長らく市販車クラス最強の座にあり続けた(下記参照)。
- この#51号車は2000年ルマン24時間GTSクラス仕様車であり、本戦では333Lapを走りきって見事総合7位、GTSクラス優勝を飾っている。
僚友#53も総合9位に入りクラス1-2フィニッシュを遂げている。
- ちなみにALMSでクラス優勝を飾った#91とは広告のステッカーに違いがみられるが、同じドライバー陣営(K.ベンドリンガー/O.ベレッタ/D.デュパイ組)なので"ナンバー違いの同じ車"なのかもしれない(シャシーNO.までは確認出来ず)。
- バイパーGTS-Rは世界各地のレースカテゴリーで結果を残している。
- 主戦場に定めたALMSでは1999、2000年とチームチャンピオンを獲得。
- ル・マン24時間では1998年(LM-GT2)1999、2000年(LM-GTS)と3連覇を達成している。
- ニュルブルクリンク24時間ではかつてF1にも参戦していたザクスピード(Zakspeed)の手により1999、2001、2002年と3度総合優勝に輝いている。
- FIA-GT選手権では1997、1998(GT2)、1999、2001、2002年とタイトルを手中に収めている。
- JGTC・GT500クラスにも1997年から2000年の途中までチーム・タイサンの手で参戦していたバイパーGTS-Rであったが、JGTCのレギュレーションが大排気量エンジンに厳しかったこともあり、GT500での勝利は得られなかった。
GT300クラス転向後の2003年に待望の初勝利を挙げたものの、残念ながらその年限りでバイパーは撤退してしまった。
- 1999年にはチーム・オレカのサポートも受けている(GT2で収録)。
- この#51のバイパーGTS-Rはグランツーリスモ3、4の日本版と欧州版で収録されていたナンバーである。
北米版では#91が収録されていた。
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