分類性能
メーカー/国籍ブガッティ/フランス総排気量7993cc全長4,462mm
カテゴリー1N1000最高出力1000PS/6,000rpm全幅1,998mm
カテゴリー2ノーマルカー/スーパーカー最大トルク127.5kgfm/2,500rpm全高1,206mm
内装あり駆動形式4WD車両重量1,888kg
年式2013吸気形式TBTM7速
入手方法セッティング他
ディーラーCr.200,000,000制限ダート走行不可
その他---特記デフォルトでダウンフォースが存在(0:100固定)
アクティブエアロシステム搭載
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Veyron13.jpg
  • ↓アクティブエアロシステム:走行状況に合わせ3段階に稼働する
Veyron13_2.jpg

  • 地上最強と謳われた市販車トップクラスのスーパーカー。
  • 車名の由来にもなったパワートレインは、普通の車なら十分すぎる4.0L狭角V8を片バンクとして用いる、8.0LのW型16気筒エンジンをターボ4基で過給する凄まじいもので、最大1001PSを発揮する。車名の16.4はこの16シリンダー4ターボの意味。
    そのパワーで1.8トンもの巨体をものともせずに加速させ、0-100km/hは僅か2.5秒、最高時速407km/hを叩き出す。
    組み合わせられるトランスミッションは7速DCTのみであり、日本であればAT限定免許で運転が可能である。
    16気筒分のマニホールド、4基のターボと熱源があまりにも多いため、開発者はエンジン本体よりも周辺の冷却に頭を悩まされたとか。
  • 実車で最高速を出す場合、事前に全てのタイヤとホイールを新品に交換しなければならない。
    その後ブレーキペダルを踏んだ状態で、通常のエンジンキーに加えて専用のキーを運転席横のサイドシルに差し込む。
    これによりトップスピードモードとなり、最高速度を出せるようになる。また、400km/h以上を出すには最低11.5kmの直線が必要とされる。
    400km/hで走行を続けると100Lもあるはずの燃料タンクは12分で枯渇し、その際の最大走行距離は僅か80kmとのことである。
  • しかし、入手や維持の難しさも市販車トップクラスである。
    ベースグレードでも予約金含めて2.3億が掛かり、更に購入後も年間2000~3000万もの維持費を要する。常人には考える余地すら与えない。
    上記のトップスピードモードにするための儀式の一部である、タイヤホイールフルセット交換の費用は2500万円と言われている。
  • 実際にこの車を購入しようと思ったら、まず代理店審査を受けて職業や収入、購入目的などを申告しなければならない。ブガッティ本社にもその情報が送られて、しっかり維持・管理できると判断されたら先に約5000万円の予約金の支払いを済ませる。そうすると本社からフランス行きの航空券が招待状と共に届くので、ブガッティ本社を訪れてヴェイロンに試乗し、オーダーメイドの注文を済ませたら残りのお金を支払ってようやく納車待ちとなる。
    さすがは超高級スーパーカーといったところである。
    • ちなみに後継車のブガッティ・シロンの場合は仕様を決定するシミュレータが日本代理店にあるため、わざわざフランスに足を運ぶ必要はなくなっている。
  • カタログスペックだけを見ると最大出力1001PSに魅力を覚えるが、前述の通り本車は極めて鈍重なクルマである。
    その上フルタイムAWD故にアンダーステアが酷く、サーキット走行には全くもって向かない。
  • 2011年8月、仏ブガッティは、300台の限定生産であるヴェイロン16.4の完売を発表した。
    オープンモデルである「Grand Sport」は継続販売されていたが、2015年3月に最終モデルが完売され絶版となった。

+  余談

+  派生モデルの解説



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